フリードリンクってお得?結婚披露宴のドリンクの内容・相場・こだわり方

結婚式のドリンクというと、披露宴で料理と共に楽しむ飲物というイメージがありますが、それだけではありません。挙式が始まるまで、披露宴が始まるまで、そして披露宴中…と、シーンによって振る舞うドリンクがあり、種類やサービス方法にも選択肢があります。
シーン別のドリンク内容や相場、こだわり方を知って、ふたりの結婚式に合う方法を選びましょう。 (文:桑田千寛)

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1. ウェルカムドリンクと披露宴のドリンクの違い

結婚式でゲストに振る舞うドリンクには、シーン別にいくつかの種類があります。シーンとは大きく分けて次の2つ。

①ウェルカムドリンク
挙式前や披露宴前の待ち時間には、“ウェルカムドリンク”と呼ばれるドリンクが振る舞われます。1時間~30分程度の待ち時間に、ゲスト1人当たり1杯・500円程度のドリンクを用意します。

♠挙式前
ジュースやコーヒー、紅茶などのソフトドリンクを振る舞ってゲストの喉にくつろいでいただきます。

♠披露宴前
カクテルなどの食前酒やソフトドリンクなど、ゲストが選べるようにしておきます。

②披露宴のドリンク
披露宴が始まってからは、まず乾杯酒。それ以降はフリードリンクとなります。

♠乾杯酒
乾杯酒は、ゴールドのシャンパンやスパークリングワインを使うのが一般的ですが、会場によってはピンクがかったロゼを選べることも。相場は1本3,500円~で、会場によってゲスト人数に必要な本数が請求されるケースと、フリードリンクに乾杯酒の料金が含まれるケースがあります。

♠食事と共に楽しむドリンク
披露宴の食事中に振る舞うドリンクは、フリードリンク制がほとんど。料金は1人当たり3,000~5,000円程度で、ビール、カクテル、焼酎、日本酒、ウィスキー、ソフトドリンクが含まれます。フリードリンクに乾杯酒やワイン、ブランデーなどを含める場合はもう少し単価が上がります。

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2. 結婚式のフリードリンクってお得?事前に知っておきたいこと

フリードリンクとは、いわゆる“飲み放題”のことですが、お酒を飲まないゲストもいますよね。しかし、結婚披露宴のフリードリンクにはお酒だけでなく、ノンアルコールカクテルやソフトドリンクも含まれており、お酒を飲まない方でも共に過ごす時間を楽しめるよう工夫されています。

とはいえ、なるべく多くのゲストが楽しめるようにしたいもの。フリードリンクの内容は事前に選ぶことができるので、次のように工夫してみましょう。

♠女性ゲストが多い場合
カクテルやノンアルコールカクテル、アイスティーや生搾りジュースなどのソフトドリンクを充実させると喜ばれます。

♠男性ゲストが多い場合
アルコールの種類を増やすのも良いですが、バーカウンターを設置している会場では、バーテンダーによるプロの味を楽しむことが出来ます。付帯設備にこだわって会場を選ぶのも一つの手!

♠少人数の場合
家族だけなどの少人数で、ほとんどの人が飲まないとわかっている場合には、フリードリンクだと割高になることも。その場合は“バイオーダー”と言って、個別にドリンクを注文してもらい、実数カウントして利用合計額で請求してもらうと良いでしょう。

♠メニューにないドリンクは注文できる?
フリードリンクのメニューにないドリンクは、当日ゲストが個別に注文できます。ただし追加料金が発生しますので、プランナーとの打ち合わせで、追加オーダー時の対応と費用を確認しておくと安心ですよ。

♠フリードリンクって結局お得?
披露宴中によく見られる光景として、ゲストが新郎新婦や両家の家族にお酌したり、両家の両親がゲストにお酌してまわったりする場面があります。

お酌は、感謝の気持ちを伝えたりお互いの労をねぎらったりなど、心を砕く場面で用いられる表現方法のひとつで、日本独特の習慣。ですから、費用を気にせずお酌し合うことができるフリードリンクはお得です。

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3. こだわるならここ!結婚式のドリンク、おもてなしアイディア

結婚式のドリンクは、料理と同じように“おもてなし”の1つ。例えばこんなところにこだわってみては?

♠挙式前の親族控室にて
結婚式というお祝いの席では、“花開く”様子が縁起の良いものとして好まれ、桜湯を出すのが伝統的なスタイルです。関西では“喜ぶ”にかけて昆布茶が出されることもあります。ちなみに煎茶は“茶を濁す”と言って忌み嫌うことから、結婚式ではタブー。

年配の親族が多い場合にこうした心遣いができると、日本の習わしをよく理解している新郎新婦として評価も高くなるでしょう。

♠季節のウェルカムドリンク
春、夏、秋は、冷たいドリンクが美味しい季節。ウェルカムドリンクには、デザインが可愛い瓶タイプのドリンクや海外のビールなど、見た目にもこだわってセレクトを。

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一方、冬の結婚式には、冷えた身体が温まるホットドリンクを提供したいもの。温かいハーブティーやホットチョコレート、ホットワインもおすすめです。

♠乾杯酒を料理に合わせて
料理にこだわる新郎新婦は、乾杯酒にも是非こだわってみて。フランス料理ならシャンパン、イタリア料理ならスプマンテなど、料理ジャンルによって乾杯酒の銘柄を選ぶとオシャレですよ。

♠オリジナルカクテル
結婚式会場にバーテンダーがいる場合には、オリジナルカクテルを作ってもらえることも。季節のイメージや好みの色合いからリキュールを選んでおまかせするなど、ふたりの結婚式限定カクテルをメニューに入れてもらうことが出来ますよ!カクテルの名前にもこだわってみては♡

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4. まとめ|結婚式場に好きなドリンクを持ち込むには?

結婚式のドリンクは、1人当たりの単価で見れば高額ではありませんが、ゲスト人数分となるとそれなりの費用に。会場によってフリードリンクの基本プランに含まれる内容が違いますので、見積書でしっかりと確認し、わからないことは担当プランナーに訊ねましょう。

見積書に乾杯酒が入っているかどうか、ウェルカムドリンクが含まれているのかいないのかなど、細かく確認すると良いでしょう。

ちなみに、結婚式場へのドリンクの持ち込みは基本的にNGです。しかし、日本酒好きの新郎新婦が選び抜いた銘酒をゲストに振る舞いたい!とか、ガーデン演出でドンペリをオープンしたい!など、せっかくの結婚式ですから自分たちらしく楽しみたいですよね。

トキハナでは、ドリンクへのこだわりもふまえて結婚式場を紹介することが出来ますので、何でもオンラインプランナーに相談してみてくださいね。

 

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