結婚式っていくつ演出していいの?自己満足にならない演出マナーって?

インターネット上での先輩花嫁の投稿を見て、自分の結婚式でも、「あれもしたい!これもしたい!」と、時間いっぱいに詰め込んだ進行表になってしまった人もいるのではないでしょうか?
一生に一度の結婚式。自分の叶えたいものを全て実現したい気持ちは分かります。
でも、その演出は自己満足になっていませんか?せっかく、準備に時間を費やした結婚式ですから、良い結婚式だったって言われたいですよね。
その為に、ゲストにとって心地良い演出の最適数や、自己満足にならない演出マナーを知って最高の結婚式にしましょう! (文:yerr0w)

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1. 「長い」演出はゲストがうんざり。最適な演出の長さと数って?

ゲストに喜んでもらいたいと二人で考え抜いた結婚式。でもちょっと待って!その結婚式の内容は、おもてなしを忘れて自分達だけが主役の“自己満”になっていませんか?そんな結婚式はゲストにとって退屈なだけ。特に「長い」演出は評判が良くないようで…。

ここでは、中だるみしてしまった演出の例をいくつかご紹介します!

1-1.新婦お色直しが長い

結婚式の準備は早くからSNSの花嫁アカウントを作って、情報収集に余念がなかったある花嫁さん。結婚式当日、お色直しのヘアメイクが気に入らず何度もやり直し、気が付けば入場予定時間を大幅にオーバー。

新郎新婦が会場に長い時間いないと、ゲストもつまらない気持ちになってしまいますよね。

1-2.プロポーズの手紙が長い

彼女にきちんとプロポーズをしていないことを悔やんでいたある新郎さん。お色直し後の再入場シーンを使って、花嫁にサプライズでプロポーズをすることに!

最初は花嫁が感動して涙するなどとても良い雰囲気だったのですが、新郎がプロポーズの言葉をしたためた手紙がとにかく長い!トータルで約20分間、花嫁への気持ちを延々と読み続けられると、さすがにゲストも退屈に。

1-3.ムービーが多くて長い

自作のプロフィールムービーに加えて、ゲストの余興でお祝い映像を上映することになったあるカップル。ところが手違いで、お祝い映像が2本も届いてしまいました。

しかも、いずれも上映時間が長い力作ぞろい!トータルで約30分以上は映像を流していたことになり、後日ゲストからは「会場がずっと暗かった」「スクリーンを見る時間が長くて料理を楽しめなかった」「もっと一緒に写真が撮りたかった」などの残念な声が。
このように、とにかく「長い」演出は避けたいものですね。

披露宴時間と食事の時間から計算すると、ひとつの演出にかけられる時間は約5分程度となります。

「スピーチをお願いする時の時間配分をきちんと事前にお伝えする」
「花嫁や新郎の手紙はプランナーに読んでもらって意見を聞く」
「映像は快適に楽しめる時間内に編集する(ゲストに依頼する場合も)」
など、演出の時間配分には注意しましょう。また、新婦のお色直し時間も20分がベスト。

こだわりのある方はプランナーへ事前に分かりやすい写真等を渡し、当日にバタバタしない方法を考えておきましょう。

 

2. 「内輪ウケ」の演出はNG。一人でも楽しめないゲストがいるなら要検討

新郎新婦と仲良しの人ほど陥りやすい内輪ネタですが、これは、分かる人にしかウケない事が多いので注意が必要です。

例えば、新郎側の友人が新郎新婦の馴れ初めを紹介するという余興。盛り上げようとするあまり、新郎の元カノについて話をしだすということも…。一部の友人は盛り上がりますが、会場全体は微妙な雰囲気。新郎新婦も気まずい空気になってしまいます。

その他にも、職場の同僚だけ、とか学生時代のサークル仲間だけ、といった内輪ネタの余興は一部にしかわからないため、他のゲストは置いていきぼり状態に。会場内で温度差が出てしまいます。

結婚式に参加しているのは、会社関係や、親戚など年齢層も様々。内輪しか分からない演出は避け、誰が見ても楽しめる内容にしましょう。余興を依頼するならそのあたりを考慮して、特に新郎側の友人には釘を刺しておくのがいいかもしれませんね。

 

3. 季節を無視した演出は迷惑。演出と挙式月のバランスを考えよう

結婚式は、季節と会場のイメージのマッチングがとても大事になります。特に寒い時期と暑い時期に行う結婚式の演出は注意が必要ですよ。

3-1.冬の注意点

真冬の結婚式にも関わらず、新婦の1番やりたかった演出とはいえ、ガーデンで行うウェルカムパーティは要注意です。コートをクロークに預ければ基本的に薄着なので、ゲストはガタガタと震えながら過ごすことになってしまいます。

3-2.夏の注意点

暑い時期も同様に、日差しの強い中でのガーデンパーティは避けたいもの。体調が悪くなってしまうことも予想されます。子供がぐずってしまいお祝いムードが台無しになったり、暑さからみんなイライラしたような微妙な雰囲気になることも…。

結婚式の費用を抑えるために、寒い季節や暑い季節に結婚式を予定しているなら、屋外演出は避けた方がいいでしょう。ウェルカムパーティやガーデンを使った演出がしたい場合は、ゲストが過ごしやすい春や秋などに時期をずらして考えるのがいいですね。

 

4. まとめ|自己満チェックには、第三者の客観的な意見を

演出とは、あくまでもゲストを楽しませるもの。時間・内容・季節と、さまざまな視点からチェックしてみると、結婚式の演出に最適な数や内容が見えてくるはずです。

さらに、その演出が自己満になっていないかどうかチェックするには、家族や友人ではない“第三者”の客観的な意見が最も有効です。アドバイスや意見がほしい方は、トキハナのオンラインプランナーに相談してみてくださいね。

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