目次
1. 招待された時点で親が確認すべきこと
1-1.まずは子連れの参列がOKか確認を
一般的に親族以外の結婚式では、子連れでの参列は控えた方が良いとされています。しかし最近はカジュアルな雰囲気の式も多く、友人関係でも子連れOKな場合があります。
招待状に子どもの名前があれば参列しても良いことになりますが、そうでない場合は事前に子どもを連れて参列しても良いかを必ず確認しましょう。
基本的に結婚式は、料理が必要ない年齢の子どもにも席が用意されています。
確認せずに連れて行ってしまうと新郎新婦はもちろん、式場にも大変な迷惑が掛かってしまいます。マナー違反ですので、絶対に止めましょう。
1-2. アレルギーがある場合は事前に必ず伝える
子どもにアレルギーがある場合は招待された時点で新郎新婦に伝えましょう。最近では招待状にアレルギーの有無を書く箇所が設けられていることもあります。
会場によってはアレルギー対策のされた食事を用意してくれたり、離乳食の持ち込みが許可されたりすることもあるようです。いずれにせよ、事前に相談しておくことが必要ですので忘れないようにしましょう。
1-3. 長時間の式が心配なら席順の相談を
いつもと違う環境で長い間大人しくするのは小さな子どもにとって難しいことです。
子どもがグズってしまわないか心配な場合は何かあった時にすぐ外に出られるよう、席を出入り口付近にしてもらえるか新郎新婦に一度相談してみましょう。
ただし、状況によっては難しい場合もあります。必ずしもゲストの要望に応えられないことは予め理解しておきましょう。
2. 子連れで参列する時のご祝儀マナー
2-1. 金額のポイントは料理の有無
子連れで参列する場合のご祝儀は、子どもの分の料理を用意してもらうかがポイントです。主なご祝儀の例は以下のとおりです。
✔ 大人と同じ料理を用意してもらう場合
→「大人の分のご祝儀+10,000円」
✔ 2歳~小学校低学年で料理を用意してもらう場合
→「大人の分のご祝儀+5000円」
✔ 料理が必要ない乳児
→「大人の分のご祝儀+3000~5000円のご祝儀、もしくは同価格のギフト」
子どもの料理が必要ない場合はご祝儀は基本的に必要ありませんが、披露宴で配慮いただくことも多くあるため、お礼の気持ちとして渡しておくと良いでしょう。
3. 子連れで参列する時の持ち物
3-1. 子連れに必須!持ち物チェックリスト
子どもにとって結婚式はいつもと違う環境に長時間いることになるため、当日ハプニングが起こる可能性も十分考えられます。万一に備えて持ち物は事前にチェックして揃えておきましょう。
★オムツ、おしり拭き
オムツは念のため、枚数を多めに持っていきましょう。
★使用済みオムツを入れるゴミ袋
匂い漏れはご法度。スーパーの袋などで代用せず、匂い対策のされたオムツ専用のゴミ袋がおすすめです。
★哺乳瓶と粉もしくは液体ミルク
粉の場合、計る必要のないキューブタイプが便利です。
★飲み物(ミルクがいらない場合)
会場内は乾燥していることもあるため、待ち時間の水分補給として用意しましょう。
★着替え一式、スタイ
慣れない環境でお漏らししてしまったり、料理をこぼしてしまうこともあります。着替えは必ず持って行きましょう。
★お食事エプロン
★タオル、ハンカチ
・口拭き用のウェットティッシュ
よだれが気になる時期やまだ食事が上手にできない時は持っていく方が安心です。
・使い慣れたスプーンやフォーク
多くの会場では子供用のカトラリーが用意されていますが、使いにくいこともあるので用意しておくと安心です。
・一口で食べられるおやつ
おせんべいなど食べる時に音が出たり、ボロボロこぼれてしまうものは避け、一口サイズのおやつが良いでしょう。また袋を開ける時の音は意外と響いてしまうので、予めおやつ用の容器などに入れておくとベターです。
・お気に入りのおもちゃや絵本
音の鳴るものは避けるなど配慮をしましょう。
4. 子どもとママの服装
4-1. 子どもはお出かけスタイルで。赤ちゃんはスタイなどで工夫を
子どもの場合、普段着でないお出かけに行く時の服装であればOK。
色も大人と違い、白を着せてもOK。赤ちゃんの場合は蝶ネクタイの付いたものなど、フォーマルなデザインのスタイを付けるとシンプルな服装でもきちんと感が出やすいのでおすすめです。
ただし、いつも着慣れていない服は子どもにとって疲れるもの。帰りの電車などでグズってしまうことも考えられます。
披露宴が終わった時に着替えられるよう、心配であれば普段着も用意しておくと安心です。
4-2. ママの服装は動くことを前提に
ママの場合は動きやすく、着崩れしにくいシンプルなデザインの服装がおすすめです。袖周りも華美な装飾の無いスッキリしたものが良いでしょう。
子どもと一緒だと頻繁に抱っこをしたり、立ち座りも多くなります。シワになりやすい素材のものや、汚れが目立つ淡い色の服は避けたほうが無難です。
また授乳が必要な赤ちゃんのママは前開き出来るタイプの服を選ぶようにしましょう。
注意したいのは着付けが必要な服装です。着付け室には子どもと一緒に入ることができないため、パートナーなど誰かに預けられる準備をしておきましょう。
5. 開宴前にやっておくべきこと
5-1. 授乳室とトイレの場所を確認する
子連れの場合、披露宴中に一度もトイレに行かないことは無いといってもいいため、事前にどこにあるかを確認しておきましょう。
テーブルに着いた後も披露宴中に中座する場合を想定して、席から一番近い出入り口はどこかを把握しておきましょう。
5-2. テーブルに着いたら同席者に挨拶をする
着座後は同席する方に一言「子どもがご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが・・・」などと挨拶をし、場合によっては中座することもある旨を伝えておきましょう。
事前に声を掛けておくかどうかで周囲の印象は全く異なるものです。
またテーブルには花などが飾られています。子どもが落としてしまったり、イタズラしないように注意しましょう。
6. こんな時どうする?プランナーが教える子連れ参列のQ&A
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披露宴中にグズってしまったらどうすればいい?
子どもが飽きて騒いでしまったり、泣いてしまったりするのはどうしようもないことです。
しかし子どもに怒ったり、どうにかしてその場で根気よくなだめようとするのは避けましょう。
周囲への気遣いとして一旦中座し、控え室や授乳室へ移動するのがマナーです。特にスピーチ中や新婦が手紙を読んでいる時などは一旦外に出るように配慮した方がいいでしょう。
外に出ててもグズりがおさまらない場合は、スマートフォンなどでお気に入りの動画を見せて落ち着かせるのも一つの手です。
ただし会場の外とはいえど、大音量は迷惑になってしまいます。無音でも楽しめるような動画を前もってピックアップしておきましょう。
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食べ慣れた離乳食を持っていきたい時は?
子どもが苦手な料理が出てくることもあるので、食べ慣れた離乳食があると安心ですよね。しかし会場によっては持ち込みNGの場合もあります。
断りなしでの持ち込みは避け、事前に持っていけるかを確認しましょう。
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授乳はケープを付けていればOK?
授乳ケープを付けていても、結婚式などフォーマルな場での授乳はマナー違反です。
必ず授乳室で行いましょう。
可能であれば開宴前に授乳をするなど、できる限り子どものリズムを調整しておくとベターです。
7. まとめ
子連れでの参列は何かと気を使うことも多く、不安も多いと思います。しかし、結婚式というフォーマルな場はお子さんにとっても良い経験の一つになるはずです。
周囲への配慮と今回紹介した基本的なマナーを心がけて、お子さんと一緒に素敵な1日にしてくださいね。
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