結婚式のテーブルコーディネート料とは、主に披露宴会場のメインテーブルやゲストテーブルを装飾する料金のことです。
結婚式のテーブルコーディネートで使われるアイテムと費用相場、見積書の見方をご紹介します。
(文:桑田千寛)
1. 結婚式のテーブルコーディネート料に含まれるもの
結婚式のテーブルコーディネート料とは、披露宴会場のテーブルを装飾するために使われる様々なアイテムの総費用です。まずは結婚式のテーブルコーディネートに必要なアイテムを確認してみましょう。
《結婚式のテーブルコーディネートに必要なアイテム》
♠装花
メインテーブルの前側やゲストテーブルの中央に飾るテーブルフラワーのこと。一般的には生花を使いますが、希望によって造花やプリザーブドフラワーを使うことも出来ます。
*費用相場:メインテーブル3万円~、ゲストテーブル1卓5,000円~
♠テーブルクロス
テーブルクロスにはいくつかの種類があり、カラーバリエーションも様々にあって選ぶことが出来ます。アンダークロス+トップクロス、アンダークロス+テーブルランナーなどを組み合わせて、2色でコーディネートすることが多くなっています。
*費用相場:アンダークロス・トップクロス1枚 2,000~3,000円、テーブルランナー1枚1,500~2,000円
♠ナフキン
買い取りが主流で披露宴後にはゲストに持ち帰ってもらいますが、最近ではレンタルナフキンを利用している会場もあります。
*費用相場:1枚350~500円
♠チェアクロス
イスにかけるチェアカバーのこと。ホテルウェディングでよく利用されています。専門式場やゲストハウスでは、チェアクロスを使うか使わないかが選べることも。
*費用相場:無料~1500円程度
♠ショープレート
ゲスト一人ずつの席に置いてあるプレートのこと。ショープレートに料理を直に置くことはなく、ゲストが席に着いたらスタッフが下げます。主に飾りとしての役割と、料理を出すスペースを確保するという意味があります。
*費用相場:無料~2,000円程度
♠ペーパーアイテム
ウエディングdiyといえばペーパーアイテムですが、結婚式場では、招待状・席札・席次表・メニュー表の見本帳が準備されており、デザイン別にひと通りのアイテムを購入することが出来ます。
*費用相場:席札1部150~300円、席次表1部400~1,000円、メニュー表1部500円
こうして見てみると、結婚式ではゲスト1人当たりのテーブルコーディネートに様々なアイテムが使われていて、合計すると結構な金額になりそうです。このテーブルコーディネート料、結婚式の見積書にはどのように記載されているのでしょうか?
2. 結婚式の見積書の「テーブルコーディネート料」をチェックしてみよう
テーブルコーディネート料は、結婚式場によって見積書の記載方法が違うため、何がどこまで含まれていて、含まれていないのかがわからない、と言った新郎新婦もいるかもしれません。また、見積書には多岐に渡るウェディングアイテムが記載されていて、どのアイテム名がテーブルコーディネートに関係する費用なのか見分けるのは難しいもの。
手元に結婚式場の見積書がある方は、見積書の次の項目をチェックしてみましょう。テーブルコーディネートに関わる費用の合計は、次の①+②となります。
①テーブルコーディネート料×数量
見積書に「テーブルコーディネート料」という記載がある場合、料金に含まれるのは基本的にテーブルクロス・ナフキン・チェアクロスです。会場によっては“ナフキン+チェアクロス”をセットにしている場合や、テーブルクロスのみを示している場合など、含まれる内容が違うこともあります。
②上記以外のアイテムごとの単価×数量
装花・ペーパーアイテム・ショープレートは、いずれの結婚式会場でも各アイテム名の単価×数量で明記してあることが多いでしょう。ペーパーアイテムは、手作りにチャレンジしやすいアイテム。持ち込みOKの結婚式会場も多いので、diyを検討してみるのも手ですね。
3. まとめ|好きな会場装花のイメージに合わせてアイテムを選んでも
結婚式では、多岐に渡るウェディングアイテムを選ぶため、そんなことまで考えるの?!と奥深さに驚いてしまう新郎新婦もいるかもしれませんね。
テーブルコーディネートのアイテムは、内容と時期によって、決定後に変更や取替えをすることも可能です。まずは結婚式のテーマやイメージを膨らませて、主なカラーを決めたり、シンプル、ナチュラル、ラグジュアリー、モダンなどのテイストを決めてみると、それに沿ったアイテム選択がしやすくなりますよ。
トキハナでは、好きなフローリストの会場装花を選ぶことができます。会場装花のイメージに合わせて、テーブルコーディネートのアイテムを選んでいくというのも素敵ですね。詳しくはトキハナのオンラインプランナーにご相談ください。