結婚式場を探すときに便利な式場相談カウンター。しかし、相談カウンターの数は年々増えているため「どこへ行けばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、トキハナの結婚式相談カウンターで“運命の結婚式場”に出合い、「アニヴェルセル表参道」で結婚式を挙げた奥誠さん・智子さん夫婦にインタビュー。10件以上式場見学に行くなど式場探しに苦労したという二人が、結婚式を成功させた経緯を伺いました。 (取材:トキハナ編集部/文:三島莉永)
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結婚情報誌の分厚さにめげて枕に!?式場見学や大手相談カウンターで感じた違和感とは?
―はじめに、結婚式を挙げようと思われた理由を教えてください。
智子さん はじめは結婚式をするつもりがなかったんです。30代で結婚したし、私も彼も目立つのが好きではないので、「籍を入れただけでもういいかな」と思っていました。
でも、ちょうどその時に、私の父の身体に良くないところが見つかって。そんなに深刻なことではなかったんですけれど「家族で揃って思い出を作ったり、改めてありがとうっていう気持ちを伝える場はもう今後ないのかも」と思ったんです。それをキッカケに「結婚式をやってみようかな」という風に考えました。ただ、やるとしても“家族中心で”という条件は二人で設定していましたね。
―家族を中心とした、少人数の結婚式だったんですね。
智子さん そうですね。家族と仲の良い友達だけ招待して、本当に少人数にしようと話していました。何故かというと、私は大学進学と同時に地元を離れたので、家族と過ごした時間が短かったんです。なのでお互いの家族をゆっくりと紹介できるような、そんな時間にしたいと考えました。
―なるほど。結婚式を挙げることが決まって、最初はどのようにして結婚式場を探そうとしましたか?
智子さん とりあえず「有名な結婚情報誌を買おうかな!」と思って買ったんですが、あまりの分厚さに二人でめげて…買った後は枕にしていました(笑)。
もちろん中身を見たんですが、掲載しているのは広告ばかりで、あんなに分厚いけれど実は中の情報量は少ないものだったんだということを知ったんです。その後は、前から気になっていた式場を見に行きました。でも、「何か違う」っていう違和感があったんです。
―式場見学の際に感じた違和感というのは、具体的にどのようなものでしょうか?
智子さん まず前提として「家族を中心とした結婚式がしたい」と私はずっと思っていたんです。幼い姪っ子もいるし、私の親も高齢だし、遠方から来てもらうことになるし、そこのケアを1番に考えたいと思っていたんですよ。でも、式場さんがまず聞いてくるのは「披露宴会場で飾る花は、どんな色がいいですか?」とか、1番初めに色や雰囲気について聞かれたんです。
私としてはそんなことはどうでもよくて、別に何色でもいいし、花がなくてもいいし、ただそこに好きな人がいてくれておいしいご飯を食べられたらいいと思っていたので「何か違うな。見た目は何でもいいのになぁ」と思ったんです。最初から見た目に関することを聞かれたので、そこにまず違和感があったのかもしれないですね。
―紆余曲折を経て、相談カウンターを利用してみようとお考えになったんですね。
智子さん そうですね。専門の人に相談してみようということで、まずは大手企業が運営している式場相談カウンターに行きました。そこで5会場ご紹介してもらったんですが理想の会場が見つからず、そこでも「なんか違う」という風になったんです。この漠然とした違和感がずっと拭えなかったのは想像以上につらかったです。
―大手企業の式場相談カウンターでは、どのような違和感がありましたか?
智子さん そこも式場見学に行った際と同じように「どんなイメージがいいですか?どんなドレスが着たいですか?」と最初に聞かれたんです。賃貸情報じゃないですけれど、式場の見た目のイメージと予算などの条件が合致する式場を紹介してくれているっていうシステムで、ヒアリングとはちょっと違うなぁと思いました。
―それでは、トキハナを利用しようと思った理由を教えていただけますか?
智子さん トキハナはホームページに“カウンセリングをして、二人に合ったプランを提案します”と書かれていたので「もしかしたら大手さんとはちょっと違うかもしれない」と思い、利用してみようと考えました。
式場探しについて夫と喧嘩。内装の無い家を買うみたいで、なかなか私が式場を決めきれなかったんです
―智子さんお一人でトキハナへご来店されたとのことですが、実際にスタッフからカウンセリングを受けてみていかがでしたか?
智子さん 実は相談に行ったとき、ちょうど夫と結婚式場探しについて喧嘩をしていたんです。10件以上式場見学に行っているのに決められないのは、私がわがままを言っているんじゃないかって。夫としては「金額面のコストでも条件が合うし、駅からも近いのに、なんでここじゃダメなの?なんで妥協しないの?」と。
でも、私はずっと「何百万円もかけるのに、本当にそこでいいのかな?なんとなく条件で選んだ式場で本当にいいのかな?」という気持ちがあって、どうしても決めきれなかったんですね。それで、その夫婦で喧嘩している原因をウエディング業界の人に「実際どうなんだろう?」って聞いてみたくて、トキハナのスタッフさんにお話ししたんです。
―なるほど。
そしたら、スタッフさんが「それはお二人とも言っている事は正しいです。そうやって矛盾を抱かせてしまうことは、ウエディング業界の人間として申し訳ございません」って謝ってくださって。
その後も「例えばトキハナで式場を決めなくてもいいけれど、ウエディング業界が全てそういった矛盾を抱えているわけではないということをお伝えしたいです」と、色々お話ししてくださったのがありがたかったですね。
―確かに大きな金額になるし、「本当にいいのかな?」と不安になりますよね。
智子さん そうなんです。相談しているときに「外見だけ綺麗で、中身がどうなっているのかわからない車を何百万円出して買うような感じがするんです。内装のない家を買う感じがして、本当にそれでいいのか決められないんです」とスタッフさんに伝えたんです。
そうしたら「それはごもっともです」って答えてくれて。そうゆう悩みを分かってもらえたのが嬉しかったです。
―ヒアリングを受けた後「アニヴェルセル表参道」へご見学に行かれたときのご感想を教えてください。
智子さん 私の要望を話した後に、1番初めにご紹介してもらったのが「アニヴェルセル表参道」でした。でも、大変申し訳ないのですが、アニヴェルセルは最初全然候補に入れてなかったんです。アニヴェルセルって、会場にシャンデリアが飾られていて、キラキラしているイメージがあったので「えー!若い子向けの式場なんじゃないかな?」って思ったんです(笑)。
―確かにイメージはそうかもしれませんね(笑)。
智子さん でも、トキハナのスタッフさんがおすすめしてくださるから一度行ってみようと思い、会場見学に行きました。
そして実際に行ってみたら、会場の動線や授乳室、スタッフの方のゲストに対する意識とか、ホームページ上だけじゃわからないことをたくさん知ることが出来たんです。そうして色々お話ししていく中で「この人たちだったら任せて大丈夫だ」という風に思えました。自分がこだわっているポイントが、アニヴェルセルならクリア出来ると思ったんです。
―会場見学には旦那様とお二人で行かれたのですか?
智子さん 最初は3件自分一人で回って、その内の2件を後日二人で見学しました。
それぞれ魅力的だったんですが、やっぱり家族のことを考えて、動線がしっかりしていて段差や階段が少ないという点で「アニヴェルセル表参道」が1番いいかなと思い、成約を決めました。特に、幼い姪っ子と甥っ子がいたので、授乳室が完備され、室内のアメニティがしっかり配慮されている点が決め手になりましたね。
―「アニヴェルセル表参道」でご成約された後、結婚式の打ち合わせがスタートしたと思うのですが、実際に打ち合わせを進めてみていかがでしたか?
智子さん トキハナのスタッフさんが、カウンセリングの内容を会場のスタッフさんに共有していただいていたのでスムーズに進められました。「派手な演出は要りません」という要望を共有していただいていたので、「必要な要素はこれですね。それではここをグレードアップして、ここはいらないから削りましょうか」と対応してくださいました。また、「ここを削ると時間が余るので、その代わりにこういう演出をしましょう」とご提案していただけたので、打ち合わせの印象はかなり良かったです。
結婚式で初めて見た父の涙。新郎新婦だけでなく、親御様にとっても大切な日に。
―結婚式当日を改めて振り返ってみたご感想を教えていただけますか?
智子さん 当日は「しっかりしないと!」みたいなスイッチが入ってしまって、全然泣けなかったんです(笑)。
仕事モードになっちゃったというか。でも、生まれて初めて父が泣くところを式中に見られたので、それで満足です。
―それは素敵ですね!
智子さん 式の準備をしているときに1番グッときたのが、父に結婚式の詳細が決まった旨を連絡したときでした。
入籍した時は「あぁ、おめでとう」という感じだったんですけれど、式場や日時についての詳細を電話で伝えたら、「よかったなぁ」って、電話口で声を詰まらせているみたいだったんです。そのときに、結婚式ってやっぱり親にとっても心の区切りというか特別なんだなぁと思いましたね。「結婚式をやるって決めてよかったなぁ」と思いました。
―確かに、親御様にとっても結婚式という場は、自分の子供が結婚したことを実感する大きなキッカケなのかもしれませんね。
智子さん そうですね。離れて暮らしているから、余計にそう感じるのかもしれません。
ちなみに、父は家の廊下で弟のお嫁さんと2人でバージンロードを歩く練習を事前にしていたみたいです (笑)。
弟のお嫁さんが「お父さんしっかり歩かなアカンから私が付き合ってあげるわ」とか言って。
―親切なお嫁さんですね!ご新郎ご新婦様だけでなく、お父様にとっても良き日になったんですね。
アニヴェルセル表参道はスタッフの愛が半端ない!(笑)会場にカフェが併設されているので、結婚式後に立ち寄れるのも魅力ですね
―結婚式を実際に挙げた後で感じた、「アニヴェルセル表参道」の魅力を教えていただけますか?
智子さん スタッフさんのアニヴェルセル愛が半端ないです。スタッフさん本人もアニヴェルセルで結婚式を挙げていたり、スタッフさんが“自分の一押しアニヴェルセルポイントはここ!”っていうのを絶対に捉えているんです。
「本当にこの料理が美味しくて!」とか「ここのホスピタリティーが最高なんです!」とか、会場に対する愛がすごかったので(笑)、安心してお任せできました。
―スタッフさんが会場を愛している姿を見ると安心できますよね。
智子さん そうなんです!話していてとても楽しそうなんですよ。
あとは、「アニヴェルセル表参道」にはカフェが併設されているので、結婚式が終わった後も立ち寄れるのが魅力ですね。
結婚式を挙げた1年後くらいに、アニヴェルセルのカフェに寄った際「◯◯さんいらっしゃいますか?」って結婚式でお世話になったスタッフさんのことを聞いたら、席まで呼んできてくださってご挨拶が出来ました。そういう風に後日改めてお礼が言えるのもありがたいなぁと思いましたね。
―それでは、トキハナを利用された後の感想を教えてください。
智子さん まず、自分では「アニヴェルセル表参道」を絶対に選ばなかったと思います。イメージが先行していたので。でも、トキハナさんが私の話を聞いたうえで偏見などを全部取っ払ってくださったんです。自分が本質的にやりたいと思っている式と、そのコンセプトを大事にしてくれる式場をマッチングしてくださったのが良かったです。
また、他の相談カウンターとは異なり、カウンセリングの際に色や雰囲気など好みのビジュアルについて答えるアンケートが一切なかったのも良かったですね。加えて、私たちの要望を式場に共有してくださっていたので、私と式場とトキハナでスムーズに連携が取れて便利でした。
―最後に、これから結婚式場を探すカップルに向けてメッセージをお願いします。
智子さん 結婚式をしても、しなくても、夫婦にはなれると思います。
結婚式を挙げるかどうかは人それぞれだけど、家族に「ありがとう」と伝える機会は作った方がいいと私は思います。普段からそういう時間が作れれば1番いいんですけれど、私は親と離れて暮らしていたのでなかなそういった機会がなく、結婚式の時しか家族との時間を作れなかったので。そういった点で、私は結婚式を挙げられて本当によかったです。
まとめ
式場探しで悩んでいる中で「ここなら大手と違って、しっかりカウンセリング・提案してくれるかも!」と思いトキハナを利用された新婦・智子さんのインタビューをお届けしました。式場探しの際に智子さんが感じた不安や、会場見学の際のエピソードは、これから式場探しを始めるお二人にとても参考になったのではないでしょうか。
今回ご紹介したように会場探しに悩んでいるという方は、結婚式相談カウンターを利用してみてはいかがでしょう。元ウエディングプランナーが運営するトキハナでは、お二人にぴったりな結婚式場を厳選して紹介することはもちろん、結婚式にまつわるいろんな悩みもプロに相談できます。ぜひ、お気軽にお越しください。
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クラシカ表参道のよりリアルな情報を知りたい方は、トキハナのカウンターに是非お気軽にご相談ください。
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■お話を伺った先輩カップルの紹介
新郎:奥 誠さん 新婦:奥 智子さん
10件以上式場を見学したけれど、理想の会場が見つからず困っていたという二人。ネットで情報収集をする中でトキハナのホームページに目が留まり、智子さん一人で来店しました。その後紹介された式場を二人で見学し、無事に成約。着々と準備を進めて、2017年9月に「アニヴェルセル表参道」で結婚式を挙げました。