結婚式の余興として人気の高い「鏡開き」は、今後の運を開くという意味を持ちます。
しかし鏡開きのやり方や、かかる費用などについてはよく知らないという方もいるのではないでしょうか。
今回は鏡開きの準備ややり方、費用などについてまとめてみました。
目次
本物の樽酒を使用して行う場合
結婚式で行われる鏡開きの方法は、2つあります。
1つ目の方法は、樽酒を使用する方法です。酒屋などで販売されている樽酒を使用し、鏡開きを行う場合は、樽酒のフタをあらかじめ開けておかないと、本番で上手に開けることができません。樽酒の蓋を開けるためには、木槌やバールなどの工具が必要になります。一度開けた樽酒の蓋をそろえてのせておくことによって、きれいに開けやすくなります。
酒樽に清酒をいれて準備する場合
樽酒を使用した鏡開きを行う場合、工具を使用してフタを開けるなど準備に手間がかかってしまいます。鏡開きを簡易的に行う場合は酒樽と清酒を分けて購入し、準備を行うという方法があります。樽と蓋が外れる状態で入手することができるため、樽にそのまま清酒を入れるだけで準備ができます。
鏡開きに使用される樽の大きさ
結婚式の鏡開きは会場の大きさやゲストの人数によって、適切な樽の大きさは異なりますが、迫力があって見栄えする4斗樽が良いといわれています。
1斗は、一升瓶10本分の酒量を指し、一合枡に入れて振舞うとおよそ100名分になります。4斗樽いっぱいにお酒を入れてしまうと、たくさんのお酒が余ってしまう可能性もあります。このため、結婚式の鏡開きでは底上げできるタイプの4斗樽を使用し、酒量を調節する方法が一般的になっています。
かかる費用について
4斗の底上げ酒樽を使用し、鏡開きを行う場合にかかる費用の相場は、およそ6万円から8万円程度といわれています。
ちなみに、2斗の底上げ樽を使用する場合は、5万円から6万円程度、1斗樽を使用して行う場合は4万円前後が相場になります。
結婚式場のオプションを利用して鏡開きを行う場合は、式場によって費用が異なりますが10万円から15万円程度が費用の相場になります。
鏡開きを行うときの注意点
鏡開きにかかる費用の他にも、木槌の準備や、枡の準備、鏡開き後に余ったお酒や樽を処分するために別途費用がかかる場合があります。結婚式場のオプションを利用する場合は、詳細についてあらかじめ確認しておくようにすると良いでしょう。また、記念品としてゲストに枡を配る場合は、ビニール袋や箱などを用意しておくようにしましょう。
まとめ
結婚式で鏡開きを行う場合は、樽酒を使用して行う場合と、酒樽と清酒を購入して準備を行う2つの方法があります。結婚式の鏡開きでは、4斗樽の底上げ酒樽を使用されることが多く、自前で用意する場合は6万円から8万円程度が相場になります。
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