別撮りと当日撮影。結婚式で撮ってもらう写真の基本を知っておこう

結婚式は一生に一度の素敵な思い出。だからこそ、後から振り返っても楽しめる「写真」という形に残しておきたいですよね。
しかし、そもそも結婚式の写真の種類についてもよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩める花嫁さんに、結婚式前後に撮ってもらう「別撮り」と、結婚式当日に撮ってもらう「当日撮影」、基本的な2種類の結婚式の写真をご紹介します。 (文:高橋まりな)

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1. 結婚式の写真は大きく分けて「別撮り」と「当日撮影」の2種類

結婚式で撮る写真の種類は、主に以下の2つが挙げられます。

1-1.別撮り

結婚式以外の日の撮影のことで、式前に撮るものを「前撮り」、式後に撮るものを「後撮り」と言い、さらに、スタジオで撮影する「スタジオ撮影」や、人気観光スポット等で撮影する「ロケーション撮影」があります。

衣装は和装やウエディングドレスをレンタルすることが可能ですが、持ち込みが可能な場合もあるため、スタジオや式場に確認をしておくと良いでしょう。

1-2.当日撮影

結婚式当日の撮影のことです。結婚式場内のスタジオやガーデンなどで撮影する「型物写真」や、挙式・披露宴の一部始終を撮影する「スナップ写真」があります。

これらの写真の種類からも分かるように、一口に“結婚式の写真”と言っても撮影するロケーションやタイミングはたくさんあって、新郎新婦が自由に選ぶことができます。

では、次に、それぞれの写真について詳しく見ていきましょう。

結婚式のカメラマン

2. 結婚式の「前撮り」とは

「前撮り」とは、結婚式前の準備期間中にウエディングドレスや和装を着て写真を撮ることです。

結婚式当日は忙しく、スナップ写真以外はなかなか撮ることができないから。結婚式当日と別の衣装を着て撮影したい。など、行う理由は様々あります。

また「前撮り」では、結婚式当日の衣装合わせやヘアメイクの予行演習を兼ねて行うこともできるので、念入りに準備を行いたいカップルにもぴったりです。

撮影自体の所要時間は1時間30分前後ですが、衣装・ヘアメイクの準備や写真選定の時間を含めると、約半日は見ておくのが良いでしょう。

2-1.スタジオ撮影

スタジオ内で行う前撮り。天候に左右されることがないですし、撮影小物などを使うなど、スタジオに好きな世界観を作りこんで写真を撮影できるのがメリットです。

また、衣装を何着か着たい場合には、屋内ですので着替えもスムーズにできますし安心ですよね。

2-2.ロケーション撮影

屋外で行う前撮り。ロケーションは、新郎新婦の思い出の場所や、フォトジェニックな自然や建物の前などを自由に選んで、ドレスや和装の写真を撮ることができます。

ただし、天候に左右される屋外ですので、必ずしも予定通りに進まないこともあり、注意が必要です。

♦前撮りの詳しい方法をチェック

ロケーションフォト

3. 結婚式当日の写真撮影:「型物写真」「スナップ写真」について

結婚式当日の写真には、「型物写真」と「スナップ写真」の2種類があります。

3-1.型物写真

全身の写真を衣装込みで綺麗に写すことができること、結婚式当日に親族全員で写真を撮ることができるのがメリットです。

台紙に貼り付けることを想定して人物比までしっかり定めて撮影が行われるので、スナップ写真のように「正面を向いている写真がなかった」「親族が写っている写真が少なかった」ということが起こらないのも特徴と言えるでしょう。

また、手元・足元の揃え方、袖や裾の見せ方など様々なチェック項目があるので、よりクオリティの高いフォーマルな写真を残すことができます。

♦型物写真を詳しくチェック

結婚式のアルバム

3-2.スナップ写真

ブライダル専門のカメラマンが密着し、結婚式当日の新郎新婦やゲストの自然な雰囲気や、臨場感ある写真を捉えることができるのがメリットです。

ブーケトスなど動きのある難しいシーンでもベストアングルで撮影してもらえるので、ブレや撮り忘れなどが生じづらく、知人・友人に依頼するよりも安心感があるでしょう。また、型物写真にはない、結婚式ならではの一瞬一瞬の出来事を形に残すこともできます。

♦スナップアルバムを作ろう!

このように、「型物写真」と「スナップ写真」とではまったく違う雰囲気の結婚式の写真が残せるので、「せっかくだから両方撮ってもらおう」というカップルが多いですよ。

結婚式のアルバム

4. 結婚式後の写真撮影:「後撮り」について

「後撮り」のメリットは、結婚式が終わって気持ちも落ち着いた頃に、二人でゆっくり撮影が楽しめること。ハネムーンも兼ねて海外で撮影するカップルも多い様子です。前撮りは日本国内で行われるのが定番ですが、海外でのびのびと撮影できるのは嬉しいですよね。

また、前撮りとは異なり「結婚式までに撮る」という期間の制約がないので、結婚式と並行して撮影の準備をする必要がなく、より準備に時間をかけることができます。

結婚式当日に撮りたかったけど撮れなかった…というショットがある場合も、後撮りでカバーできるので、後悔も少なくなるでしょう。

ロケーションフォト

5. まとめ|後で後悔しないために、二人で話し合っておきたいこと

結婚式の写真、あなたは次のうちのどっち派ですか?「準備に時間をかけて事前にしっかり納得がいく写真を撮りたい」「当日の結婚式の様子が伝わる臨場感あふれる写真を撮って欲しい」自分たちの結婚式に合う理想の写真撮影方法をチョイスしてみてくださいね。

でも、どちらか1つだけを選ぶのではなく、どちらも選択できるのが結婚式の写真の嬉しいポイント!撮っておけばよかった…なんて後で後悔しないために、最適な方法を二人で選びましょう。悩んだ時は、トキハナのオンラインプランナーまでお気軽にご相談くださいね。

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