ウエディングブーケは、花嫁の美しさを際立たせる結婚式のマストアイテム。様々な色・形・花材のものがあり、種類によって大きく印象が変わります。
今回は結婚式のブーケを7種類ご紹介します。
ふたりの結婚式のテーマやドレス、会場の雰囲気に合うブーケを探しましょう。
(文:桑田千寛)
目次
- 1. ウエディングブーケの種類とは?
- 2. 結婚式のブーケの種類とデザイン①:愛らしいフォルムの“ラウンドブーケ”
- 3. 結婚式のブーケの種類とデザイン②:優しさと華やかさを併せもつ“オーバルブーケ”
- 4. 結婚式のブーケの種類とデザイン③:ナチュラルな雰囲気が人気の“クラッチブーケ”
- 5. 結婚式のブーケの種類とデザイン④:“キャスケード”はブーケの王道
- 6. 結婚式のブーケの種類とデザイン⑤:スタイリッシュな“アームブーケ”
- 7. 結婚式のブーケの種類とデザイン⑥:永遠の象徴“リースブーケ”
- 8. 結婚式のブーケの種類とデザイン⑦:“ボールブーケ”は和装におすすめ
- 9. まとめ|ブーケは結婚式のイメージやコーディネートと合わせてオーダーして
1. ウエディングブーケの種類とは?
ウエディングブーケとはいっても、ブーケの種類が多く、ブーケ選びが難しいと感じている方はたくさんいると思います。
まずは、最近のウエディングブーケには、どんな種類があるのか見てみましょう。
ウエディングブーケの最新デザインは以下の通りです。
- ウエディングブーケの種類
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ラウンドブーケ
オーバルブーケ
クラッチブーケ
キャスケードブーケ
アームブーケ
リースブーケ
ボールブーケ
それでは、それぞれのウエディングブーケの特徴を説明していきます。
2. 結婚式のブーケの種類とデザイン①:愛らしいフォルムの“ラウンドブーケ”
丸い形に花を集めた愛らしいフォルムのラウンドブーケ。正面から見た時に丸く見えるように作るのが一般的です。
小さな花を使って小ぶりに仕上げれば清楚な雰囲気に、大きな花を使ってボリュームを出すと華やかさが増すなど、使う花材によって大きくイメージを変えることができるため、ウエディングドレスのデザインを選ばず合わせやすいブーケです。
また、ラウンドブーケを持つと、以下の花嫁さんのようなイメージになります。
出典: 東京會舘
3. 結婚式のブーケの種類とデザイン②:優しさと華やかさを併せもつ“オーバルブーケ”
ラウンドブーケよりもボリュームがある楕円形のデザインが特徴的なオーバルブーケ。ふんわりとしたフォルムで大ぶりな花材とも相性が良く、大人っぽい雰囲気になります。
落ち着いた優しい雰囲気を演出したい花嫁にもおすすめ。花嫁の体型を選ばす、比較的どのドレスラインにも合わせやすいでしょう。
4. 結婚式のブーケの種類とデザイン③:ナチュラルな雰囲気が人気の“クラッチブーケ”
野の花を摘んで束ねたような可憐で優しい雰囲気を持つクラッチブーケ。花の茎が見えるようにリボンでぎゅっと束ねると自然な無造作感が出て、おしゃれな雰囲気になります。
欧米の結婚式では、ほとんどの花嫁がクラッチブーケを持ち、日本の花嫁の間でも人気のデザインに定着してきました。
様々な色合いの花を混ぜて作る「カラフルブーケ」と呼ばれるクラッチタイプのブーケも気になるところ。ブーケはドレスの色に合わせて選ぶのが一般的とされていますが、遊び心を取り入れたい花嫁は、真っ白なウエディングドレスにカラフルブーケを持っても素敵ですね!
出典: UNDER THE TREE
また、クラッチブーケを持つと、以下の花嫁さんのようなイメージになります。
出典: THE GARDEN PLACE SOSHUEN(蘇州園)
5. 結婚式のブーケの種類とデザイン④:“キャスケード”はブーケの王道
流れる滝をイメージした逆三角形のラインが特徴的なキャスケードブーケ。その優美さは、ウエディングブーケの王道的存在ともいえます。
トレーンを長く引いたウエディングドレスを着て、大聖堂などの大きなチャペルで挙式、といった正統派に良く似合うデザインです。豪華でボリュームのあるブーケが好みの花嫁や、上品なコーディネートを目指す花嫁におすすめのブーケです。
また、キャスケードブーケを持つと、以下の花嫁さんのようなイメージになります。
出典: KIYOMIZU京都東山
6. 結婚式のブーケの種類とデザイン⑤:スタイリッシュな“アームブーケ”
アームブーケは、カラーやアマリリスなどの茎の長い花をそのまま束ねて、縦のラインを強調したデザインが特徴的です。腕に添わせるように持つと、大人っぽくスタイリッシュな雰囲気となります。
マーメイドラインやスレンダーラインのドレスが着こなせる背の高い花嫁におすすめしたいブーケです。
アームブーケを持つと、以下の花嫁さんのようなイメージになります。
出典: トースト(TOAST)
7. 結婚式のブーケの種類とデザイン⑥:永遠の象徴“リースブーケ”
円く終わりがないリースブーケは“永遠”の幸福を意味しています。結婚式にぴったりのデザインですよね!
土台となる持ち手には木のツタを使用していて、ナチュラルやラスティックなウエディングを希望する花嫁にぴったり。手作りでも比較的チャレンジしやすいブーケです。
出典: floluxe
8. 結婚式のブーケの種類とデザイン⑦:“ボールブーケ”は和装におすすめ
コロンとした真ん丸なフォルムが印象的なボールブーケは、和装の花嫁姿によく似合います。これまでご紹介したブーケと違う点は、花材に和花を使うこと。
その他に、組み紐で持ち手を作ってタッセルを下げたり、生花の中にちりめん生地で作ったつまみ細工を混ぜたりと、和テイストの異素材を組み合わせて作られています。
出典: tinotino
また、ボールブーケを持つと、以下の花嫁さんのようなイメージになります。
出典: KOBE St.MORGAN CHURCH 神戸セントモルガン教会
9. まとめ|ブーケは結婚式のイメージやコーディネートと合わせてオーダーして
あなたはどのブーケがお好みでしたか?選ぶ花材や色の組み合わせによって大きく印象を変えるブーケ。思い描く結婚式のイメージやコーディネートに合うブーケをフローリストにオーダーして、自分らしいブーケを手に入れてくださいね。