結婚式の写真撮影は、テクニックを要するもの。ふたりの晴れの日を、どの瞬間も撮りこぼすことなく撮影するには、プロのカメラマンに依頼することをおすすめします。
どのように打ち合わせをして、いつ決めるのか?事前に知っておくと、写真内容にこだわりながら、ふたりのスケジュール管理も行えるので便利ですよ。
(文:桑田千寛)
目次
1. 結婚式の写真打ち合わせ。時期と方法について
結婚式場で提携カメラマンを紹介してもらう場合、打ち合わせの時期は、結婚式の約1ヶ月前に行うことが多くなっています。
結婚式の約1ヶ月前というと、招待状の返信が届き、ゲスト人数が決まる時期。ここに合わせて“総合打ち合わせ”と呼ばれる、結婚式に必要なすべてのアイテムを決定する打ち合わせが行われ、写真内容についてもこの時に決めます。
打ち合わせ方法は、次の2通りがあり、会場によって異なります。
①担当プランナーによるアルバム紹介
カメラマンは同席せず、担当プランナーが紹介するアルバム見本から撮影会社を選ぶスタイル。撮影してほしいシーンや、こだわり内容は、プランナーを通してカメラマンに伝えられます。ほとんどの結婚式場がこのスタイルです。
②カメラマンによる詳細打ち合わせ
カメラマンに直接会って、希望内容のヒアリングを受けながら内容決定するスタイル。撮影会社が会場の提携先の場合、打ち合わせの日程調整などはプランナーが行ってくれます。
①の場合、カメラマンと直接打ち合わせはできません。ですが担当プランナーは長い期間、新郎新婦とのコミュニケーションを取っているため、こだわり内容やふたりの人柄についてよく理解していることが多く、“ふたりの想いを伝える”という点で安心でしょう。
しかし、プランナーは写真のプロではありません。写真の出来上がりにこだわりたい場合には、②に変更してもらうのがおすすめ。
撮影方法や写真の仕上がりの違いなど、カメラマンのテクニックを確認することが出来るので、より具体的な仕上がりイメージを持つことが可能になります。残念ながら、②のカメラマンによる詳細打ち合わせを行っている会場は少ないのが現実です。
より写真にこだわりたい場合はこの記事の最後でもお伝えしますが、カメラマンを自分たちで探して打ち合わせし、結婚式場に持ち込むことになります(持ち込み料がかかる式場や、持ち込みNGの式場もあるので要注意)。
2. 結婚式の写真は自分たちで選びたい!データの納期と選び方について
写真データの仕上がり時期は、撮影会社によって様々ですが、結婚式の約1~2ヶ月後に納品となるのが一般的です。全撮影データの中から、お気に入りの写真を選ぶことが出来ますよ!
但し、結婚式場に手配してもらう場合には、“撮影データ渡しのみ”に対応していないケースや、アルバム制作を依頼する場合でも、挙式のみの撮影では、カメラマンによるおまかせセレクトになることも。
披露宴のみ、挙式+披露宴など、撮影時間が長くなるほど撮影枚数も増えるため、アルバムのボリュームも増え、希望内容を選べるようにしている結婚式場が多いでしょう。
また、結婚式場によっては、新郎新婦から希望がなければカメラマンのおまかせセレクトを基本としている場合もありますので、事前確認が必要です。
3. アルバムを依頼した際のダンドリと納期について
アルバム制作を依頼した場合、まず、撮影データの中からアルバムに使いたい写真を選びます。一般的な撮影データの納品は結婚式の約1~2ヶ月後、データ受け取り後に写真を選んでから約1ヶ月でアルバムの完成となり、結婚式当日~では、約2~3ヶ月程の期間を要します。
選んだ写真の連絡が遅れると、その分、納品までに時間がかかってしまうので気をつけたいところ。また、G.Wや正月など長期休暇を挟む場合には、もう少し長くかかることもあります。
結婚報告ハガキや年賀状に写真データを利用したい場合には、打ち合わせの際に伝えておくと、出来る限り早めの納期で仕上げてもらえるでしょう。
4. まとめ|二人のこだわりが実現できる、カメラマンと結婚式場を選んで
結婚式の写真は、自分たちの晴れの日を記録するものですから、とことんこだわりたいもの。これから結婚式場を選ぶ新郎新婦にとっては、「素敵な写真が撮れそうな会場」であることも重要なポイントなのでは?その通り、結婚式場を選ぶ基準は人それぞれです。
「こんな写真が撮りたいから、こんな会場で結婚式をしたい!」といった、写真へのこだわりから会場探しを始めてもOKなのです!
トキハナでは、二人の世界観に合うカメラマンや結婚式場を選ぶことができます。もちろん、カメラマンとの事前打ち合わせが可能で、結婚式場へのカメラマン持ち込み料は無料。ぜひ気軽に、トキハナのオンラインプランナーに相談してくださいね。