食事は結婚式での大きな楽しみの一つ。そこで提供されるドリンクは、料理を引き立てるだけでなく式の節目で大切な役割を果たします。ドリンクにもこだわり、ゲストに喜ばれるドリンクを提供したいものです。ここでは、結婚式のシーンに合わせたドリンクの種類や選び方、予算などについてご紹介します。
ウエルカムドリンク
ゲストが受付を済ませて会場に入るまでの間や、挙式が終わって披露宴が開始されるまでの待合の時間に提供するのがウエルカムドリンクです。プランに含まれている場合はつけておいて損はありませんが、追加料金となる場合は予算を考慮してきめましょう。
必ずしも必要なものではなく、時間があまりない場合は、無理に用意する必要はないかもしれません。当日の流れも考えながら検討するとよいでしょう。ドリンクは、ソフトドリンクや軽いカクテルなどが一般的です。
乾杯酒はどうする?
披露宴では、一般的に乾杯用のドリンクを用意します。定番はやはりシャンパンですが、イタリア料理にスプマンテ、スペイン料理にカヴァなど料理に合わせて選ぶのもよいでしょう。ふたりが選ぶ乾杯酒は、結婚記念日に毎年選んで乾杯することも多いので、シャンパンに秘められた想いやストーリーから選ぶのも素敵ですね。
食事とともにいだだくドリンク
一般的な飲み物は、ビールやワイン、カクテル、ウイスキー、日本酒、焼酎、ソフトドリンクなどです。料理に合わせたおいしいお酒を楽しみにしているゲストも多いので、お酒の質や種類は重要なポイントです。
また、アルコールを飲まない人、子供、高齢者、妊婦などはソフトドリンクしか飲まないことになるので、ソフトドリンクの種類も充実させるなど配慮が必要です。お酒の苦手な女性にはノンアルコールカクテルも喜ばれます。エアコンの効いた会場や真冬の結婚式やの場合、ホットドリンクを充実させるのもよいでしょう。
食後のコーヒーも喜ばれる
コース料理の中に食後のコーヒーや紅茶が含まれていることが多いですが、会場によっては別料金の場合もあります。一人当たり300円程度ですが、トータルで考えると、意外と大きな出費になってしまいますので、あらかじめ確認しておくことが必要です。
また、コーヒーや紅茶に、新郎新婦の思い出のお菓子など、ちょっと気の利いたお菓子を添えると印象度がアップするでしょう。
ドリンクの予算は?
ドリンクの費用の相場は、一般的に1人あたり3,500円から4,000円位です。飲み放題ですと、5杯から6杯くらいで元を取れる金額です。飲み放題にするかどうかは、ゲストの顔ぶれやドリンクの種類をどこまでカバーできるかなどを考慮して決めましょう。
一般的にビールやワイン、日本酒、ウイスキーは含まれていますが、ソフトドリンクやカクテルなどは会場によって違います。ノンアルコールカクテルが充実している会場もあるようです。
おわりに
一般的に結婚式に必要とされるドリンクを見てきましたが、必ずしも全てが必要とは限りませんし、会場によってもドリンクの内容や得意とする種類などは違います。あらかじめ実際に会場が提供できるドリンクの内容をよく確認した上で、結婚式の流れやゲストの顔ぶれ、料理の内容、予算などを考慮してドリンク選びをしましょう。