結婚式に人気の季節は春と秋ですが、あまり知られていない冬シーズンの「1月の結婚式」にも魅力が多く、しかも結婚式を挙げるには穴場シーズンです!
この記事では、1月ウエディングにおけるメリット&デメリットをご紹介。元ウエディングプランナーがプロ目線で解説するので、これから結婚式の日程を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(文:aiiro_aiko)
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1月の結婚式のメリット5つ
結婚式のベストシーズンは春か秋と言われていますが、元ウエディングプランナーから見ると冬シーズンにも魅力的なポイントが多く、一概にも春と秋シーズンがベスト!とは言えないことも。
それでは、「1月ウエディング」のメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
メリット①希望の日取りが取りやすい
1月ウエディングの大きなメリットとしては、「希望の日程が取りやすい」ということ。
基本的に結婚式は週末に行うことが多く、その中でも「土曜日の午後」は一番人気の時間帯です。次の日がお休みで、かつ朝もゆっくり準備ができることから、ゲストにとっても嬉しい日程です。
多くの式場ではこの「土曜日の午後」の枠から予約が埋まっていきます。
他にも、大安や友引などの「お日柄」がいい日程はすぐ予約が埋まってしまうので、「人気の時間帯や日柄」はなかなか抑えることが困難です。
出典:蘇州園(THE GARDEN PLACE SOSHUEN)
ですが、1月ウエディングであれば春や秋ほど予約が混み合っていることも少ないため、「土曜日の午後」など希望の日程が抑えやすくなる傾向に。
多くの方が集まる結婚式だからこそ、いい日にち、いい時間帯で開催することはとても大切です。
メリット②結婚式費用が抑えられる
2つ目のメリットは、「費用が抑えられる」ということ!
費用面は結婚式をする上で、誰もが気になるところ。どこの結婚式場も人気のシーズンや日程にはキャンペーンやディスカウントが無いため、費用が高くなります。
ですが、1月などのいわゆる「オフシーズン」と言われるときは、お得なキャンペーンや割引があるので同じクオリティの結婚式をしたとしても、かかる費用をかなり抑えることができるのは大きなメリットです!
出典:旧桜宮公会堂
浮いた費用を結婚式のクオリティアップに当てることもいいですし、これからの新生活に役立てることもできるので賢く結婚式を行うことができますよ。
メリット③写真映りが抜群
写真映りにこだわりたい方は、1月シーズンのウエディングはおすすめです!他の季節に比べて空気が澄んでいて写真がとても綺麗に映るからです。
同じ画角で撮影しても夏と冬では気候の関係で写真のクオリティも変わるのです。
特にナイトウエディングなどで、キャンドルやイルミネーションを背景に撮影するとキラキラとした輝きが鮮明に映り、写真映りも一段と良くなります。
出典:センチュリーコート丸の内
結婚式の思い出や笑顔を美しく写真に残したいという方は、1月ウエディングはとてもおすすめですよ。
メリット④連休を有効活用!準備がスムーズに
多くの新郎新婦さんは、仕事のいそがしい合間をぬって結婚式準備をしていきます。
基本的に日程を抑えるのは、挙式の1年前くらいが目安とされていますが、実際に「打合せ」がスタートするのは結婚式の半年〜4ヶ月前となります。
▼参考記事
そして、1番いそがしさがピークになるのは、結婚式の1ヶ月前〜1週間前!
ゲストからの返信ハガキが集まり出席人数が確定してくるからです。
出席人数に合わせて配置を決めたり、席札などの手配、衣装の最終フィッティングなど、バタバタと最終的な準備のツメを行うのです。
そんな時に、1月の結婚式であれば年末年始の長期お休みを使って、ゆっくり準備を進めることが可能に◎。
親御様ともお正月のタイミングに結婚式の細かい確認ができるので、準備がスムーズになりますよ。
メリット⑤好みのドレスも選びやすい!
新婦さんにとって、とても大切なウエディングドレス。「これだ!」と思う運命の1着をまとい結婚式を挙げたいものですよね。
人気シーズンの結婚式となると、人気のウエディングドレスも予約が取りづらくなります。
もちろん「購入する」ということであれば、制作期間さえ十分にあれば予約が取れない心配はないですが、多くの新婦さんはレンタルすることがほとんど。
その場合、人気シーズンは気に入った衣装の予約が取れないこともあるので注意が必要です。
▼参考記事
1月の結婚式であれば、比較的人気のドレスも抑えやすくなりますし、選べる幅も広がることでしょう。衣装にこだわりたい方にも、1月ウエディングはおすすめですよ。
メリット⑥プランニングの自由が効きやすい
1月ウエディング、最後のメリットは「結婚式の進行における自由が効きやすい」ということ!
結婚式場のスタイルにもよりますが、ゲストハウスなどの貸切会場は、ホテルウエディングと比較して自由が効きやすいことでも知られています。
それに加えて、1月ウエディングのようなオフシーズンのウエディングであれば、結婚式の組数が混み合っていないため、プランニングがより自由に組みやすいこともあります。
出典:旧逓信省別館
例えば、結婚式の後、同じ会場で友人たちだけで2次会をやりたい!という希望があった場合も、空きがあれば時間を延長して会場を使うことができたり、お料理における特別な対応など、ハイシーズンでは難しいプランニングが叶う可能性もあります。
1月の結婚式のデメリット3つ
続いては、1月の結婚式におけるデメリット3つを解説していきましょう。ぜひ、大切なポイントになるので要チェックです!
デメリット①寒さ対策が必要
1月のイメージといえば、「寒い…」と思う方は多いのではないでしょうか。寒い中おふたりのために多くのゲストが集まってくださるので、1月の結婚式は少しでも暖をとっていただける「寒さ対策」が必須です!
例えば、ガーデンを使った演出を行う場合、長時間屋外にいなければいけないプランニングは避けましょう。ストーブなどが完備されているかも確認しておくことが大切。
出典:アンドホテル 奈良若草山(ANDOHOTEL 奈良若草山)
おもてなしとしてブランケットの準備や受付のロビーなどに使い捨てカイロを置いておくのも喜ばれますよ。
デメリット②交通機関が乱れる恐れも
結婚式を行うエリアにもよりますが、1月のウエディングであれば天候によっては「積雪」の可能性もあるかもしれません。
また、遠方から都心にいらっしゃる場合も同様で、雪の多いエリアからお越しになる方に配慮して、日程や時間帯を選ぶことがおすすめです。
出典:アヴァンセリアン 東京
万が一悪天候の場合でも、スムーズに会場までお越しいただけるように、駅近や送迎バスがあるなどアクセスのいい会場であることも大切なポイントです。
デメリット③体調管理は気をつけて
1月など冬シーズンに流行するのが、「インフルエンザ」。体調管理はどのシーズンでも気をつけなければいけませんが、特に注意したいのがこれらのウイルスです。
主役の新郎新婦が体調不良となれば、結婚式が出来なくなってしまうので、くれぐれも体調管理には気をつけておきましょう!
新郎新婦に限らず、ゲストが体調不良になり急遽欠席することも考えられるので、直前のキャンセルは頭の片隅に置いておくことが大切です。
1月の結婚式におすすめ!元プランナーが教える演出アイデア
ここからは、1月の結婚式におすすめの演出アイディアをご紹介します!このシーズンだからこそ叶う演出ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
演出①お正月をテーマにした装飾
1月といえば、「お正月」。結婚式では季節のテーマに合わせて装飾をすると、オリジナル感のあるウエディングになります。
出典:明治神宮 明治記念館
縁起のいいお正月をイメージし、お花の色味は紅白など華やかなものにしたり、竹を用いたアレンジなども特別感があります。
ほかにも通常であればケーキ入刀するところを、夫婦の共同作業として「餅つき」をするなど、ゲストがあっと驚くような演出も1月のウエディングならでは。
特にお正月をテーマにするのであれば、和装ウエディングを検討されている方におすすめです。
演出②「1」をテーマにした演出
1年のはじまりとなる「1月」。
結婚式もふたりの人生のスタートとなる日なので、縁起のいい「1」をテーマにしたウエディングもおすすめです。
例えば、
「返信ハガキを1番早く返してくれた人!」
「1番最初に会場に到着した人!」
など、結婚式にまつわる「1番」になった方にサプライズでプレゼントを用意するなど、披露宴で盛り上がるシーンを演出することが出来ます。
出典:イワイ オモテサンドウ(IWAI OMOTESANDO)
プレゼントも縁起のいい「1」にまつわるものにすると、より統一感のある演出になるのでゲストの思い出にも残りやすくなりますよ。
演出③SNS映えするデザートブッフェ
デザートブッフェはどのシーズンでも人気のある演出ですが、特に1月のような冬のシーズンのデザートブッフェはSNS映えするラインナップが豊富なのでおすすめです!
冬の冷えた身体を温めることができる、ホットチョコレートやホットワイン、中でもチョコレートファウンテンは、アイコニックで見た目の迫力もあるので女性ゲストの注目の的に。
写真映えするこの季節限定のデザートアイテムです。
おしゃれなウエディングを叶えたい方は、冬のデザートブッフェはおすすめですよ。
演出④ロマンティックな大人ウエディング
1月はデイタイムの結婚式でもナイトウエディングでも、キャンドルやイルミネーションの演出と相性がとてもいいです。
出典:ザ マーカススクエア 神戸(THE MARCUS SQUARE KOBE)
キラキラとした輝きが温かさを演出してくれるので、キャンドルサービスやキャンドルリレーなどロマンティックな演出を挙式や披露宴の中で取り入れるのもおすすめ。
また、イルミネーション輝く中でのフォトシーンは、空気も澄んでいてとても綺麗に撮影ができるので、大切なゲストと美しい情景の中で最高の1枚を残すのもいいでしょう。
まとめ|かしこく結婚式を挙げるなら、1月ウエディングがおすすめ!
1月の結婚式におけるメリット&デメリットなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ほかのシーズンでは叶えることのできないことばかりなので、かしこく結婚式を挙げるなら1月はとてもおすすめ。
この時期にしかできない特別な装飾や演出もたくさんあるので、これから結婚式の日程を検討される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
出典:響 風庭 赤坂(HIBIKI FUTEI AKASAKA)
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