花嫁にとって一番楽しみなドレス選び。そして、ドレスと同じくらい理想のスタイルづくりのカギを握るのがブーケです。
でもSNSで流れてくる膨大なブーケ写真を前に、ブーケ迷子になっている花嫁さんも少なくないのでは?
今回はそんなプレ花嫁さんに、ドレスのライン別で似合うブーケをご紹介。
中でも本記事ではAラインのウエディングドレスに似合うブーケを特集!
なりたいイメージ別でドレスとブーケのコーディネート例を一緒に見ていきましょう。
(文:まゆ)
目次
1.質感を揃えるのがコツ!Aラインのウエディングドレスに似合うブーケの選び方
Aラインとは、その名の通りアルファベットの”A”のようなシルエットを指します。裾に向かってゆるやかに広がるシルエットが、エレガントで洗練されたスタイルを目指す花嫁さんから人気のドレスです。
ドレスの主張が控えめなので、「ブーケにこだわりたい」「ブーケを目立たせたい」という人にはうってつけのドレスラインです。
しかもウエディングドレスの中でも王道であるAラインは、どんな形のブーケともマッチするという嬉しいポイントが。
”似合わせ”のポイントは以下の2つです。
ドレスとブーケの似合わせポイント①ドレスの質感と花材の質感を合わせる
例えばシルクやサテンなどの重厚感あるドレスに、ふわふわの小花やドライフラワーのブーケだと、質感がかけ離れ過ぎてバランスが取れないことも。
逆に、チュールなどの軽い質感のドレスに、大ぶりで花びらの分厚いユリのブーケ…などもしかり。
ドレスの質感に、花材の質感を合わせるのが似合わせのコツです。
ドレスとブーケの似合わせポイント②ドレスのテイストとブーケのテイストを合わせる
「モード」「ナチュラル」「エレガント」…素材やデザイン次第で、どんなテイストにも染まるのがAラインのウエディングドレスの特徴。
だからこそAラインのドレスを選んだ場合はドレスのテイストに注目し、ブーケのテイストもそれに合わせるのがコーディネート成功の秘訣です。
それでは、ここからはこの方法を元にコーディネートの例を見ていきましょう!
2.【シンプルで上品な洗練コーデ】
例えば、シンプルで上品な洗練コーデを目指す花嫁さんにオススメのドレス例がこちら。シンプルを極めつつ、しっかりとしたリッチな素材感やシルエットの美しさ、ポイントで入れたデザインが存在感を放つAラインドレスです。
こんなドレスに合わせるブーケは、次のようなポイントを押さえるとシンプルかつ洗練されたコーディネートに!
●ドレス素材と同じく、花弁にハリのある大ぶり花材をチョイス
●花材の種類・色を絞ることで洗練された印象を演出
ではここからは、そんなブーケの例を見ていきましょう。
2-1.シンプルなAラインドレス×エレガントな純白ブーケ
出典:tinotino
洗練された雰囲気を演出するには、あえていろいろな花を入れるのを避けて、花材の種類を絞るのがポイント。そうすることで、すっきりしていて上品な印象を纏ったブーケが仕上がります。
例えばこのドレスにオススメなのが、クラシカルなキャスケードブーケ。しっかりハリのあるドレスには、花材もしっかりしたものを合わせると双方が際立つコーディネートになります。
キャスケードブーケ/60,500円(税込)
3.【自然体で可愛いナチュラルコーデ】
出典:innocently
”森の中での結婚式”なんてワードを聞くと思わずときめいてしまう…そんなナチュラル好きな花嫁さんにオススメのAラインドレス例がこちら。
ボートネックやビショップスリーブ、チュール素材の落ち感など、ナチュラルな要素がたっぷりのAラインドレスです。
こんなドレスには、次のようなブーケを合わせると自然体で可愛いナチュラルコーデに!
●チュールの素材感に合わせて、ふんわり感のある花材をチョイス
●ドレスのテイストに合わせて、ナチュラル感たっぷりのデザインをチョイス
では、ブーケ例を見てみましょう。
3-1.ナチュラルなAラインドレス×ふわふわシャンペトルブーケ
例えば、ドレスのチュールのふわふわ感とリンクする、ふわふわとしたシルエットのシャンペトルブーケ。野の花を摘んでそのまま束ねたようなシャンペトルブーケは、ナチュラルなドレスにオススメのブーケスタイルです。
白とグリーンに色味を絞ることで、よりエフォートレスでナチュラルな印象に。
シャンペトルブーケ/33,000円(税込)
4.【スタイリッシュな大人コーデ】
「他にはないような、モード感あるドレスが着たい!」「大人のクールさを演出したい」。そんなスタイリッシュな大人コーデを目指す花嫁さんにオススメのドレス例がこちら。
高級感たっぷりのミカドシルクが大人な印象を与えてくれる、コンパクトなAラインドレスです。素材感はシンプルを貫きつつ、全体のシルエットで個性を発揮することで大人のスタイリッシュを演出してくれます。
こんなドレスには、次のようなブーケ合わせでスタイリッシュな大人コーデが完成!
●重厚感あるドレスの素材に負けない厚み・大きさのある花材
●モードなテイストのブーケ
それでは、実例を見ていきましょう。
4-1.スタイリッシュなAラインドレス×ワイルドモードなブーケ
ワイルドで重厚感あるブーケを求める花嫁さんにオススメなのがこちら。大ぶりの花を中心に、存在感バツグンのトレンド花材を散りばめたアートフラワーのブーケです。
赤を効かせたカラー、シルエットともにドレスに負けないインパクトがあり、モードでスタイリッシュな花嫁が完成!
ワイルドブーケ/27,500円(税込)
5.まとめ|ブーケ迷子ならフローリストから探して持ち込みが吉◎
今回は、Aラインのウエディングドレスに合うブーケのコーディネート例をご紹介しました。
Aラインのウエディングドレスは、プリンセスラインやボディコンシャスなドレスと違い、ブーケ次第でどんなテイストの花嫁にもなれる万能ドレス。そんな理由から、ブーケ選びが楽しいドレスであると同時に、ブーケ迷子になりやすいドレスでもあります。
迷った時は「どんなテイストの花嫁になりたいか」に立ち戻り、そのテイストを得意とするフローリストを探すのが一番!
最近はSNSでブーケ作品を紹介するショップも多く、好きなテイストのブーケを作ってくれそうなフローリストも見つけやすくなっています。
出典:mini et maxi
ただ、装花は多くの式場が「持ち込みNG」としているアイテムの一つ。心から納得できるコーディネートを完成させたいなら、持ち込みが自由の式場を探すのがオススメです。
その点、トキハナは「持ち込み自由」な結婚式場の掲載数No.1*。
さらに、トキハナセレクトでドレスもブーケもオールジャンルの多様なアイテムを多数紹介しているので、イチからアイテムを探す手間もありません。
元ウエディングプランナーがプロ目線で見て「素敵」「これなら自信を持ってオススメできる!」と判断したアイテムばかりなので、必ずお気に入りが見つかるはず。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
*2020年11月現在・トキハナ調べ