“家族のように思う親密なおもてなし”ってどんなサービス? 全スタッフに浸透し、個別対応してくれる結婚式会場がありました

おふたりに代わってゲストをもてなしてくれるのが、サービススタッフです。ゲストが不自由を感じることなく、快適にウエディングを楽しんでもらえるよう、さまざまな場面でサポートしてくれます。このサービスのスタイルは、会場によって異なるのをご存知でしょうか。

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ゲストの好みなども考え、喜ばれるサービススタイルの会場を選ぶことも大切に

ウエディング当日、お招きしたゲストをお出迎えから移動の案内、お開き後のお見送りまでサポートするのが、会場スタッフの仕事のひとつ。このサポートが一般にサービスと呼ばれているものです。このほかに、サービススタッフも存在します。こちらは、おおむねパーティー中、ゲストの近くで給仕などを行うとともに、要望があれば応えてくれます。ゲストともっとも長く関わるのが、このサービススタッフです。

こうしたスタッフによるサービスのスタイルにも、会場ごとにコンセプトやポリシーがあるのです。高級ホテルのように折り目正しく、洗練されたスタイルもあれば、アットホームでフレンドリーに接してくれるところもあります。そのスタイルがゲストに喜ばれるのか、それが大切なポイントに!たとえば、紳士的で丁寧な接客が心地よいと喜ぶ人もいれば、堅苦しく感じる人がいるかもしれません。せっかくフレンドリーに接してもらっても、馴れ馴れしいと思うかも。こうした対応によってゲストが受けるウエディングの印象も変わるので、意外に重要な会場選びのポイントといえますね。

自分の大切な家族の結婚式と同じように、個別のゲストにも親密なおもてなし

「堅苦しいサービスはいい意味で避けていますが、フランクにしすぎることもありません」という「クラシカ表参道」では、“ファミリー・ウェイ・ホスピタリティー”というマインドをサービスの指針としているそう。自分の大切な家族の結婚式なら一生懸命にサービスするでしょう、それをお客様に対してもやっていこう、というもの。これが非常勤スタッフに至るまでしっかり浸透しているそう。それがよくわかるエピソードを聞かせてもらいました。

ある日、オフィスに新人サービススタッフ宛の小包が届いたそう。送り主は、1週間前にサービスに付いた親族の方。“何か、やらかしたのか?!”と不安に思った先輩達が聞くと、事前の引継ぎでアレルギーがあると聞いていたその方のお子様に、付きっきりで対応させてもらったとのこと。“確かに、帰り際に名前を聞かれましたが・・・”と頭を掻く新人スタッフ。小包の中には、お礼の品とともに長文の礼状が添えられていたといいます。

こうした対応は、マニュアル化してできるものではないでしょう。“お客様を家族のように思う、あたたかで親密なおもてなし”が、全スタッフに浸透しているからこそ、自然にできたサービスといえるでしょうね。

出典: クラシカ表参道

 

ゲストの情報を事前に伝えることで、個々のゲストがより満足するサービスに

こうした個別対応がどこまでできるかも、会場によって違いがありますが、おふたりからの情報も大切だといいます。たとえば、左利きの人のためにカトラリーのセッティングを変えるといったサービスは、そんなに難しいものではないはず。でも、どのゲストが左利きなのか知らされていなければ対応できません。

アレルギーの有無や食材の好き嫌いなどは、どの会場でも確認してくれるでしょう。それ以上の情報、たとえば前述の左利きとか、お酒が苦手、あるいはマタニティであるといった情報を事前に伝えておくと、個々のゲストに合わせたサービスが期待できるでしょう。

出典: クラシカ表参道

 

まとめ

いかがでしたか?会場ごとに異なるサービススタイルは、見学などの際にも確認できるでしょう。明確なポリシーなどを聞かないまでも、スタッフの対応で感じられるはず。自分たちに代わってゲストをもてなしてくれるサービススタッフ。おふたりらしいパーティーの雰囲気に繋がる大切な役割をもっているからこそ、しっかりチェックしたいですね。

出典: クラシカ表参道

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