【この記事のポイント】
●ハワイ挙式の服装選びで押さえたい基本マナーを解説
●親族・ゲスト・新郎新婦・子どものおすすめコーデ例を紹介
●アロハシャツやムームーはどこまでOK?ハワイならではの服装ルールがわかる
●教会・ガーデン・ビーチなど挙式スタイル別の注意点を解説
●靴選びや暑さ対策など、現地で後悔しない準備のコツを紹介
目次
1. ハワイ挙式の服装の基本ルール
ハワイ挙式の服装選びで最初に押さえておきたいのは、「フォーマルすぎず、カジュアルすぎず」というバランス感覚です。
出典:キャルバリー・バイ・ザ・シー教会(CALVARY BY THE SEA LUTHERAN CHURCH)
日本の結婚式では礼服・スーツ・振袖といった格式ある装いが求められますが、ハワイでは「リゾートフォーマル」という独自のドレスコードがあります。
これはリゾートの開放感を楽しみながら、お祝いの場にふさわしい品格を保つというスタイルです。
◾会場別の雰囲気の違い
会場によってドレスコードのニュアンスは異なります。
教会(チャペル・チャーチ)
もっともフォーマル度が高い。
神聖な場所への敬意として、過度な露出や派手すぎるカラーは避けましょう。
特にハワイだからといって、足元がビーチサンダルなどはNGなので気をつけましょう。
ガーデン・テラス
セミフォーマルからリゾートカジュアルが適切。
屋外のため、動きやすさも考慮を。
ビーチ
もっとも自由度が高いが、ラフすぎはNG。
砂浜を歩くことを想定した靴選びが重要です。
新郎新婦によってはドレスコードでビーチサンダルを用意することもあるので、その場合はみんなお揃いでビーチサンダルを用意するのも喜ばれます。
◾アロハ・ムームー文化について
ハワイではアロハシャツとムームーが「正装」として認められています。
アロハシャツは単なるリゾートウェアではなく、ハワイの文化や歴史を体現した民族衣装。
花や自然をモチーフにした鮮やかなデザインは、お祝いの場に華やかさを添えてくれます。
ムームーも同様に、ゆったりとしたシルエットと南国の柄が特徴で、正式な場でも堂々と着用できる一着です。
【共通のNGポイント】
⚫︎ 白・純白の服装(新婦との色かぶりはどの国でもNG)
⚫︎黒一色の重い喪服スタイル(日本の礼服はNG)
⚫︎Tシャツ・短パン・ビーチサンダルなど極端にラフな装い
⚫︎肩や胸が大きく露出したデザイン(特に教会では注意)
⚫︎細いピンヒール(砂浜や芝生での歩行が困難)
2. 【親族】の服装選び(フォーマル寄り)
親族は新郎新婦の家族として、ゲストよりもひと格上の装いが基本です。
とはいえ、ハワイの気候と雰囲気に合わせて、素材や色使いはリゾートを意識しましょう。
また両家で服装の格を合わせることも大切なポイントです。
事前に確認し合っておくと安心です。
父親・男性親族
父親など男性親族の定番スタイルは、アロハシャツ+スラックスの組み合わせです。
ハワイでは男性の正装として認められており、品のある柄のアロハシャツにチノパンやスラックスを合わせれば、フォーマルとリゾートのバランスが自然に取れます。
アロハシャツ
落ち着いた色合いや細かい柄を選ぶとより上品な印象に。
ビビッドな原色柄でも、生地にしっかり感があればOK。
ジャケット
式場や会場の格によっては、薄手のリゾートジャケット(コットン・麻素材)を羽織るとフォーマル感が増します。
パンツ
ショートパンツはNGが基本。スラックスやチノパンで脚をしっかりカバーしましょう。
靴
革靴またはローファーが基本。
ビーチや屋外ガーデンの場合はデッキシューズも◎。
スニーカーはNGと考えておくのが無難です。
母親・女性親族
母親などの女性親族は、ムームーやリゾートドレスがハワイらしく、かつフォーマルな印象を与える選択肢です。
ワンピースタイプのリゾートドレスにジャケットやショールを合わせることで、格調ある仕上がりになります。
ムームー・リゾートドレス
丈は膝下〜フルレングスが上品。
華やかな南国柄でも、シルエットがすっきりしていればフォーマル感が出ます。
カラー選び
ゴールド、ネイビー、コーラル、グリーンなど南国映えする色がおすすめ。
白はNGです。
羽織・ショール
教会内や冷房対策として、薄手のショールやカーディガンを用意しましょう。
エレガントさも増します。
靴
パンプスまたはウェッジソールが基本。
ビーチや芝生に出る場合は底が安定したサンダルを選びましょう。
紫外線対策
日傘や薄手のストールで日差しをカバー。
帽子は式中はバランスを見ながら調整を。
3. 【ゲスト】の服装選び(リゾートカジュアル)
ゲストのドレスコードは「リゾートカジュアル」が基本。
出典:リジェストランドハウス
親族より少し自由度は上がりますが、あくまでお祝いの場。ハワイの雰囲気を存分に楽しみながら、清潔感と品格を大切に選んでください。
男性ゲスト
アロハシャツはゲストにとっても定番のリゾートスタイル。
おしゃれで気軽に着られるため、ハワイ挙式にはぴったりの選択肢です。
トップス
アロハシャツや半袖の涼しげなシャツがおすすめ。
Tシャツは会場によってはNGです。
ボトムス
スラックスやチノパンが基本。
ハーフパンツはビーチウェディングでも原則NG。長いパンツが無難です。
靴
革靴やローファーが基本。
ビーチ・ガーデンの場合はデッキシューズ・サンダルも検討可ですが、事前に確認を。
スニーカーは避けましょう。
サングラス・帽子
屋外式の場合は活躍しますが、式典中は外すのがマナーです。
女性ゲスト
女性ゲストはリゾートドレスやワンピースが主流。ハワイらしい明るいカラーや南国柄をぜひ楽しんでください。
ただし、新婦より目立つ装いにならないよう配慮も忘れずに。
ワンピース・リゾートドレス
丈は膝下〜ミモレ丈が上品。
フローラルやボタニカル柄も歓迎です。
カラー
白・純白はNG。
コーラル、ブルー、グリーン、ラベンダーなど南国映えするカラーを選びましょう。
靴
パンプスが基本。
ビーチの場合はウェッジサンダルやフラットサンダルが歩きやすくておすすめ。ピンヒールは砂浜でNGです。
羽織
ノースリーブの場合は薄手のカーディガンやショールを用意。
教会内での冷房対策にもなります。
紫外線対策
屋外式は特に日差しが強いので、UVカットのストールや日焼け止めをしっかり準備しましょう。
4. 【新郎新婦】の服装ポイント
新郎新婦の衣装は、ハワイ挙式の中心的な見どころ。
日本の結婚式と異なり、ハワイではより軽やかで開放的なスタイルが主流です。
出典:ザ・マカナチャペル(THE MAKANA CHAPEL)
新郎
タキシード
白やアイボリーのタキシードが人気。
ハワイならではの清涼感のある色を選ぶと◎。
暑さ対策として、麻混やコットン素材を選ぶと快適。
アロハスタイル
カジュアルなビーチ婚ではホワイトのアロハシャツ+スラックスというスタイルも素敵。
リゾート感が自然に出ます。
靴
白や茶の革靴が基本。
ビーチ婚ではローファーやデッキシューズも。
新婦
ドレス
日本のウェディングドレスより軽やかな素材感(シフォン・オーガンジーなど)が映えます。
風に揺れる軽いシルエットはビーチやガーデンで特に美しい。
ビーチフォト対策
裾が長いドレスはビーチでは裾が汚れやすいため、ドレスの丈やトレーンの長さを式場スタッフと相談を。
ヘアメイク
ハワイは風が強いため、アップスタイルやしっかり固定したハーフアップが実用的。
フラワークラウンや生花アレンジも人気です。
アクセサリー
シンプルなものほど自然の景色に溶け込み、写真映えします。
▼リゾート婚ドレス、どこで試着する?現地への発送方法は?
5. 【子ども】の服装選び
子どもの服装は、親族側か一般ゲスト側かで少しニュアンスが変わります。
基本的には大人と同様の考え方を踏まえつつ、子どもが快適でいられることを最優先に。
出典:ザ・ダイヤモンドヘッドチャペル(THE DIAMOND HEAD CHAPEL)
長時間の着用や炎天下での移動を考えると、動きやすさと涼しさが重要です。
男の子
男の子は大人の男性と同様にアロハスタイルがおすすめです。
家族でおそろいのアロハシャツを着るのも写真映えしてとても素敵です。
アロハシャツ+チノパン
大人と同じスタイルで統一感が出ます。
親族側の場合はロングパンツが無難。
短パン(ハーフパンツ)
小さな子ども(未就学児)であれば許容されるケースも。
新郎新婦に事前確認を。
靴
ローファーやサンダルが定番。スニーカーを履く場合は事前に相談を。
女の子
ワンピース・子ども用ムームー
南国柄のかわいいワンピースやムームーが大人気。
ハワイらしさを楽しめます。
カラー
白は避けましょう。
パステルカラーや花柄は会場にもよく馴染みます。
靴
フラットサンダルや柔らかいパンプスが歩きやすくておすすめ。
ビーチではストラップ付きサンダルが安心。
アクセサリー
花のヘアクリップやハクレイ(花冠)をつけると、一気にハワイらしいスタイルに。
6. 季節・ロケーション別の注意点
ハワイは一年を通じて温暖な気候ですが、季節や時間帯によっては気温や天候が変わることもあります。
服装選びの際には以下のポイントを頭に入れておきましょう。
気温・湿度と素材選び
ハワイの年間平均気温は25〜30℃前後。日本の真夏並みの暑さが続くため、素材は通気性の高いコットン・リネン(麻)・シフォンを選ぶのが基本です。
ポリエステル100%の厚手素材は蒸れやすく、長時間着ていると体力を消耗します。
ビーチでの風・砂対策
風
ハワイは貿易風が強く、スカートやドレスの裾が舞い上がることも。
裾が重めのデザインや、風に強いタイトシルエットを選ぶと安心です。
砂
ビーチ会場では靴に砂が入りやすいため、サンダルやビーチウェア対応のシューズが便利。
白や薄色の服装は砂汚れが目立つので注意を。
日差し・紫外線
屋外での式は想像以上に強烈。日焼け止めは必須。
ショールやUVカットストールを羽織るのが現実的な対策です。
教会内の冷房対策
海外のチャペルや室内会場は冷房が強めに効いていることが多く、外との温度差で体が冷えてしまうことがあります。
薄手の羽織・ショール・カーディガンは必須アイテムとして必ず準備しましょう。
▼ハワイ結婚式のおすすめ時期はいつ?
7. よくある失敗例と対策
ハワイ挙式の服装では、事前の準備不足から当日後悔するケースが少なくありません。
よくある失敗例を知って、しっかり対策しておきましょう。
◾失敗①|フォーマルすぎて暑さでダウン
日本の礼服や厚手のスーツで参列し、ハワイの強い日差しの中で体調を崩してしまうケースは毎年多く見られます。
▶︎対策:コットン・麻など夏素材のリゾートフォーマルに切り替えましょう。
ジャケットは薄手のものにするだけで大きく変わります。
◾失敗②|靴選びミス
ヒールのパンプスでビーチへ向かい、砂浜に埋まって歩けなくなった…というトラブルは定番です。
また、芝生のガーデン会場でも細いヒールは地面に沈みます。
▶︎対策:会場に合わせて靴を替える、もしくはウェッジソールや安定感のあるサンダルを選びましょう。
◾失敗③|カジュアルすぎて場から浮く
「ハワイだからビーチサンダルでもOKかな」と思って参列したら、他のゲストとの温度差に気まずい思いをした…というケースも。
▶︎対策:最低限「きれいめ」を意識した服装で。素材・シルエット・靴のどれかでフォーマル感を出しましょう。
◾失敗④|現地での服装調達
「現地で買えばいいや」と思ったものの、ハワイのショップでは日本人のサイズが見つからなかったり、予算オーバーだったりすることも。
特に女性の場合「ストッキング」などは基本海外では売っていないことが多いので、日本から持参しましょう。
▶︎対策:基本は事前に日本で用意しておくのがベター。
現地調達を考えるなら、ワイキキのアラモアナセンターやKCCファーマーズマーケット周辺のリゾートウェアショップをチェック。アロハシャツ・ムームーは現地の方が豊富です。
8. まとめ|「フォーマル+リゾート感」のバランスが鍵
ハワイ挙式の服装選びは、「フォーマル+リゾート感」のバランスが最大のポイントです。
「何を着ていけばいいかわからない」というモヤモヤが、この記事を読んで少し晴れたでしょうか。
マナーとルールをしっかり押さえた上で、あとはハワイの空気感を存分に楽しむこと。青い空と海をバックにした特別な一日を、自分らしい装いで彩ってください。
▼ハワイ挙式を検討中の方へ
出典:ザ・サーフ ポハクプナビーチクラブ(THE SURF POHAKUPUNA BEACH CLUB)
この記事を書いた人:aiiro_aiko
「トキハナmagazine」ライター。元国内ハウスウエディング・リゾート婚プランナー。式場取材×元プランナー視点で理想の会場選びを叶えます。
記事監修:トキハナ
業界を熟知した元ウエディングプランナーが、プロの視点で結婚式から新生活の準備まで、ふたりの門出をトータルでサポート。
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