先輩カップル取材レポート第3弾♪(前編) 今回は、「和なウエディングなら絶対ココ!」と、プレ花嫁たちのあいだで注目を集めるクラシカ表参道の披露宴に密着してきました♪ ゲストから「今までで一番素敵な結婚式だったよ!」と称賛の声が続出!の素敵すぎるウエディングを完全レポします!
先輩カップルに聞く!結婚式場探しの秘訣って?
今回の取材に快く協力して下さったのは、Kazuyaさん&Ayakoさんご夫妻。おふたりとの初めての出会いは2016年12月のことでした。
音楽関係のお仕事をされているAyakoさんは、とっても明るくチャーミングで人懐っこさがありながら、しっかりした一面もお持ちの魅力的なご新婦様。そして、そんなAyakoさんのお気持ちを尊重しながら優しく見守ってくれる新郎のKazuyaさんは、口数が少ないながらもとても頼もしい印象でした。
「他にはない面白い結婚式にしたい」という何となくのイメージはあったものの、具体的なイメージやダンドリがよく分からない…とトキハナの相談カウンターにお越し下さったおふたり。
カウンセリングでお話をするなかで見えてきた、当時のおふたりのお気持ちをちょこっとご紹介します♪
・ふたりの想い出の場所が京都で、和なテイストが好き
・披露宴は自分たちらしいオリジナリティが感じられるものにしたい
・笑いあり、感動あり、様々な感情が生まれる時間にしたい
・一日に何組も同時に結婚式を行うところは避けたい
・新婦Ayakoさんの恩師とピアノの連弾がしたい
・目上のゲストも多いので、「おもてなし」を大切にしたい
・ケーキ入刀等のありきたりな演出ではなく、サプライズ性のある演出をとり入れたい
…などなど、楽しくお話をしながら、お付き合いのエピソードや結婚式への想いを語ってくださいました。
そこで「おふたりにピッタリ!」とご紹介させていただいたのが、洗練された美空間と確かなホスピタリティが魅力のクラシカ表参道。
出典:クラシカ表参道
これまで「和テイストの会場」と言えば、昔ながらの老舗結婚式場がほとんどで、プライベートな空間でのオリジナルウエディングは叶いにくかったのですが、こちらはオリジナリティはもちろんのこと お料理やスタッフさんのホスピタリティにも定評があり、トキハナでもトップクラスの人気を誇る会場です。
おふたりにも大変気に入っていただき、1会場目のご見学ではありましたが、よくよくご検討のすえご決定に。
打合せが始まってからも、「“式場を決めた後に後悔したことがある”という話なども聞いたことがありましたが、そんな後悔も全くなくとにかく楽しく準備ができています。」と、嬉しいご報告をいただけました。
日本の心を感じて-古式ゆかしい神前式
親御様のご意向で、神社での神前式を選択されたおふたり。その舞台に選んだのは、千駄ヶ谷にある「鳩森八幡神社」。閑静で緑豊かな境内は、初めて来たのに懐かしさを感じるような 心落ち着く素敵な空間でした。
おふたりとご家族はクラシカ表参道にてお仕度を済ませ、お車で神社にご到着。Kazuyaさんはとても凛々しい紋服姿、Ayakoさんは奥ゆかしい白無垢姿でのご登場です。普段とはちょっと違った表情も垣間見えたりして新鮮さも感じつつ、おふたりともとってもよくお似合いで「素敵!」と取材チームも興奮気味に。仲良しのご家族も目を細めながら、そんなおふたりを優しく見守ります。特に、我が子の晴れ姿をしっかり記録に残そうと一生懸命なお父様からは愛情が溢れ出ていました。
時間に余裕があったので、その後も御社殿内にて たっぷり撮影タイム。
カメラマンさんのリクエストに応えて和装ならではの凛とした表情です。(実は笑うのを必死にガマンされていましたが。笑)
挙式リハサールののち、いざ本番。「三々九度」や「玉串奉奠」、「親族盃の儀」など伝統的な儀式を経て、無事にご両家が結ばれました!
初詣やお宮参り、七五三といった人生の節目で これからもふたりの出発点にかえってこられる神社での結婚式。近年の和ブームでまた人気が再燃していますが、家族の繋がりをしっかり感じられる伝統的な挙式は、気持ちも引き締まって「人生の節目」にふさわしい重みも感じられるところが最大の魅力かもしれませんね。
フォトジェニックな美空間で和やか撮影タイム
クラシカ表参道に戻ってからは、サウンドホール(音楽堂)にて撮影を行いました。Ayakoさんは綿帽子を外して、洋髪スタイルに。同じ衣裳でも、またガラリと印象が変わりますね。おふたりの記念撮影のあとは、ご家族・ご親族の皆さまと自由に歓談&フォトタイム。挙式の緊張から解放されたことも手伝ってか、たくさんの笑顔であふれていました。
和と洋が共存する こちらのクラシカルな美空間は、普段は挙式場として使用されています。ご覧の通り、和装がバッチリ映えるので、和装人前式も大変人気なんだとか♪ ご親族からも「素敵な場所ねぇ」と称賛の声がたくさん聞こえてきました。
明治建築の様式を受け継いだとされるだけあって重厚感ある雰囲気。荘厳でありながらも、優しく差し込む光が清々しさも感じさせ、取材チームも心が洗われるようでした。
出典:クラシカ表参道
【和】×【オリジナル】なふたりらしい幕開け
さて、その頃披露宴会場では、ゲストを万全の体制で迎えるために、スタッフの皆さんが最終チェック中。プログラム(進行)の確認、ライティングの調整、ネームカードや引出物の配置、小物の位置確認など、余念がありません。この日までおふたりが一生懸命準備してきた分、絶対に完璧にサポートするんだ!という意気込みが、スタッフの皆さんの表情から ひしひしと伝わってきます。
準備が万全に整ったことを確認して、ゲストの迎賓へ。サービススタッフさんが一列に整列したところで、扉がOPEN。「いらっしゃいませ!」と明るい挨拶でゲストを迎えると、丁寧にお席までご案内されていました。クラシカ表参道のホスピタリティ力の高さは業界でも有名ですが、それを裏付けるようなシーンに妙に納得。。こういったサービス面は、会場探しの段階では意外と気付きにくいポイントでもあるので、ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。
少し話が脱線してしまいましたが、ここでおふたりのウエディングに話を戻しましょう。隣接するホワイエ(受付スペース)に目を向けると、たくさんの手作りアイテムが展示されていて、この日をとても大切に、想いを込めて迎えられた事が伝わってきます。その一部をご紹介します。
想い出のお写真や和婚をイメージしたオブジェ、ウェルカムボード…。ご家族やご友人たちも嬉しそうに一つ一つ眺めていました。
…と、ここであるものに目が留まります。
こちらはオリーブの木。雄雌2本の木が揃ってはじめて実をつけることから「夫婦の木」とも呼ばれていて、平和の象徴とされています。結婚式にピッタリな由来ですよね!
おふたりは、このオリーブの木の鉢植えにゲストの皆さんから土を盛ってもらうという“ゲスト参加型”な演出を用意されていました。そして受付で撮影したお写真をそのオリーブの木に飾りつけて…。なんだか、ゲストからの「幸せになってね!」という気持ちがオリーブの木に宿りそうで、「私もマネしたい!」と思った方も多いのではないでしょうか?
ところが!!! このオリーブの木の演出、実はこれだけで完成では無かったのです!
KazuyaさんとAyakoさんのご入場後、司会者さんの呼びかけで再びオリーブの木に注目が集まると…。
おふたりでお水を注ぎ…、“植樹セレモニー” が見事完成となりました☆
ゲストが土を盛り、KazuyaさんとAyakoさんがお水を注いで、夫婦の木を育てる…。ストーリー性があって、オリジナリティも感じられて、和装にもピッタリ♪
さらに驚くべきことに、なんと、もう1つ意味が隠されているんです!
それは、「水合わせの儀」。新郎新婦が互いの実家から汲んできた水をかけ合わせることで、別々だった家族が一つになる…といった日本古来より伝わる伝統的な儀式です。
和の演出って鏡開きくらいしか思い浮かばない…とお困りの方は、ぜひおふたりの【和】×【オリジナル】なウエディングを参考にしてみてはいかがでしょうか。
▼披露宴では、黒から白の紋服に、白無垢から色打掛へとチェンジしたKazuyaさん&Ayakoさん。華やかなこちらの衣装もよくお似合いです!
まとめ
いかがでしたか?前編では、会場探しから挙式、披露宴入場前までをレポートしてみました!
和テイストのウエディングって「形式的」「型にハマっている」と思われがちですが、全然そんなことない!と目からウロコだった方も多いのではないでしょうか?プレ花嫁さんに忘れて欲しくないのは、結婚式場を決める前に「どんなウエディングにしたいか」を考えてみること☆
おふたりご自身が何を表現したいのか、どんなお気持ちを伝えたいのか、誰とどんな風に過ごしたいのか…。そして、それが見えてきたら、どんな会場ならその想いを叶えられるのかを考えてみましょう。
「和」をテーマにしたオリジナルウエディングにご興味がある方は、ぜひ後編もお見逃しなく♪