授かり婚が増えている現在、ウエディングドレスを着る花嫁が妊婦さんというケースも増えています。
昔はドレスのサイズを大きくさせるのが一般的でしたが、今は違います。
安心して選べるようにサイズ調整できたり、ウエストにデザインがあるドレス、あえてお腹周りを隠さないスレンダーなドレスなど様々です。
負担の少ないマタニティにやさしいドレスの特徴を紹介します。
目次
1. 妊婦さんに人気のウエディングドレスとは
妊娠中の花嫁のために、ウエスト部分の締め付けが無かったり、体型をカバーしてくれるスタイルのドレスが様々あります。しかし一般的なドレスとカテゴリーが別れるわけではなく、もちろん妊婦さんではない方もお選びいただけます。
妊娠週数によっても体型は様々であるため、結婚式当日の体型を想像しながらドレス選びをする必要があります。
しかし、「妊娠中だから」という理由で、本当に着たかったドレスを着られなくなるのは悲しいですよね。選択肢を狭めることなく、お気に入りの一着を花嫁の皆さんに選んで欲しいのです。
そこでからだに負担が少なく、美しさや可愛さもしっかり満足のできるドレスやポイントについて紹介していきます。
2. デザインは「Aライン」「エンパイアライン」のドレスが多い
マタニティウエディングドレスはさまざまなデザインがありますが、中でも多いのが「Aライン」と「エンパイアライン」と呼ばれる形です。
2-1 「Aラインドレス」
これはバストより下のお腹部分から裾に華やかに広がるドレスであり、妊娠中のお腹周りに負担をかけないようにできています。
また、見た目には普通のウェディングドレスと変わりなく、妊婦さんと言わない限りお腹が出ていることに気づかない人も多いようです。
出典: Wedding Coordinate Salon M・AI・M
2-2 エンパイアラインドレス
通常のドレスはウエストから裾にかけて広がるデザインが多いですが、「エンパイアライン」のドレスは胸下から裾にかけて広がるデザインです。そのためお腹への負担をより減らすことができます。
さらに裾丈も短めのものが多く、足元が比較的歩きやすいため、裾を踏んで転んでしまうリスクも抑えられます。
出典: Maria et Mariee
3. 妊娠週数によって変わる体型 「正直ドレス選びは難しいの?」
マタニティウエディングを計画する上で、体調や体型の変化は避けられないですよね。腹部の膨らみ以外にも、バストの大きさにも変化があるため、ドレス選びは慎重になる必要があります。
こちらの表はあくまでも一般的な指標になりますが、妊娠月数によって体型の変化は大きく変わります。参考にしてドレス選びを是非楽しんでくださいね!
4. 妊娠中でも好きなデザインが選べる
お腹周りをカバーするような「Aライン」や「エンパイアライン」のドレスが多いマタニティウェディングドレスですが、もちろんそれ以外のスタイルも選べます。
例えば、あえてお腹の膨らみを隠さない「スレンダーライン」や「マーメイドライン」のドレスも素敵です。また、ウェディングドレス以外のカラードレスも増えてきているので、シーンに合わせて何種類かのドレスを使い分けても良いでしょう。
出典: Beacon Dress
5. 妊娠初期よりも、安定期に入ったほうがおすすめ
妊娠5か月までの初期の期間は、お腹も目立つことがないので人によっては普通のウエディングドレスを着ることもできるでしょう。しかし妊娠初期というのはつわりも多く、体調に不安を感じる人も少なくありません。
せっかくウェディングドレスを着るのなら、体調が安定した6か月以上の安定期がおすすめです。マタニティウエディングドレスは目立ったお腹を優しくカバーし、妊婦さんならではの美しさを引き立ててくれます。
おわりに
妊娠中というのは何かとストレスも多く、人によっては結婚式をあきらめてしまう人も多いでしょう。しかしマタニティウエディングドレスをはじめ、最近では授かり婚に対してさまざまなサービスがあります。妊娠したからと言って挙式をあきらめるのではなく、いろいろなサービスを利用してぜひ素敵な結婚式にしましょう。