結婚式の想い出はたくさんの写真で残したいですよね!しかし、結婚式の写真とひと口に言っても様々な種類があり、いつどんなタイミングで撮る写真なの?仕上がりは?種類は選べる?など、選び方に迷う新郎新婦もいるのでは。
今回は、結婚式当日の模様を写すスナップアルバムについて、特徴やアルバム内容、費用についてご紹介します。
(文:桑田千寛)
目次
1.【ウエディングアルバム】とは?
結婚式の“ウエディングアルバム”とは、挙式当日の模様をプロのカメラマンに撮影してもらい、新郎新婦が選んだ写真データを本のような冊子にまとめたアルバムのことです。
挙式前のヘアメイクシーンから挙式進行の流れ、アフターセレモニー、披露宴の様々な演出など、ふたりで準備した結婚式の行程を撮影し、本型のアルバムにします。
結婚式当日の模様を写真撮影するメリットは、何といっても、結婚式当日のリアルな雰囲気を封じ込めた臨場感。
出典: IWAI OMOTESANDO
客観的に見ることが出来ないふたりの姿をゲスト目線で写真に残し、結婚式後にも感動の余韻に浸ったり、幸福感を呼び起こしてくれるアイテムです。
カメラマンは、事前に結婚式場のプランナーからふたりの結婚式の進行内容を聞いて把握しているため、基本はおまかせでも撮影してくれます。
しかし、撮影したいカットなどこだわりポイントがある場合は、撮影指示書を作成してカメラマンに渡しておくと良いでしょう。
出典: ONEFILM WEDDING
2.【ウエディングアルバム】は本当に作った方が良いの?
「写真のデータがあるのに、わざわざ“ウエディングアルバム”を作る必要ってあるの……?」と、悩んでいる方も多いと思います。
“ウエディングアルバム”を作るメリットは以下の通りです。
・自由にデザインできる。
・きれいな形で保存できる。
・両親や親戚に渡すことができる。
“ウエディングアルバム”は、新郎新婦が選んだ好きな写真を自由にレイアウトすることができ、本のようなきれいな形に仕上げることができます。
1ページあたりの紙の厚みが薄く軽いタッチでめくれる“ウエディングアルバム”や、厚みのあるボード仕上げのものなどがあります。
ページごとのラミネート加工には、マットと光沢を選べることが多いので、手触りの違いを見比べて好みでチョイスしましょう。
また、「記念として、両親や親戚に写真を渡したいので、“ウエディングアルバム”は作っておきたい」という方が多くいらっしゃいます。
出典: ベレール
3.【ウエディングアルバム】の作り方
- “ウエディングアルバム”の作り方3つ
-
結婚式場に依頼する
フォトブックサービスに外注する
手作りアルバムを作る
①結婚式場に依頼する
結婚式場に“ウエディングアルバム”を依頼するという方法があります。
“ウエディングアルバム”の出来上がり時期は、結婚式から約1.5~2ヶ月後です。
(G.Wや正月など長期休暇を挟む場合には、上記よりいくらか長くかかる場合も)
結婚式場に“ウエディングアルバム”に依頼するときのメリットとデメリットは以下の通りです。
・すべて式場に任せるので、手間がかからない。
・非常に本格的なアルバムが完成する。
・高い費用がかかる(10~30万円)。
・式場提携のカメラマン以外の持ち込みは基本NG。
・アルバムデザインの自由度に限界がある。
出典: ホテル雅叙園東京
②フォトブックサービスに外注する
フォトブックサービスに外注し、“ウエディングアルバム”を作成するという方法があります。
式場提携のカメラマンに写真を撮影していただいた場合は、写真データのみの購入はお断りされる場合がほとんどです。
したがって、「お好きな外注カメラマンに依頼し、写真データを購入したあと、お好みのフォトブックサービスに外注する」という流れが基本的です。
▶ 外注カメラマンとは?
トキハナおすすめのフォトブックサービス「MyBook(マイブック)」
マイブックはご自身の写真でオリジナルのフォトブックやフォトグッズが作れるサービス。高品質でおしゃれなアルバムを低価格で作成することができます。
また、フォトブックサービスに外注するときのメリットとデメリットは以下の通りです。
・低価格である。
・好きな外注カメラマンを選ぶことができる。
・好きなように写真をレイアウトできる。
・外注のカメラマンに依頼する必要がある。
・フォトブックサービスを選ぶ手間がかかる。
・写真のレイアウトに時間がかかる。
③手作りアルバムを作る
写真の印刷から加工・作成まで、すべて自分たちの力で手作りの“ウエディングアルバム”を作成するという方法があります。
手作りアルバムを作るときのメリットとデメリットは以下の通りです。
・作成費用がほとんどかからない。
・すべて自分好みにすることができる。
・世界にひとつだけの“ウエディングアルバム”になる。
・外注のカメラマンに依頼する必要がある。
・写真の印刷から加工までの手間がかかる。
・いつまでも手が付けられない可能性がある。
4.【ウエディングアルバム】の気になる費用について
ここでは、“ウエディングアルバム”の作り方別に、必要な費用について説明していきます。
①結婚式場に依頼するとき
結婚式場に依頼する“ウエディングアルバム”の費用は、撮影時間やカット数(またはページ数)、装丁内容によって異なります。以下に、撮影時間ごとの「アルバム+撮影料」の料金目安をご紹介します。
*挙式のみ 5~10万円
*披露宴のみ 10~20万円
*挙式+披露宴 15~30万円
*美容お仕度+挙式+披露宴+二次会 20万円〜
料金に大きな幅がありますが、以下のケースで費用が高くなる傾向があります。
*撮影時間が長くなる程、カット数(またはページ数)が増える
*装丁デザインがウッド仕上げや革張りなどクオリティが高い
*予定時刻より延長して撮影した場合、カメラマン人件費が追加となることも
結婚式場では、アルバムのオーダーベースでカメラマン手配を行っているため、基本的にはアルバム作成を必須としている会場が多いです。
会場によっては、“ウエディングアルバム”のオーダーを必須とせず、撮影データのみの対応をしていることもあり、その場合はアルバム代金を含まないため上記参考料金より割安となります。
出典: 東京會舘
②フォトブックサービスに外注するとき
「お好きな外注カメラマンに依頼し、写真データを購入したあと、お好みのフォトブックサービスに外注する」という流れの場合は、以下の通りです。
*外注カメラマンの費用 5~10万円
*フォトブックサービス 数千円~数万円
注意点として、結婚式場の提携カメラマンを利用せず自分たちでカメラマンを外注する費用に加えて、
・結婚式場側の持ち込み料
・外注カメラマン側の出張費用
を請求される可能性がありますので、しっかりと確認しておきましょう。
また、フォトブックサービスについては、外注カメラマンのサービスを提供する会社が、“ウエディングアルバム”の制作を行っている場合もありますので、ふたりにとってぴったりなサービスを選んでみてくださいね。
③手作りアルバムを作るとき
手作りアルバムにかかる費用は以下の通りです。
*外注カメラマンの費用 5~10万円
*写真印刷代 1枚当たり数十円
*アルバムの台紙代 数百円~数千円
外注カメラマンに依頼をして写真データを購入すれば、あとは手作りアルバムを作るだけなので、ほとんど費用はかかりません。
夫婦で協力しながら、アルバム作りを楽しんでみてくださいね。
5.まとめ|デジタル時代だからこそ、あえて残したいフォトブック
普段スマホやデジカメで撮る写真は、スマホやPCに保存しておくだけで、必要な時にしかプリントしない、という人も多いと思います。でも、スマホやPCに保存しておくだけでは、万一データが消失した時に後悔しますよね。
結婚式の“ウエディングアルバム”を作っておくと、写真データの消失に備えることができるばかりではなく、見たい時にいつでも手に取ってページをめくり、思い出に浸ることができます。
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