結婚式の準備を進めていくと、必ず出てくる「記録映像を残すかどうか」という問題。 そもそも記録映像とはどんなものでしょうか。記録映像は、結婚式のムービーの中でも特に、やるかやらないか迷う人が多いものです。 しかし、結婚式が終わったあとに「やっておけばよかったと後悔したこと」という声が多いのも事実です。 今回は記録映像について詳しく紹介します。ぜひ、検討する際の参考にしてみてください。 (文:えりか)
目次
1. 結婚式の記録映像ってどんなもの?
記録映像は、挙式やメイクシーンからお開きまで、結婚式の様子を動画で撮影したものです。丸々一日を収録したもので10万円~20万円という価格の会社が多く、挙式のみ、披露宴のみなどのシーンを限定した記録映像だともう少し価格が下がります。
一日の様子を収めるものというと、スナップ写真が思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。写真があれば十分じゃない?と思う人もいるかもしれませんね。もちろん写真でも結婚式の一日を残すことはできますが、映像であればそこに音と動きが加わるため、より鮮明に残すことができるんです。
写真と記録映像はそれぞれ別の良さがあるため、最近はどちらも取り入れる人が多くなっています。
また、記録映像は当日結婚式に参加できなかったゲストへのプレゼントとしても活躍します。遠方での開催だったので行けなかった、年配なので移動が大変で行けなかったなど、やむを得ない理由で結婚式への出席を断念したゲストもいるかもしれません。
そういった方には、記録映像をプレゼントするのがおすすめ。ムービー会社によっては、プレゼント用に短めの編集をしてくれるところもありますよ。
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出典:トキハナ | BNEXT
2. 見返したくなる!最近の結婚式の記録映像はハイクオリティ
最近の記録映像は、フルハイビジョンで撮影するのが主流となっています。普段テレビで見ている映像の画質と同等のものなので、見疲れすることなく長時間見ることができるでしょう。
一昔前は大きな業務用のビデオカメラで撮ることが多かったのですが、最近は一眼レフを使用して撮影をする業者も多くあります。一眼レフを使用することでボカシなどを効果的に取り入れることができ、見ごたえのある映像に仕上がります。
また、イメージ性の高い「ダイジェストムービー」として記録映像を展開するムービー会社もあります。従来の「会場全体が映るアングルでひたすら撮影」している記録映像に、表情やアイテムのアップなどが加わったものです。
通常、記録映像は一日の流れに沿って編集をします。しかしダイジェストムービーの場合は、新婦の手紙朗読の音声から始まる…など、構成に工夫がされていることも。ドキュメンタリーのようにシナリオから構成してくれる業者もあるなど、何度も見返したくなる記録映像が次々と出てきているんです。
また、記録映像を2カメで撮影するのも人気があります。自分たちだけでなく、ゲストの表情もしっかり残しておきたいというふたりにはおすすめです。
3. 結婚式の記録映像を撮影するカメラマン、持ち込みはできる?
記録映像は、基本的に結婚式場と提携しているムービー会社に依頼するのが一般的です。なぜなら写真の撮影とは異なり、カメラを固定するための機材が必要になることもあり、機材が大きいうえ、立ち回り方も難しいのが記録撮影だからです。
チャペルや神殿などはカメラマンのポジションが会場によって異なります。披露宴の会場内では食事を配膳するスタッフとの連携も必要となるので、その式場に慣れている提携先のカメラマンにお願いするのが最も安全ではあります。
自分たちで記録映像のカメラマンを選ぶ場合は、上記の内容をクリアできるか確認するようにしましょう。持ち込みのカメラマンやムービー会社によっては、結婚式前に下見をしてくれるところも。念のため確認をしておくと安心ですよ。
なお、持ち込みが禁止されている会場で、提携業者以外のカメラマンが撮影をする場合、「カメラマンが新郎新婦の友人に扮して結婚式に出席して撮影をする」ということがあります。ただ、これは後々結婚式場とのトラブルにも発展しやすいので、あまりオススメはできません。
4. まとめ|多少高くても、お金をかける価値がある結婚式ムービーを
結婚式の記録映像は、やっぱり撮っておけばよかった…と後悔しても取り返しがつかないもの。逆に、結婚式全体にかけたものがすべて映像として残ると考えると、高くてもお金をかける価値はあるかもしれません。
どんな記録映像が自分たちに合っているか、比較検討するのも良いですね。トキハナでは各ムービー会社のサンプルムービーがチェックできる上、結婚式場への持ち込みがスムーズなムービー会社を紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。