結婚式の写真は、一生の思い出に残るもの。友人にスマホやデジカメで撮ってもらうのも良いですが、プロのカメラマンに撮ってもらった写真は機材も異なるため、圧倒的に出来栄えが違います。
結婚式の写真にこだわるならなおさら、一瞬一瞬をプロの手によって最高の形でおさめておきたいですよね。
ですが、カメラマンはどのように指名すれば良いのでしょうか。結婚式場提携のカメラマンと外注カメラマンはどのような特徴があるのかといった、それぞれのカメラマンの違いも知りたいところですよね。
今回は、そんな結婚式のカメラマン事情に迫ります。（文：高橋まりな）
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目次
1. 「結婚式場のカメラマン」と「外注カメラマン」の違い
「結婚式場のカメラマン」とは、結婚式を挙げる会場と契約を結んでいるカメラマンのことを指します。
結婚式場側に手配など全てお任せできるので自分たちでカメラマンを探す手間は省けますが、その中でカメラマンを指名したり、別のカメラマンに変更したりすることは、残念ながら難しいでしょう。
一方「外注カメラマン」とは、結婚式場と契約を結んでいないカメラマンの事で、新郎新婦が自分たちで探して撮影を依頼します。
実際に作品を見て好きなカメラマンを指名することができますし、ふたりの結婚式のテイストや雰囲気に合わせてカメラマンを選ぶことができるので、イメージ通りの写真が出来上がるというメリットがあります。
ただし、結婚式場によっては外注カメラマンによる撮影を許可していない、つまり「持ち込み不可」の会場があるので要注意。「持ち込み可」の会場でも、持ち込み料を請求されることがあります。
2. 「結婚式場のカメラマン」or「外注カメラマン」に依頼する際の費用の相場
「結婚式場のカメラマン」に依頼する場合、結婚式場によっても異なりますが、挙式と披露宴の様子を撮影するスナップ撮影の場合の相場は15〜20万円。パック料金での契約が多いのが特徴です。
しかし、撮影カットの追加、データの有無、アルバム作成の有無などによっては費用に増減があるため、注意が必要です。一方「外注カメラマン」に依頼する場合、相場は7〜10万円。挙式のみ・二次会のみの場合はそれぞれ3〜5万円でおさまることも。
結婚式場のカメラマンに依頼するよりもリーズナブルなことが多いため、外注カメラマンを受け入れ可能な結婚式場である場合、ふたりで外注カメラマンを探した方が費用が抑えられることもあります。
3. 「結婚式場のカメラマン」と「外注カメラマン」のメリット、デメリット
「結婚式場のカメラマン」に依頼する場合、結婚式場のカメラマンは式場内のことをよく理解しているため、どのアングルから撮影すればベストショットがおさめられるかを熟知しています。
また、結婚式の準備で忙しい時に手配など全て式場スタッフにお任せできるので、カメラマンを探す時間と手間が省けるのは大きいですよね。
しかし、写真にこだわりがある新郎新婦の場合、結婚式場の規定があり細かい撮影希望に応えられるとは限らないことや、オプションで撮影のカット数を増やすとパック料金より高くつくことがある点はデメリットになります。
撮影カット数は最小限にとどめ、後から自分たちでアルバムを作るなどの工夫が、費用を抑えるコツです。
一方「外注カメラマン」に依頼する場合、ふたりのこだわりを尊重してもらうことができるので、希望のショットなどリクエストに応えてもらいやすいのが最大の魅力です。
冒頭にも書きましたが好きなカメラマンを指名できますし、そのカメラマンと事前に打ち合わせができるので撮影内容がきちんと共有できる上、コミュニケーションを取っておけるのもメリットですよね。
しかし、結婚式場によっては外注カメラマンの受け入れが不可の場合があること、また受け入れ可能でも撮影できる場所やタイミングが規制されている場合もあること、ふたりの撮影の要望が増えるとその分費用も上がること、などがデメリットになります。
また、時間制限があり、所要時間によっては追加料金が加算される業者もあるので、事前に写真の仕上がりイメージの共有や、追加料金の目安などについて、あらかじめ確認しておきましょう。
4. まとめ｜外注カメラマンは、キャリアや作品を見て理想に合う人を。
「結婚式場のカメラマン」と「外注カメラマン」には、それぞれに依頼する場合のメリットやデメリットがあるので、結婚式で撮りたい写真のイメージをあらかじめふたりで相談しながら、予算や雰囲気にあったカメラマンをチョイスするのが成功の秘訣です。
トキハナでフォトスタジオを探す場合、カメラマンのキャリアや作品から自分たちの理想に合うカメラマンを指名することができます。
カメラマンの持ち込み可能な会場もわかりますので、詳しく知りたい方は、トキハナのオンラインプランナーに相談してみてくださいね。
