【結婚式完全ガイド】これを見れば大丈夫!元ウエディングプランナー直伝記事まとめ

結婚式を行なう際は、招待するゲストの人数やプラン・見積もりなどチェックする項目がたくさんありますよね。 結婚式の準備をされている方の中には「本当に合っているのかな…?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、今まで数多くの新郎新婦さんをサポートしてきた元ウエディングプランナーが、結婚式準備期間にやるべきことや、特に気を付けたいポイントをしっかりお教えします。(監修:トキハナ/文:三島莉永)

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1. おろそかにしないで!親御さんと相談するべき結婚式の12項目

結婚式は二人だけのものだけでなく、家と家の絆を結ぶ大切な儀式です。
両家の親御さんの意見を聞かず二人だけで物事を決めてしまうと、後でいろいろと変更を余儀なくされるケースもあります。
そこでまずは親御さんと事前に相談しておいた方がよい12の項目を解説します。

1-1. 会場決定までに相談しておきたい4項目

①結婚式の日程
結婚式を行なう「季節」によって費用は変動するもの。

親御さんは、ゲストの皆さんに喜ばれる春・秋にしてほしいと思っていらっしゃるのか?オフシーズンで費用が抑えられるなら夏・冬でもOKなのか?両家の意向を事前に確認しましょう。

また、「お日柄」と言われる大安・友引・仏滅などの六曜に関しては、新郎新婦さんより親御さんたちの方が気にされる場合が多いです。両家の意見をヒアリングする必要があります。

「仏滅」に結婚式をすると良い事がある? 狙い目は「先勝」?知っておくと役に立つお日柄のこと

②招待する親族
見積もりを取った後で親御さんの意見によって親族の人数が大幅に増減し、結婚式の費用が把握しづらくなることや、人数の都合で会場が利用できなくなることも考えられるので事前に確認しましょう。

③宿泊とアクセス
招待するゲストが遠方にお住まいの場合は、宿泊の手配が必要になることがあります。
遠方から来てくれる親族ゲストに関しては、結婚式を挙げる会場と宿泊するホテルの距離感や、主要駅や空港からの会場までのアクセスを考慮して親御さんと相談しましょう。

④援助金
親御さんに援助してもらえるかどうかによって、選べる会場のランクや、自分たちが用意する金額を考える目安も変わってきます。援助金の確認と同時に、ご祝儀を費用として考えるかどうかをトータルで相談しておくと結婚式の予算が立てやすくなりますよ。

1-2. 結婚式の準備期間までに相談しておきたい5項目

⑤招待状の差出人
両家の連名ではなく自分たちの名前で招待状を出したい方は、親御さん世代のゲストが招待状を受け取った際に「え?」と驚かれることのないように、まず親御さんの許可を得ることが先決です。

⑥料理・引出物の内容
料理と引出物はゲストに喜んでいただくことが大前提のため、親御さんと具体的に相談することをおすすめします。
特に引出物は1世帯につき1つが基本のため、親族の引出物は1世帯の招待人数が何名かによって内容を変える必要があります。

⑦結婚式費用の分担
結婚式の費用は、挙式当日までに全額の請求書を発行してもらい、支払うことになっています。それまでに両家で分担方法を話し合っておきましょう。

⑧お車代の手配
遠方から来てくださるゲストには「お車代」と呼ばれる交通費を用意します。
しかし、決まったルールはないため親御さんに相談するのが一番です。

結婚式までに知っておきたい「お車代」のこと

⑨衣装と着付けの手配
親御さんや親族がモーニングや留袖をレンタルする場合や、当日の着付けをお願いする場合は、親御さんに代わって二人が会場の担当プランナーに依頼するのがスムーズです。
その際、支払い方法についても話し合っておきましょう。

1-3. 結婚式当日までに相談しておきたい3項目

⑩披露宴中の挨拶について
親御さんがテーブルへご挨拶に伺うのは歓談やフリータイム中が多いですが、念のため担当プランナーに進行スケジュールを確認した上で親御さんに伝えておきましょう。

結婚式の【親の挨拶】10シーン!当日まで&当日に親がすべきこと完全ガイド

⑪結婚式当日の支払いについて
結婚式の費用は前払いですが、結婚式当日、予期せぬ支払が発生することもあります。
結婚式当日の支払いは、忙しい新郎新婦に代わって親御さんが支払いを済ませることになりますので、どちらの親御さんが支払うかも含めて事前に相談しておきましょう。

出典:クラシカ表参道

⑫ご祝儀の管理について
結婚式当日にいただくご祝儀は、たいていの場合は受付終了後、受付係のゲストから両家が指定する人に預けてもらいます。
誰に預かってもらうのか両家で話し合っておきましょう。

2. ゲストは何人ぐらい?結婚式の招待人数の決め方

会場見学では招待人数にあわせた会場を見学させてくれるので、招待するゲストについて会場見学の前に二人で話し合っておきましょう。

ほとんどのカップルが悩むのが「どこまでの人を招待するか」ということです。
特に、親族をどこまで呼ぶのかは親御さんの希望もはいってくることがあるので要注意。
確認が難しい場合は、最大で呼ぶことになる人数を把握しましょう。
会場見学の際には少なくても○○名、最大では○○名とウエディングプランナーに伝えられるよう話し合っておく必要があります。

また、ゲストをいくつくらいのグループに分けられるか考えておきましょう。
会場によって1つのテーブルに座ることのできる最大人数は異なるため、自分たちの招待したい人をおおまかにグループ分けしておき、必要になりそうなテーブル数の目安をつけやすくしておくと良いでしょう。

招待するゲストの人数を踏まえて、会場見学の際に確認すべきことは次の4つです。

①最大テーブル数と、1テーブルの最大人数
②テーブルの配置と、会場自体のレイアウト
③招待人数が何名以上で使えるか
④演出で使用したいスペースの広さ

上記のポイントを会場選びの参考にしてみてくださいね。
【招待ゲストを決めるのに一苦労…】そんな人に見て欲しい対処法はこちら

出典:THINGS Aoyama Organic Garden.dth

3. ブライダルフェアの本当のチェックポイント

ブライダルフェアでチェックしたいポイントは、会場の種類によって異なります。

◆ゲストハウス
1)貸切前後の時間帯ってどんな感じ?
例えば1日2組の場合、午前と午後の結婚式で入れ替えということになりますが、入れ替えの時間が近い場合どうなるのか?などスケジュールについて確認しておきましょう。

2)持ち込みはできる?持ち込み料はいくら?
ドレスやフラワーなどの持ち込みを希望される方は、持ち込みが可能か、持ち込み料はいくらになるかをチェックしておくことが大切です。
【持ち込みってなに?】持ち込み料が発生する仕組みや相場をチェック

3)展示されているコーディネートをお願いするといくら?
最初にもらう結婚式の見積書の装花などの金額は、ほとんどベーシックなランクに設定されています。見学時のコーディネート費用がいくらなのか、プラン内に含まれているのかなどを確認しておきましょう。

▼詳細はコチラ
【元プランナー直伝】ブライダルフェアの本当のチェックポイント:ゲストハウス編

◆レストラン
1)試食した料理は婚礼料理?
食事をしにレストランへ行って楽しむ料理と、結婚式でゲストをもてなす料理とでは、食材や調理方法などが異なることが多いもの。
できれば婚礼料理をコース仕立てで試食することをおすすめします。

2)専属のウエディングプランナーはいますか?
レストランのスタッフがプランナーを兼任している店舗もあります。ウエディングプランナーは二人の重要なパートナーですので、しっかり確認しておきましょう。

3)二人のゲストに必要な設備が整っている?
レストランには、結婚式に必要な付帯設備が整っていないことも多いです。
チャペルや親族控え室などが整っているかチェックしておきましょう。

出典 リストランテASO

▼詳細はコチラ
【元プランナー直伝】ブライダルフェアの本当のチェックポイント:レストラン編

◆ホテル
1)試食した料理は婚礼料理?
日によっては試食会が披露宴会場ではなく、ホテル内のレストランになることもあります。婚礼料理が試食できるか事前に確認しておくことをおすすめします。

2)結婚式当日のゲストの動線は?
ホテルには様々な施設が備わっているため、建物自体が大きくて広いです。
控え室と挙式・披露宴会場が離れすぎていないかなど、結婚式当日の動線をゲスト目線でチェックしてみると良いでしょう。

3)持ち込みはできる?持ち込み料はいくら?
「ゲストハウス」の項目でもご紹介したように、ドレスやフラワーなどの持ち込みを希望される方は、持ち込みが可能か、持ち込み料はいくらになるかをチェックしておきましょう。

出典 グランドニッコー東京 台場

▼詳細はコチラ
【元プランナー直伝】ブライダルフェアの本当のチェックポイント:ホテル編

4. 契約後に不安になったら…!キャンセルする前に考えたいこと

結婚式場の申し込みが終わったけど不安…。
そんな不安への対処法をアドバイスします。
結婚式場をキャンセルする前に、一度冷静になって考えてみてくださいね。

◆他の結婚式場も見てから決めればよかった…
まず、気になっていた他の結婚式場の情報を集め、契約している結婚式場と内容を比べてみて、どちらが二人の理想に合うかを考えてみると良いでしょう。

◆担当プランナーが別の人になってしまった…
見学の際に担当してくれたプランナーが、契約後、別のプランナーに変わっていた、という事例もあります。
不安に思う場合はプランナー本人ではなく、マネージャークラスのスタッフに相談しましょう。

◆最初に聞いていた話と違う…
契約時に説明を受けた内容と違う、ということがあれば、その都度プランナーに相談して不安を解消していくことが大切です。

不安や疑問を一つ一つクリアして結婚式の準備がスタートできればそれに越したことはありませんが、どうしても無理な場合は、その結婚式場をキャンセルして他の式場を検討するべきでしょう。
しかし、費用やゲストへの説明、結婚式の準備をゼロから始めるなど、キャンセルに伴うリスクを考慮しておかなければなりません。

いずれにしてもキャンセルする前に、両家で話し合いの機会を持ちましょう。
キャンセルすると決まった場合は、キャンセル料を両家で負担するのか、二人が負担するのかも含めて、慎重に話し合うことをおすすめします。

▼詳細はコチラ
【元プランナー直伝】結婚式場をキャンセルする前に。契約後の不安はこうしてクリア!

5. まとめ

結婚式へ向けての準備は、確認することや相談しなければならないことがたくさんあります。
直前にトラブルが起きないように結婚式の準備は慎重に行ないましょう。
二人の理想の結婚式を挙げられるよう、ぜひこちらの記事を参考にして準備を進めてみてくださいね。

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