結婚式の見積もりはブラックボックス? 準備を進めていくうちにどんどん上がる!? そんなちょっとドキドキなイメージもある結婚式の「お金」問題…。最終的な支払い金額が、会場予約時の見積もりよりも上がった人が約7割というデータも! 理想や憧れは叶えながらも、大切なふたりのお金はかしこく使っていきたいですよね。 そこで、数字がニガテな人でもわかる、結婚式の見積もりのキホンを伝授。後から見積もりが上がらないようにするための秘訣もご紹介します!(文:トキハナ編集部)
目次
1.見積もりって何が含まれてるの?
挙式料
会場費
食事代
衣装代
ブーケ・装花代
写真・ビデオ代
ペーパーアイテム
引出物
挙式料・会場費は結婚式場によってさまざまで、キリスト教式・神前式などの挙式スタイルや、会場の広さなどによっても変わってきます。食事代(料理・飲み物)の相場は、1人あたり2万円前後。それに加えてウエディングケーキ代もありますね。
これらの基本的な費用に、結婚式を華やかに彩るさまざまなアイテムの代金が加わって、結婚式費用は成り立っています。アイテムが不要であればその分費用は下がりますが、たとえばウエディングドレスなどは大半の方が必要ですよね。ブライダルフェアや相談会で出される見積もりには、このような「ほぼ必須」アイテムがあらかじめ含まれています。
2.初期見積もりの落とし穴
こうして、結婚式の見積もりができあがるわけですが…最初に出される見積もりの多くは、料理はシンプルなコース、装花や写真・ビデオ撮影などはリーズナブルなプランとなっていることが多いのです。この時点での見積もりは「ほぼ必須」アイテムだけの最低限のもの。
ドレスなども、会場側が扱う中から好きなものを選べると思われやすいのですが、本当は値段ごとに分けられたカテゴリーの中から選ぶ形になっています。そのため、初期の見積もりでは最もリーズナブルなカテゴリーの中から選ぶことになります。自分が着たい!と思ったドレスがその中にあれば良いのですが、無い場合は見積もりの金額が上がるか、もしくは妥協してドレスを選ぶことに…。
ドレス以外にも、お料理にこだわりたい方や、装花をふんだんに使用した華やかな式にしたい方など、結婚式にかける想いは人それぞれです。初期の見積もり通りに結婚式準備を進めるカップルは多くないため、会場と打ち合わせを進める中で、アイテム数の増減やその内容に応じて費用が変わり、しかも多くの場合には高くなってしまうのです。
3.結婚式の見積もり、見積もり金額が上がる原因をチェック
「ゼクシィ結婚トレンド調査首都圏2021」によると、約7割の人が、会場予約時の見積もりよりも最終的な支払い金額が高くなってしまったと答えています! しかも、上がった金額で最も多いのは「プラス100~120万円未満」です。
「最初にもらった、あの見積もりは何だったんだ…」と言いたくもなりますね。思わぬ予算オーバーを避けるためにも、支払い金額が増えてしまう原因を知り、会場決定前の見積もりの段階でチェックしておけば、安心です!
原因① 装花や衣装の費用は、選択次第で大きく変わる
会場を彩る装花は、飾る場所やテーブル数、ボリューム、どんな花にするかなどで、費用に大きな差が出ます。初期の見積りに入っているのがどんなものか、プランナーさんに確認してみて。
衣装は、お色直しの有無はもちろん影響大ですが、1着のドレスでも選ぶものによって数十万円の差が…。
また、色打掛などの和装はドレスと比べると総じて高めです。アクセサリーやインナー代も、見積もりに入っていないことが多いです。
出典: ex. flower shop & laboratory
原因② アルバムやビデオ撮影はどうする?
実は、写真やビデオなどの記録関係が、アイテムの中でも一番大きな費用になることが多いんです。写真・アルバムやビデオ撮影を式場にお願いするかどうかは、見積もりの段階で検討しておきたいですね。結婚式当日の映像を披露宴終盤で流す「撮って出しエンドロールムービー」や、式とは別の日に記念写真撮影を行う「前撮り撮影」も、全て追加するとまとまった費用がかかるアイテムです。
出典: Labo-la
原因③ 料理の費用は「ランクアップ×人数」
初期見積もりの費用から最終的な見積もりまでに、最も大幅に変動しやすいのが料理。なぜなら、料理のランクを上げると、その分人数ごとに数千円ずつ金額が上がるからです。
もしもメインのお肉を「チキン」から「牛フィレ」にランクアップするのに1名あたり3,000円必要になったとすると、
3,000円×60名=180,000円を初回見積もりに追加
ということが考えられます。
ドリンク内容も同じです。4500円のコースの中にアルコール&ノンアルコールの種類がどの程度入っているのかしっかりとチェック。お酒好きのゲストが多い場合などはランクアップも検討しなければならないかもしれません。
出典: サンス・エ・サヴール
原因④ 持ち込み可否と料金について確認しよう
結婚式にはウエディングドレスやヘアメイクスタッフ、引き出物などさまざまなアイテムが必要ですが、そのほとんどを結婚式場が手配してくれます。
しかしその会場のアイテムを利用せず、自分たちで探して用意するカップルもいます。
会場と提携しているショップからではなく、新郎新婦が自分たちで用意したアイテムやサービスを結婚式で使用することを“持ち込み”と呼びます。
とくにウエディングドレスはインスタなどSNSの普及の影響もあって、好きな卒花さんが着たドレスや憧れブランドのドレスなど、「自分の結婚式ではこのドレスが着たい」と決めている方も増えてきています。
事実、結婚式を実施した花嫁648名へのアンケートでは、「持ち込みたいものがあった」と答えた方が、なんと全体の70%にのぼります。
しかし、この「持ち込み」は可能な式場と、持ち込みができない式場があります。さらに、持ち込む際に「持ち込み料」というお金が発生する場合が多いです。持ち込み料とは、本来式場が提携するドレスショップから、ドレスを手配する際に発生する仲介手数料が、個人で持ち込むことによって発生しなくなるためにカバーするお金です。持ち込みが可能なのか、可能な場合はどのくらいの持ち込み料が発生するのか、事前に会場スタッフさんと確認しておきましょう。
出典: トキハナ
4.後になって見積もりが上がらない式場紹介サービス
初期の段階からふたりの希望に沿った、より正確な見積もりを出してもらうことができれば、結婚式場選びがしやすくなり、思わぬ後悔も減らせます。そこで、後から見積もりが上がらないことが特長の結婚式場紹介サービストキハナ がお役立ち!
トキハナでは元ウエディングプランナーが、ふたりのこだわりに合わせた結婚式の内容を一緒に考え、費用のシミュレーションを行います。後から追加になりそうなアイテムやグレードアップもイメージして見積もりを提案。だから、最終費用をイメージできる現実的な見積もりになるのです。会場決定後に大幅に費用が変わることがないので、安心して打合せを進められますよ。
出典: トキハナ
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