結婚式の披露宴ってどんな構成?基本的な進行を知って自分らしくアレンジしよう

結婚式の披露宴の時間は、一般的には約2時間半。
そしてこの2時間半の披露宴プログラムの内容を決めるのは他でもない、新郎新婦自身です。
自分たちらしくゲストに感謝が伝わるようなオリジナルな披露宴にするために、基本的な披露宴の進行と時間配分、アレンジする際の注意点をご紹介します。 (文:桑田千寛)

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1. 披露宴のプログラムが決定するのは結婚式の約1ヶ月前

結婚披露宴のプログラム表とは、新郎新婦の入退場や乾杯、ケーキ入刀などすべての内容と時間が記載された、披露宴全体の進行表のこと。この進行表を結婚式に携わるスタッフ全員が共有して、結婚式当日に備えます。

それほど大切な進行表ですが、進行表を作るための打ち合わせは結婚式の約1ヶ月前と、意外にも挙式日が近づいてから。

というのは、招待状の返信が届く時期がこの頃で、祝辞・乾杯・余興などのゲストに依頼する内容もこの頃に確定するため、進行表を作るために必要なすべての要素が揃う時期、つまり結婚式の約1ヶ月前になるのです。

この打ち合わせには、司会者、ウエディングプランナー、会場によっては披露宴を主に進行するキャプテンと呼ばれる会場担当者が同席します。披露宴の基本的なプログラムはどの結婚式場も用意しているので、その進行に沿っていけばまず安心ですが、一生に一度の結婚式。やっぱり自分たちらしくアレンジしたいですよね。

そのためにもまずは、基本的な披露宴の構成を見ていきましょう。

進行表

2. 一般的な結婚式のプログラムと所要時間

披露宴全体の所要時間は、約2時間半で構成するのが一般的です。ここからは、基本的な披露宴のプログラムを前半・後半にわけてご紹介します。

<披露宴前半のプログラム例>
*ゲストの入場:披露宴開始の約10分前まで
*新郎新婦の入場:約5分
*ウェルカムスピーチ:約5分
(両家を代表して新郎が挨拶。新婦もひと言添えるとアットホームな雰囲気に!)
*主賓の祝辞:約10分
(主賓は新郎の勤務先上司や恩師など。親族のみの披露宴なら親族代表が挨拶し、友人中心のカジュアルなパーティでは祝辞を行わないことが多い。)
*乾杯:約5分
(主賓挨拶が新郎側なら、乾杯の発声は新婦の上司や恩師にお願いします。)
*ウェディングケーキ入刀:約10分
(入刀後のケーキは1人分ずつ切り分けてデザートとともにおすそ分けします。そのため遅くとも披露宴後半の初盤にケーキ入刀を。)

《歓談・食事タイム》
*お色直し退席:約20〜30分
(お色直しの時間が長い新婦が先に退席し、続いて新郎が退席します。)

《この間にムービーを上映してもOK》

<披露宴後半のプログラム例>
*新郎新婦の再入場:約10〜20分
(再入場に合わせてキャンドルサービスやフォトラウンドをします。)
*友人スピーチ:約10分
*余興:約10分
*祝電紹介:約5分
*花嫁の手紙〜親へ記念品贈呈:約10分
*両家代表の謝辞:約5分
(一般的には新郎の父親が両家を代表して挨拶します。)
*新郎の謝辞:約5分
*新郎新婦の退場:約5分
*ゲストのお見送り:約30分

進行

3. ポイントを抑えて披露宴の進行を自分らしくアレンジ!

上記はあくまでも基本的な披露宴の進行です。結婚式は自由。こうしなければならない、というルールはないので、プランナーと相談しながら自分らしくアレンジしましょう。ただし、その際に気をつけるべきポイントが2つあります。

①すし詰めのプログラムは危険
披露宴には、食事を愉しんだりテーブルラウンドでお酌をしたりなど、演出をしない時間も必要です。

あれもこれも…とやりたいことを盛り込んで、すし詰めなプログラムにしてしまうと、ゲストが新郎新婦と写真を撮ったり会話をする時間が取れないことに。プログラムには余裕を持ってアレンジしましょう。

②長すぎる演出はNG
1つひとつの演出時間が長すぎる場合、披露宴の進行が少しずつ遅れていく可能性があります。また、そのためゲストも食事をスムーズに進められず、結果的に披露宴全体の時間が長くなることに。

その場合、結婚式場によっては会場費の延長料を請求されることもあります。披露宴の時間は無理に2時間半で組まず、初めから3時間にしておくことも出来ます。時間配分や内容のバランスについては、会場スタッフとよく話し合っておきましょう。

結婚式

4. まとめ|披露宴の時間は結婚式場によって異なるので注意して

披露宴の限られた時間内で、自分たちのやりたいことを実現し、さらにゲスト全員に感謝を伝え、楽しいひとときを過ごしてもらう。そのために必要なことは「時間配分」と「メリハリのある構成」です。

記事中でもお伝えしたように、ケーキ入刀は入刀後にスタッフが作業をする時間が必要ですし、お色直しに必要な時間を知って、その時間にゲストを飽きさせない工夫も必要。時間配分についてはプランナーとよく相談しておきましょう。

「ケーキ入刀はしたくない」「お色直しはしない」という方もいらっしゃることでしょう。その場合は、ただ歓談の時間が続くだけでゲストが退屈する披露宴にならないように、ケーキ入刀やお色直しに代わるアイデアを用意して、メリハリのある構成を考えたいもの。

また、気をつけるべきは結婚式場による披露宴の時間の違いです。一般的には2時間半ですが、会場によって2時間のところもあれば3時間のところも。気になる結婚式場の披露宴の時間が知りたい!という方や、披露宴の構成や進行についてプロの意見が聞きたい!という方は、気軽にトキハナのオンラインプランナーに相談してくださいね。

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