ゲストにも結婚式を楽しんでほしい―。 こう考える方は多いと思います。しかし、いい結婚式だったなと思うポイントは、家族や親戚と友達とでは少しずれが生じることもあります。 招待するみんなに楽しんでもらう方法はないのでしょうか…? そこで今回は、これまでにないスタイルの結婚式を提案しながらも、様々な年代のゲストに感動を届けている「THE BEACH」に取材を敢行!ゲストみんなが楽しめる結婚式づくりのためにできる極意がありました。(取材:トキハナ 編集部/文:クリス)
目次
1.ドレスコードで、ゲストを結婚式のワクワクに巻き込む!
『THE BEACH』では、アロハシャツやビーチサンダルをドレスコードにした結婚式をプロデュースしています。
これらの衣装や小物は、どちらかというとカジュアルでラフなイメージですよね。
しかしTHE BEACHは、アメリカ西海岸を思わせる結婚式場。式場内に砂浜があり、リゾート感もあるから、アロハシャツがぴったりの会場なんです。
むしろ、アロハシャツやビーチサンダルのドレスコードがあることで、リゾート感が一層増すと言ってもいいほど!
しかもカジュアルでいいぶん、ゲストの肩の力も抜け、リラックスして結婚式を楽しんでもらえるというメリットも。というのもドレスコードはゲストを早々に、その結婚式の雰囲気に巻き込むのにいい方法だからです。
ただし、ドレスコードを取り入れる場合は、ゲストに衣装代の負担をしてもらうこともあるので、あくまでゲストにも楽しんでもらうための一つの手段として考えましょう。
気軽に取り入れられて、ゲストが当日気軽に参加できると思うのなら、取り入れてみてもいいと思いますよ!
出典: THE BEACH
2. おいしい時間にも自由を!おしゃべりが加速するパーティーづくり
ゲストを結婚式のワクワクに巻き込む方法は、ほかにもあります。それは多くのゲストがこっそり楽しみにしている料理。
今は、ほとんどの式場が料理にこだわりを持っています。だから、おいしいだけでは満足できても感動にはつながりにくいのです。
だからフルコースの料理を着席で楽しむだけでなく、ビュッフェスタイルや飲み比べコーナーを設けたり、オープンキッチンスタイルで五感を使って楽しめるようにしたりと、「体験型」にシフトしている会場が増えています。
『THE BEACH』が提供しているのは、10,000円から18,000円までの4つのフレンチフルコース。
一番人気の12,000円のコースは結婚式の料理としては比較的お手頃なランクですが、THE BEACHではメイン料理に牛肉が提供され、しかも、おいしさの満足度は◎。
しかも通常のコースに加え、オプションでBBQの演出もしてくれるんです!そして、お肉を焼くのはスタッフさんではなく新郎新婦。
主役のふたりが直接おもてなしする演出としても人気なんだそう。とても近い距離感で、ゲストとの交流を楽しめます。
また、各国の瓶ビールを集めたBEACHパーティーも楽しめるんです。音楽をかけると日本にいることを忘れてしまうくらいの盛り上がりをみせるそうです。
主役とゲストの垣根なく、おいしくて楽しい時間を共有したという思い出は、きっとゲストにとっても印象に残るのではないでしょうか。
出典: THE BEACH
3.ジェネレーションギャップの心配は、マナーと感動の演出でしっかりカバー
近年は、ここまででも触れたとおり、ゲストとの距離感が近く、アットホームな雰囲気の結婚式が好まれる傾向にあります。
しかし、昔ながらの日本式の結婚式に触れてきた親御様世代の方がみたら、少しカジュアルすぎるように感じるかもしれません。
実際に、高砂に新郎新婦用のソファが設置されている会場を見た親御様世代の方は、一段高い位置に高砂席がないことを驚かれていた、という話を耳にしたこともあります。
結婚式も、人々の生き方の変化に伴い、常にアップデートを続けています。変わることは悪いことではありませんが、結婚式にもジェネレーションギャップがあることを理解しておくことは大切です。
だからこそ、昔から大切にされてきた結婚式のマナーなどは、きちんと把握しておきたいポイントでしょう。
『THE BEACH』では自由度が高くてフランクな会場ですが、ウエディングプランナーさんが結婚式のマナーをしっかり教えてくれます。
これなら、若いカップルや結婚式列席経験の少ない人でも安心できますね。
式中も、交流を楽しむ時間は自由に、プログラムを進めるときはきちんとゲストに声をかけ、集まってもらうなどして、進行のメリハリを大切にしているそう。ただ楽しいだけでなく、ふたりの人生の節目である結婚式をきちんとした形で残すために、さり気なくサポートしてくれるんです。
また、ジェネレーションギャップがあるとはいえ、ゲスト参加型の演出を取り入れることで、今までにないスタイルの結婚式を面白いと思ってもらえる可能性が高まります。
『THE BEACH』では、ナイトウエディングでキャンプファイヤーを取り入れたり、披露宴のお開きで新郎新婦退場時にゲストに手持ち花火を持ってもらう演出をしています。砂浜という、結婚式場には珍しい空間だからこそ映える花火や光の演出に、親御様世代の方々も感動されるそうですよ。
マナーをきちんと携えることで、「この子たちも、知らない間にしっかりしていたのね」といううれしさとほんの少しの寂しさを。
今まで体験したことのない演出で、「こんな結婚式もあるんだ!」という感動を。これらを届けることで、ジェネレーションギャップへの心配も和らぐと思いますよ。
出典: THE BEACH
4.まとめ|いろんな年代のゲストに、ふたりの結婚式でしか味わえない感動を届けよう!
「新たな門出を報告したい!」と招待したゲストは、まぎれもなくふたりにとって大切な人たちばかりでしょう。
だからこそ、結婚式の1日を楽しんでほしいと、自分たちに何ができるか悩むのだと思います。
もしみんなが楽しめる結婚式づくりに悩んだときは、今回ご紹介した
・一体感(ドレスコードなど)
・体験(料理の提供方法など)
・マナー
・その式場ならではの演出
を取り入れることも考えてみてください。きっと、いろんな年代のゲストの心を打つヒントが見つかるはずですよ。
出典: THE BEACH