結婚式はとびきり自分らしく!オリジナルウエディングのつくり方

SNSの普及、ダイバーシティ、ジェンダーレス…。自由に個人が自分らしさを発信でき、世の中的にも「私は私」「自分らしく生きていい!」という風潮が加速する昨今、その波はもちろんウエディングにも。 そんな中注目を集める「オリジナルウエディング」は、どうすれば実現できるのでしょうか? 今回は、「真のオリジナルウエディング」を叶えてくれる結婚式場とプロデュース会社についてご紹介します!(文:まゆ)

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1. そもそも、真の「オリジナルウエディング」とは?

「この演出、あの結婚式でも見たな…」。自分がゲストとして列席した結婚式で、そんな場面に出くわしたこと、ありませんか?
せっかく楽しんでもらおうと招待したゲストに、そんな風に思われてしまっては悲しいですよね。

本来、「オリジナルウエディング」とは定型の演出の「組み合わせ方」のことを言うのではありません。
会場、アイテム、プログラム…その他結婚式に使われるもの全てが、その2人のストーリーに沿っていて、その2人のためだけにチョイスされ、編み出されたものであるはず。
そんな本当の意味での「オリジナルウエディング」を、「全ての結婚式場」が実現してくれるかというと…残念ながら、そうとは言い難いのが現状です。

「私たちこんな人とこれから生きていきます。こんな2人を、これからもどうぞよろしく。」そんな風に結婚式は、大切な人に2人の「今まで」と「これから」を共有する機会。
だからこそ、本当の意味で2人のストーリーを反映した「オリジナル」であることが何より大事なのです。

2. 「ハード(式場)」の前に、「ソフト(内容)」を決める時代へ

では、本当の意味での「オリジナルウエディング」を叶えるにはどうすればいいのでしょうか?
方法の一つに、「プロデュース会社」に依頼するというやり方があります。徐々に利用する人が増えていますが、「?」という人のために、その内容をご紹介します。

《プロデュース会社に依頼するメリット》

●会場から「自分らしく」選べる!
従来は、分厚い式場紹介雑誌から何となく雰囲気の気に入った会場を見つけ、見学に行ってみる…というのが結婚式準備のスタート地点でした。
ですが、プロデュース会社にとっては「会場選び」もプロデュースの一貫。2人らしさをヒアリングしたら、「このカップルなら、ここだ!」という場所を提案してくれるはず。
「2人らしさ」と「2人がやりたいこと」ベースで会場の選択肢が上がって来るため、「やりたいことができなかった」はまず起こりません。

●アイテムの自由度が上がる!
会場を決めるところからスタートする従来の日本のウエディングの場合、アイテムも会場の提携会社のものから選ぶ、という「縛り」が生じます。持ち込みはできても制限があったり、持ち込み料がかかることも。
そのため「気に入るドレスがない」「引出物の選択肢が少ない」など、会場を決めて蓋を開けてみるまでアイテムの全容はわからないことが多く、オリジナリティを表現しづらい環境に置かれてしまいがち。

その点、自会場を持っていないプロデュース会社に依頼すると、「どんなパーティーをしたいか」からスタートできるのが最大のメリット。
会場の選択肢に合わせるのではなく、「これを使いたいんだけど、どこならできるか?」という「やりたいことベース」で会場を選ベるのです。
アイテムもショップも、自分たちで好きなものを探してくることができ、持ち込みにあたっての交渉もプロデュース会社がしてくれるため、オリジナリティ表現の幅が格段に上がります。

●プログラムの自由度が上がる!
いわゆる「結婚式場」では、1日に何組かが挙式する関係上、各施設の利用時間がかぶらないようにオペレーションがある程度決まっていることがほとんど。
「挙式は必ず披露宴の前」「ガーデンを使えるのはここからここまでの時間」など、プログラムにも実は縛りが生じています。

対して会場の決まったやり方に縛られないのがプロデュース会社。2人の希望する自由度に合わせた場所をチョイスしたり、会場との交渉を行ってくれるため、通常よりプログラムに融通が利くことが期待できます。

少しイメージができたでしょうか?プロデュース会社は「提案力」が商品。2人の中にアイディアがなくても、持ち前の提案力で「オリジナリティ」の表現方法を模索し、開拓してくれる強い味方になってくれるでしょう。

3. プロデュース会社に依頼するときに注目すべきポイント

ひと口にプロデュース会社と言っても、最近は会社、チーム、フリーランスのウエディングプランナーなど、大小問わず多くのプロデューサーが活躍しています。
そんな中から、どんな所にお願いすればいいのでしょうか。依頼するときに注目したいポイントを見ていきましょう。

●多様な会場でのパーティー実績があるか
一つ目のポイントは、「多様な場所でのパーティー実績があるかどうか」。これは、「会場との関係性に縛られすぎていないか」はもちろん、本当に「オリジナルウエディング」を得意としているかどうかを見極めるポイントになります。
「オリジナルウエディング」に本当にこだわるプロデュース会社なら、「2人ならではの場所」として選ばれるのはいつも同じ場所にはならないはず。
過去のパーティー事例などを見て、場所の新規開拓も積極的に行っているかもチェックしてみましょう。

ただ、普段結婚式場として稼働していない場所でのパーティーは、設備面などでゲストに負担を強いる場合も。
そもそも「結婚式」として成立させることができる場所なのか、プロデュース会社にその力量があるかどうかもチェックが必要です。

●信頼できるウェディングプランナーがいるか
プロデュース会社にとっての命は提案力。だからこそ、ウエディングプランナーに「聞く力」と「提案力」が本当にあるかどうかを見極めるのが何より大事です。
2人らしさを表現するための司令塔となれる人なのかどうか、実際に会い、ヒアリングを通して見極めましょう。
場合によっては複数のプロデュース会社やウエディングプランナーと比較して検討してみる必要があるでしょう。

4. 東京でおすすめのウエディングプロデュース会社

プロデュース会社を見極めるためのチェックポイントは色々ありそうですね。
「で、それってどんな会社?」という声が聞こえてきそうなところで、今回はトキハナが注目するおすすめのプロデュース会社をご紹介。面白い過去のパーティー事例も要チェックです!

 

4-1.「結婚式」の前に、まず「家族のビジョン」を考える:「HAKU

ウエディングのプロデュース会社である「HAKU」。こちらは、結婚式というイベントを通じて、「夫婦や家族のあり方を考えよう」と提唱する会社です。

こちらの最大の特色は、社内に「ウエディングデザイナー」なる存在がいること。一般的な会場では、ペーパーアイテムやお花など、それぞれのアイテムはそれぞれのスペシャリストが各々デザインを考えるもの。
ですがこちらでは、結婚式の進行やペーパーアイテム、空間装飾などの全てを、「ウエディングデザイナー」が総司令官となり提案します。

「ウエディングデザイナー」は、単なる「ウエディングプランナー」ではなく、「ウエディングの知識を持ったデザイナー」。
業界でもまだ職種として確率はされていない、新しい立ち位置から結婚式作りを行っています。
2人に何時間もかけてヒアリングし、抽出した想い・価値観から「ビジョン」を創り、それをもとに “結婚式全体”をデザインしていきます。

HAKU」が大事にしているのは、ふたりが「どんな夫婦になりたいのか」をゲストにしっかり見せられる、そして、ふたりとゲストの絆が深まるウエディング。
「ウエディングデザイナー」という、2人のイメージを最大限吸い上げた1人が、一貫したプロセスで全てのアイテムをデザインしてくれるからこそ、メッセージの刺さるウエディングが実現できるのですね。

HAKU」の打ち合わせを通じて、2人自身も気づいていなかった「願望」が浮き彫りになり、当初考えもしなかった形のウエディングを実現した事例にも注目です。
オリジナルウエディングの最大の醍醐味でもある「自分で選んだ・決めたというプロセス」をしっかりと感じることができるでしょう。

4-2.頼もしい「伴走者」がきっと見つかる!:「ウエディングデザインラボ

フリーランスのプランナーを中心にチームを組み、ウエディングをトータルプロデュースしている「ウエディングデザインラボ」。
こちらでは、国内外でのプロデュース実績豊富なフリープランナーが、会場の相談から当日の結婚式までサポートをしてくれます。

会場を決めたら、その会場が提示する流れに乗っていく…というのが、従来の日本のウエディング。
それに対してこちらでは、会場選びの段階から「2人らしさ」のプランニングをしてもらえるというメリットがあります。

アイテムが会場の提携会社に縛られない分、「予算に応じて細かく調整が可能なこと」もフリープランナーと結婚式作りができることのメリット。
さらに、こちらのオフィスは東京と大阪にあるため、Iターン・Uターンの結婚式でもエリアに合わせて打合せが可能。
長く地元を離れた2人にとっても、タイムリーな現地情報から最適な提案もしてくれる頼もしいサポート体制が整っています。

「ウエディングデザインラボ」のモットーは、「主体となるのは新郎新婦である」ということ。
あくまでもプランナーは「伴走者」としての立場から、2人の主体性を奪うことなく希望を叶えたいのだといいます。

オリジナルウエディングに欠かせないのは、頼もしいながらも「自分たちで決める」を邪魔しない配慮が求められるもの。
ウエディングデザインラボ」ならきっと、ふさわしい「奔走者」が見つかるはずです。

出典:ウエディングデザインラボ

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