結婚式準備の中で、前撮りなど写真撮影の検討段階に入ってくると、「ロケーションフォト」という言葉を耳にする花嫁さんも多いのではないでしょうか。
ロケーションフォトとは、結婚式の準備期間中に記念写真や前撮り撮影を屋外で撮影することを指します。
基本的には場所も自由に選ぶことができるので、景色が綺麗な場所やふたりの思い出の場所で撮影するなど、その撮影場所は様々です。
今回はロケーションフォトについて、その魅力や関東エリアの撮影スポット、準備のポイントをご紹介します。
(文:高橋まりな)
目次
1. 結婚式の前撮りで「ロケーションフォト」をする花嫁さんが多い理由
結婚式のロケーションフォトとは、主にドレスや和装などの婚礼衣装を着て屋外で撮影することを指します。
撮影の流れとしては、スタジオでメイクや着付けをしてロケ先へ車で移動。指定したロケーションで撮影した後、車内または一旦スタジオに戻って再度衣装チェンジをして撮影、というのが基本的なスケジュールです。
撮影には、カメラマンに加え、ヘアメイクさんも同行することがほとんどです。
ロケーションフォトは結婚式場で撮るのとはまた違う、景色が印象的なスポットで撮影したり、結婚式当日に着ることができない衣装を着て撮影することができるのが魅力。だから「結婚式の前撮りはロケーションフォトを撮影したい」と言う花嫁さんが多いんです。
また、結婚式はせず結婚の記念に写真のみを撮影するカップルも増えていることから、各ブライダル会社がフォトプランに力を入れはじめており、人気が高まっています。
2. ロケーションフォトについて①:関東エリアの撮影スポット
では早速、関東エリアのロケーションフォトのスポットを見ていきましょう!ロケーションフォトには撮影スポットの決まりがありません。
例えば桜や紅葉がキレイな季節なら、公園や神社などで桜や紅葉を背景に撮影したり、ふたりが出会った場所や思い出の場所で撮影してもいいのです。
それ以上に、一味違うロケーションフォトにするのであれば、撮影スポットにこだわるのもおすすめです。例えば関東エリアでおすすめの撮影スポットがこちら。
2-1. 東京タワー
夜にライトアップされている時はもちろん、周囲は自然豊かなロケーションなので、昼に撮影するとまた違った表情に。バリエーション豊富に写真を撮ることができる点が魅力です。
2-2. お台場
夜景が映える場所なので、東京湾のレインボーブリッジを背景にするなど、ロマンチックなナイトフォトが撮影できます。
2-3. 浅草
ロケーションフォトで和装を着るなら!雷門の前や浅草寺、スカイツリーをバックに撮ったり、人力車に乗って情緒豊かな結婚写真を撮れるのも浅草ならでは。
2-4. 丸の内
レンガ造りの駅舎前は人気のフォトスポット。ライトアップされている夜はもちろん、ブランドショップが立ち並ぶ街並をバックに日中に撮ってもフォトジェニック。
2-5. 横浜
幻想的な写真を撮るなら、大観覧車が象徴的な「コスモワールド」。ユニークで活気あふれる写真を撮るなら、中華街の街並や裏路地、門の前など、理想のシチュエーションに合わせてチョイスできます。
桜や紅葉など特定の季節に屋外で撮影したい場合は、人気シーズンなので早めに予約が必要な場合もあります!確認してみてくださいね。
3. ロケーションフォトについて②:準備するもの
素敵なロケーションフォトを撮影するために、事前にしっかり準備しておきましょう。撮影前に確認しておくべき項目をご紹介します。
3-1. 撮影について | ヘアメイクさんの同行
ヘアメイクの仕上がりのイメージをヘアメイクさんと共有しておくことはもちろんですが、撮影時に同行してもらえるか否かも確認しておく必要があります。
同行してもらえる場合、お直しをしてもらえるメリットがありますが、価格が上がる場合が多いので予算に合った手段を選んでください。
3-2. 撮影について | 撮影小物持ち込みの可否
可能な場合は、ブーケやフォトプロップスなどの撮影小物を手作りするDIY花嫁さんも増えています。衣装にあったお好みの小物をチョイスしてみてくださいね。
3-3. 撮影について | 撮影の所要時間
準備も含めてどの程度時間をかけられるのか事前に確認しましょう。「撮って欲しいカットがたくさんあったのに時間が足りなかった…」ということがないようにするのがベストです。
3-4. 費用について | 撮影プランの内容
撮影した画像データがもらえるかどうか、また、その枚数には上限があるのかどうか。格安プランの場合、もらえる枚数が少ないことがあるため注意が必要です。
3-5. 費用について | 選べる衣装の種類
撮影プランに衣装レンタルが含まれている場合、どんな衣装が選べるかをチェックしておきましょう。また、着たい衣装がない場合の持ち込みについても確認を。
3-6. 費用について | 追加料金
土日祝日の撮影や、移動手段、オプションの有無によって、追加料金が発生することも。何にいくらかかるのか、事前に把握しておきましょう。
一番大切なのは、カメラマンに希望のイメージを伝えること。こんなイメージで撮影したい!こんなカットの写真を残したい!など具体的な希望があれば、雑誌やネットの写真などで撮りたい写真のイメージを集めて、イメージブックなどを作っても◎。
イメージブックを元に打ち合わせすればカメラマンに希望が伝えやすいので、ふたりの撮りたい写真が残せますよ。
4. ロケーションフォトのメリットとデメリットは?
4-1. メリット
ロケーションフォトは、観光名所や自然の風景をバックに撮影できたりと、開放感のある自由な写真を撮れることがメリット。また、撮影準備に時間をかけることができるので、よりクオリティの高い写真も望めます。
4-2. デメリット
屋外は天候に左右されやすいというデメリットもあるため、雨天の場合は撮影を繰り越しし、スケジュール調整するなど対策を取ることが必要です。
5. まとめ
おふたりの希望によってどんな形にもなるロケーションフォト。
すてきな思い出ができるように、場所のリサーチや費用などしっかり準備して、とことん楽しんでくださいね!
トキハナでは、結婚式のロケーションフォトに人気のフォトスタジオが作品を見ながら選べます。オンラインプランナーもサポートしているので、気軽に相談してみてくださいね。