ルールに縛られない私らしいスタイルで!宮城舞さんが語る自分らしい結婚式のカタチ|Wedding Select Fes イベントレポ

「Ranzuki」でデビューし、「ViVi」「CLASSY.」と人気雑誌のトップモデルとして活躍し続ける宮城舞さん。 そんな宮城さんが2019年2月に挙げた家族婚は自分らしさを大切にしたアットホームなスタイル。 従来の考え方に縛られない新しい価値観を感じるエピソードを沢山お話していただきました。 この記事では2019/6/8、渋谷で開催したイベント「Wedding Select Fes」より、宮城さんのトークセッションの内容を抜粋してレポートします。(文:MOMOMS)

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1. トップモデルであり一児の母、宮城舞さん

人気雑誌「CLASSY.」のレギュラーモデルとして活躍されながら、1児のママでもある宮城さん。インスタグラムではトップモデルならではのハイセンスなライフスタイルを発信し、おしゃれなのに飾らない等身大の姿が多くの女性の人気を集めています。

そんな宮城さんは結婚1周年となる、2019年の2月に目黒の雅叙園で家族婚を挙げられ、ハワイで後撮り撮影をされました。今回は結婚式にまつわるご家族とのエピソードや宮城さんの結婚観などをお話していただきました。

 

2. ウェディングドレスを美しく着こなすには?

イベント当日は女性芸能人のファンも多い「THE HANY」のドレスで登場した宮城さん。きらきらと輝く胸元の刺繍とボリュームのある華やかなバックトレーン、宮城さんのショートカットが映える美しいスタイルで会場からもため息が出ました。


▲個性的で自由なデザインが人気の「THE HANY」のドレスを着こなす宮城さん

――ドレスを美しく着こなされていて流石ですね。これから結婚式を挙げられる方のためにドレスを綺麗に見せる立ち姿のコツを教えていただけますか?

(宮城さん)無意識に首をかがめて猫背になってしまいがちになるので、胸を張って姿勢を良くすることを意識するといいと思います。そうすると鎖骨が綺麗に見えるんです。

 

3. ショートヘアが話題に。和装婚のこだわり

2019年2月の結婚1周年に、歴史ある目黒の「ホテル雅叙園東京」で家族婚を挙げた宮城さん。美しいショートヘアの和装姿が注目を集めました。ご自身の見せ方を知る宮城さんならではの、結婚式の衣装へのこだわりなどを教えていただきました。

――挙式を挙げるタイミングはどのように決められたのでしょうか?

(宮城さん)もともと結婚式は母の希望もあって挙げようか悩んでいたのですが、子供が産まれたので後回しになっていたんです。結婚式って男性はなかなか自分から動いてくれないんで、やるなら私が気合入れて動かないとっていう気持ちもあったんで。産後落ち着いたタイミングをみて、挙げることにしました。

――式場をホテル雅叙園東京にした決め手は何ですか?

(宮城さん)雅叙園はもともと施設内にあるカフェに旦那とよくお茶にしに行ってたんです。他の式場も見に行かないで、雅叙園でいっか!っていう軽い感じで決めちゃいました。

――式は和装婚をされたそうでしたが、いかがでしたか?

(宮城さん)とにかく白無垢が重くてびっくりしました。体感的に10~15キロくらいある感じでずっと肩をぐっと押されているようなんです。この重みが結婚っていうものなんだって思いましたね(笑)

――白無垢の重さはびっくりされる方が多いですよね。衣装を選ばれる際にこだわった点などはありますか?

(宮城さん)小物の色を全部白にするか真っ赤にするか選べるんですけど、すごく迷いましたね。最終的に自分の肌の色に合わせて全てオフホワイトっぽい白に決めました。
あとは綿帽子にしたのもこだわったポイントです。横から見たラインがとても綺麗で、神前式でお神酒をいただいてる時の写真がすごく綺麗に残せたので良かったですね。

――白無垢だと綿帽子のほかに角隠しのタイプもありますが、そちらにはされなかったんですね。

(宮城さん)実は最初は角隠しにしようと思ってたんです。ただ角隠しってかつらを付けないと被れなくて・・・ヘアメイクのリハーサルで試着したんですけど鏡に映る自分を見たら、まるでバカ殿のコントに出てくる人みたいで(笑)。似合わなすぎて一人で笑っちゃいました。式場の人はめっちゃ似合いますよって言ってくれたんですけど、これはちょっと無理ですって断りました。
綿帽子はかつらを被らない方も多くて、中に綿を入れて膨らみを出せるので神前式は綿帽子に決めました。

――お色直しでは、ショートヘアで和装というのが新鮮で注目を集められましたね。凛とした姿がとても美しいです。

(宮城さん)ずっと胸の下ぐらいまであるロングヘアだったんですが、出産を期に髪を切ってしまったんです。当時は結婚式を挙げるかどうかも曖昧だったので、特にこだわりはない状態でショートでの結婚式になったんですが、式を挙げてみて短くても何とかなるな!って感じました。ロングだと衣装の選択肢も多いと思うんですが、逆に沢山ありすぎて悩むこともあるかもしれませんし。

ハワイの後撮り撮影ではナチュラルショートのダウンスタイルにしました。ヘアメイクさんがやってくださったんですけど、ショートってこういうアレンジもあるんだって新しい発見になりました。

 

4. 準備期間がギリギリでも諦めないことが大切


▲ハードだった準備期間について語る宮城さん

結婚式の準備は楽しさもある反面、苦労も多いもの。宮城さんも多忙な中、準備でご苦労をされたそうですが、こだわりを持って妥協せずに進めた結果、思い出に残る結婚式を挙げることができました。
当時のエピソードから宮城さんが感じた、挙式の準備において大切なことを教えていただきました。

――モデル業や母業でお忙しい中、式の準備をされるのは大変なこともあったと思います。振り返ってみていかがでしたか?

(宮城さん)私の場合、本当にギリギリで準備したんです。結婚式当日まで4ヶ月というくらいで、多分家族婚だから出来たっていうのもありますね。当時は打ち合わせに行けば色々やってくれるだろうなって甘い考えで進めていたので、ギリギリになってあれもこれもやってないって状態になってしまったんです。

中でも綿帽子を取った時のヘッドアクセの手配は苦労しました。生花が良かったんですけど1週間前にそのことを式場に伝えたら手配できないと言われてしまって。一度は諦めかけたんですが、知人にやってもらえる花屋さんを紹介してもらって、即効自分で電話をして手配することができました。
やっぱり生花だと写真に映った時、綺麗さが全然違うんですよ。

――ご自分で諦めずに行動されたことで希望が叶えられたんですね。

(宮城さん)仕事と子育ての合間に花屋さんに行ったり、式場に行ったりって結構ハードだったんですけどやっぱり振り返ると、あの時に妥協しなくて良かったとすごく思いますね。

 

5. 大切な人たちに見守られて・・・家族婚ならではの良さ

――雅叙園の神前式で思い出に残っていることはありますか?

(宮城さん)家族だけの式だったので、こっ恥ずかしさがありましたね(笑)。神様の前だからちゃんとしようってなったんですけど。神前式で読み上げる誓いの言葉を家で何回も練習しました。
あとは和装だと神前式の前に母と二人きりで口紅を付ける儀式があるんです。金の壁に覆われた雰囲気のある場所で、その時はこみ上げてくるものがありましたね。

――旦那様とのエピソードはありますか?

(宮城さん)うちの旦那は男っぽくて普段のデートでも先に歩いて行っちゃうようなタイプで、歩幅を合わせてくれないんですよ。神前式でも先に歩いていってしまって、式場のスタッフさんに「旦那様、旦那様。少し早いですよ」って何度も注意されていて、もう笑っちゃいましたね(笑)。

――世の新郎さんは心にとめておきたいエピソードですね(笑)。お話を伺っていると家族婚ならではの温かい雰囲気が伝わってきますね。

(宮城さん)そうですね、アットホームな感じでした。息子は神前式では寝ていたんですけど、皆静かに見守ってくれてました。

――お子さんと一緒の結婚式はまた違った良さがありますよね。

(宮城さん)そうですね。息子はパパとお揃いの袴を着て写真を撮ったのですが、思い出に残って良かったなと思います。

――神前式後の披露宴パーティーではお色直しはされましたか?

(宮城さん)髪型だけ変えました。披露宴というより家族の食事会みたいな感じで司会も立てなかったんです。母への手紙も入籍時に個人的に贈っていたので、同じ内容になっちゃうかなと思って無しにしました。両家の兄弟も含めて集まる機会がなかなか無かったので、皆でワイワイ過ごして凄く楽しかったですね。

乾杯の言葉は弟にお願いしたんです。ラフな感じでいいよって伝えたんですけど凄くちゃんとした言葉を考えてくれていて、「こんな男っぽい姉貴ですが・・・」みたいな感じで。家族しかいない席なのに本当にしっかりした挨拶をしてくれました。

 

6. ドレス姿も残したい!ハワイでの後撮り撮影

――和装婚の後にハワイではドレス姿で撮影をされたんですね。

(宮城さん)仕事でドレスを着る機会が多いので和装婚にしたんですが、やっぱりプライベートでもドレス姿を残しておきたいなと思って。旦那の誕生日をかねたハワイの家族旅行でウェディング撮影も一緒にすることにしたんです。

――お子さんもご一緒に行かれたんですよね?

(宮城さん)はい。以前グアムにも行って慣れていたのでハワイでも一緒でした。ただ子供と一緒だと常に動き回っていてゆっくりできないので、どんなに気をつけていても日焼けしちゃいましたね。以前は絶対に肌は焼けなかったんですけど。

 

7. 20代の頃と180度変わった結婚式の価値観

――今回は家族婚を選択されましたが、もしもう一度式を挙げるタイミングがあったらどんな式にしたいですか?

(宮城さん)大人になればなるほど誰をゲストに呼んでいいかわからなくなるんですよね。仕事関係の人、友人・・・考えるほどにキリがなくて。私と旦那もそういったことから今回家族婚を選んだんですが、もう一度挙げるならやっぱり海外ですね。知人でも交友関係の広い方はゲストを厳選して、海外で挙げているイメージがあるので。

20代前半の頃はそれこそ今と逆の考えで盛大な結婚式を挙げたいって思ってました。大きな式場でドレスも3回くらい変えてというイメージで。考え方が年々落ち着いてきたのかもしれません(笑)。

――20代の頃は結婚式にたくさん参列されていたんですか?

(宮城さん)20代の頃は死ぬほど行ってましたね。年に5回の時もあって、写真を見ないと誰の結婚式か覚えられないくらいでした。ご祝儀も払いまくってたんで、本当は私もその分を回収したかったんですけど(笑)。

式の内容も参列者が300人以上とか、ホテルの大宴会場を2つを使うとか豪華なものも多かったんですけど逆にすごいアットホームな式もあって、それがすごく良かったんですよ。新婦のお母さんが結婚式のためにフラダンスを習って、披露宴で踊りを披露したんですけど、フラダンスってこんなに感動するものなのかってすごく心に残ってます。

――先ほどの神前式のお話もそうでしたが、家族との繋がりが感じられる式はやはり素敵ですね。今回は素敵なお話をありがとうございました!

 

8. まとめ

2019/6/8、渋谷で開催したイベント「Wedding Select Fes」より、宮城舞さんのトークセッションの様子をレポートしました。

盛大な結婚式も憧れますが、宮城さんのように大切な人とリラックスして過ごす式も温かみがあってとても素敵ですよね。
ライフスタイルに合わせて挙式のタイミングを決めたり、妥協せずに自ら動くことで希望のスタイルを叶えたりといった、トップモデルとして活躍する宮城さんらしいエピソードも新しい結婚式のあり方として印象に残りました。

従来のルールやしきたりに沿った結婚式から、多様な価値観に合わせた結婚式のスタイルへと時代が進化している今、トキハナではこれからも、お二人らしい結婚式の実現をサポートしていきます。

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