美しいウエディングドレスや華やかな空間、おいしい料理などの印象がある結婚式。その一方で、「準備が大変」「当日も慌ただしい」といった、ネガティブなイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。実際にこのような理由で、結婚式を挙げたい気持ちはあるけれども、少しためらっている人もいると聞きます。 そこで今回は、準備と当日の忙しさを思いきった改革で軽減した「IWAI OMOTESANDO」に取材。ふたりもゲストも自由に楽しく過ごす結婚式のコツをうかがいました。 (取材:トキハナ 編集部/文:クリス)
目次
1. 実はもっとラクになるかもしれない、結婚式
結婚式は、準備から当日までやらなければならないことが盛りだくさんのイベントです。
例えば準備期間は、ゲストのリストアップに招待状のデザイン選びからはじまり、ドレスやヘアメイク決め、空間装飾のデザインや演出、BGM、引き出物をスタッフのみなさんと相談しながら選択していきます。1つ1つの打ち合わせを楽しめたら理想的だと思いますが、実際はこのように決めることが多すぎるため、結婚式の準備は作業的になりがちです。最初は楽しめていても準備を進めていくうちに頭を悩ませる人も多く、なかにはパートナーとケンカをしてしまったという声も耳にします。
また結婚式当日も、ケーキカットやキャンドルサービス、お色直しといったさまざまな演出があり、思うように料理をゆっくり味わったりゲストと楽しくおしゃべりしたりできなかったという話もめずらしくありません。
もしも、「次は○○しなきゃ」という作業的な準備から解放されたら……?
準備期間も無理せず、ただただ結婚式当日がくるのを楽しみに待てたら……?
結婚式当日も、次の進行を気にせずゲストとのんびり過ごせたら……?
そんな結婚式で発生しがちな多くの作業を思いきってなくした結婚式場が、「IWAI OMOTESANDO」です。
出典: IWAI OMOTESANDO
2. イワイオモテサンドウの結婚式までの打ち合わせの流れ
「IWAI OMOTESANDO」での打ち合わせは、3ステップ。
初回はヒアリングをします。“人生の編集プロデューサー”と呼ばれるいわゆるプランナーさんが、ふたりの人生をじっくり深掘り。その際に、招待するゲストがふたりにとってどんな存在なのか、そしてこれからその人とどんな関係を築いていきたいかについてしっかりとヒアリングしてくれます。ふたりの人生の登場人物がどんな人なのか、その方々とのエピソードを聞くことで、その人にどんな想いを伝えたいのかを引き出してくれるのです。
打ち合わせの2回目は、ヒアリングした内容をもとにした、結婚式当日の流れの提案。ふたりとゲストが歩んできた人生を祝う、そんな1日を提案してくれます。加えて、おふたりがゲストとどんな時間を過ごしたいのかについてその場でさらにヒアリングをし、結婚式当日のイメージを膨らませていくのです。
そして3回目の打ち合わせでもうけられているのは、ゲスト一人ひとりに向けた手紙を用意する時間。結婚式の準備工程を思いきってなくした分、ゲストとの思い出を振り返り、言葉にする時間がつくれるのです。ゲスト一人ひとりにしっかりと感謝の想いが伝えられるとあって、この時間は多くのカップルからとても喜ばれているそう。
もちろん、ドレスやアイテムの相談も気軽にできます。さらに、持ち込みが無料といううれしいポイントも。限られたアイテムからしか選べないことは、結婚式の満足度を左右します。自分が気に入ったものを持ち込めれば、その分悩む時間が短縮できますよね。
出典: IWAI OMOTESANDO
3. 結婚式当日の心地よさを生み出すために必要なのは、あえて進行を決めすぎないこと!?
ただここまでのステップを見て、「決まってなさすぎて、当日ちゃんと結婚式が進むのか」と不安に思う人もいるでしょう。
実はこの「進行が決まっていない」ところにも、「IWAI OMOTESANDO」がおふたりに届けたい結婚式の形があります。
「IWAI OMOTESANDO」では、ホームパーティーを開く感覚でおふたりが結婚式を自由に進行するスタイルを採用。だから進行の都合でゲストとの会話を途中でやめなければならない、気軽にゲストのもとへ足を運べないといったことは、起こりにくいのです。
進行がはっきりと決まっていない結婚式で見られるのは、ふたりもゲストも自由に楽しく交流を深める姿。結婚式とは思えないほど、みんなが素のままの自分で過ごしているそうです。
結婚式とは、日常の延長線上にある特別な1日である——。
「IWAI OMOTESANDO」の結婚式には、新たな結婚式の哲学のようなものを感じるのです。
出典: IWAI OMOTESANDO
4.まとめ|結婚式は、余白があるくらいが、ちょうどいいのかもしれない
これまでの結婚式では、どこか「非日常」めいたものを感じるひとときが流れていました。しかしその非日常感を生み出すために、ありとあらゆる準備を進め、ゲストをあっと驚かすような演出を盛り込むことが当たり前となっていたように感じます。
もしこの当たり前とされてきたことが、自分たちの結婚式を挙げたい気持ちの妨げになっているのであれば、「IWAI OMOTESANDO」のような準備や進行にあえて明確な決まりをもうけていない式場に相談してみてはいかがでしょうか。
結婚式のプロのアドバイスに任せてみる。
あとは当日の雰囲気に身をゆだねてみる。
気持ち的に、時間的に生まれた余白はきっと、結婚式に対する緊張からふたりを解き放ち、自由で楽しい時間を届けてくれると思います。
出典: IWAI OMOTESANDO