「ジューンブライド」ーー花嫁に憧れる人は誰しもが耳にしたことのあるキーワード。意味は直訳すると、「6月の花嫁」。
ですが、本当に「6月に結婚式を挙げること」=「幸せ」なのでしょうか?今回は、6月に結婚式を挙げることのメリットとデメリットをお伝えしていきます。(文:R.E)
1.ジューンブライドとは
そもそも「ジューンブライド」とは、どういう由来なのでしょうか。説としては複数存在しますが、いずれも他国発祥の説のようです。一番濃厚な説は、ローマ神話からはじまります。
ローマ神話にでてくる結婚生活の守護神「ユーノ」を祭ったのが6月。そのため、6月に結婚すると「ユーノ」に見守られ、素敵な結婚生活が送れるという言い伝えから、「ジューンブライド」という語源が生まれたという説がポピュラーです。神様に見守ってもらえる6月、それ以上に安心なことはありませんよね。この言い伝えが日本にも伝わったとされています。
出典: 南青山ル・アンジェ教会
2.気候・タイミングなど、総合的に平均点な6月
ジューンブライドだけがメリットに感じがちな6月の結婚式ですが、言い伝えだけでなく現実的な面でもメリットはたくさんあります。
まず1点目は気候の良さです。
梅雨入りになる6月後半までは比較的おだやかな気候が続き、寒くも暑くもない過ごしやすさが感じられるのがこの季節。女性ゲストも羽織モノを着なくても過ごせる時期なので、着る服にも困りません。また、6月後半になって梅雨入りしても、梅雨の雨はゲリラ豪雨のような大荒れになることがほとんどないため、室内での挙式であればさほど影響はありません。
2点目はタイミングです。
一般的には4月から学校への入学・就職・異動など、環境が大きく変わるタイミングの人が多いかと思います。6月の挙式であれば、新しい環境になりこれからお世話になるであろう人も、結婚式に声をかけることができるベストタイミングなのです。一般的に招待状を渡すタイミングで声をかけることができるため、急に声をかけて、相手に気を遣わせたり、失礼になってしまうなんていう心配もありません。
これ以上早い時期であればゲストに声をかけるタイミングが合わないし、これ以上遅い時期であれば暑くなってしまうという点から考えると、6月の結婚式はベストタイミングだと言えます。
出典: ホテル雅叙園東京
3.雨対策は必須!
ベストタイミングな6月でも、やっぱり天候は心配ですよね。梅雨入りをすると、なかなか晴れ間のない日が続き、天気に気を取られてしまうこともありがちです。万が一のことを考え、雨が降っても支障のない会場選びをしましょう。
出典:リストランテASO
例えば、外に出ないと移動ができない会場や、ガーデンを利用した演出などは、雨天時にプログラム通りの進行が難しい可能性もあります。できる限り、駅から近い会場や、雨天時には別の演出提案をしてもらえるかなど、会場を決定する前から雨の日の想定もしておくと安心でしょう。
また、当日来てくださったゲストへの配慮も忘れずに。会場に到着してからお着替えをしたいゲストにとって気になる更衣室。利用時間などはゲストに質問を受ける前に確認しておくと、すぐに答えることができるでしょう。
出典: アルカンシエル南青山
さらに、パウダールームに濡れた体をふくお手拭きを用意したり、帰りにお持ち帰りいただく引出物は郵送にするなど、配慮しておくと喜ばれることでしょう。
出典: デュクラス大阪
4.まとめ
6月に挙げる結婚式のメリット・デメリットをお伝えしてきましたがいかがでしたか?
6月=梅雨というイメージがあるかと思いますが、雨は年中降るため、6月じゃない月を選んだからと言って晴れが確約されるわけではありません。ゲストのことを考えたお声がけや、結婚式場選びをすることはマスト。そうすればきっと、ジューンブライドの言い伝え通りの「幸せな結婚生活」のスタートになることでしょう。
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