一生に一度の結婚式、ムービー上映にこだわりたいという人は必見です。せっかくこだわって作ったムービーは、ゲストのみんなに楽しんでほしいですよね。 そのためには、結婚式場を選ぶ時点でムービーの設備について考慮しておく必要があります。ムービーを上映するのに向いている会場はどんなところなのか、ポイントを押さえておきましょう。 (文:えりか)
目次
1. 結婚式場によって違う?ムービーの上映設備
一般的に、どの結婚式場でもムービーの上映は可能です。しかし、映像機器の設備には違いがあります。
ゲストハウスなどの専門式場では、プロジェクターを完備しています。また、結婚式場の規模や披露宴会場の大きさによっては、プロジェクターを2台など複数設置しているところも。
ホテルも同じように映像機器を用意しているところがほとんどですが、一部の会場では組み立て式のプロジェクターを使用しているところもあります。組み立て式は年数が経過していることが多いので、会場見学の際に確認しておくと良いでしょう。
2. 結婚式場を見学するときに見ておきたいポイント
結婚式場を見学する際、見ておきたいポイントは他にもあります。結婚式でのムービー上映は基本的にゲストに向けたものが多くなるため、ゲストが座る様々な席からスクリーンの位置を確認しておくのがおすすめです。
特に、披露宴会場内に柱や死角がある場合は念入りに確認しましょう。
オープニングムービーを検討している新郎新婦に注意してほしいのが、披露宴会場に入場するときの入場扉と、スクリーンの位置について。スクリーンが天井に収納されているタイプの結婚式場では、上映時にスクリーンを下ろします。
まれに、この下ろしたスクリーンと入場扉がゲストから見て被ってしまっている場合もあるため、注意が必要です。しかもその場合、オープニングムービーの上映時にスクリーンが下りてきますが、ふたりが入場する際にもう一度スクリーンを収納することになります。
オープニングムービーによる盛り上がりを冷やさずに入場の演出をしたい!と考えている人は、少々間延びしたように感じてしまうかもしれません。
また、併せて音響の設備も確認しておくと良いでしょう。席によって音が大きすぎたり、小さくて聞こえづらかったりしないか、音響についても確認するポイントになります。
3. 結婚式の招待人数とプロジェクターの関係って?
結婚式場を見学するときに確認しておきたいもうひとつのポイントが、招待人数と会場サイズとのバランスです。
少人数の結婚式や、程よい広さの会場であれば組み立て式のスクリーンでも問題ありません。人数が多く、会場も広ければ、大型のプロジェクターがあるかどうかがカギとなってきます。
結婚式場によっては複数の披露宴会場を所有していますが、招待する人数によって使用できる会場が限られることも。結婚式場を見学する段階で、ある程度招待人数のイメージができていると、こういった点も確認でき安心です。
例えばキャパシティが100名の会場で披露宴を行うとします。招待人数が90名の場合と50名の場合では、スクリーンの見やすさは変わってきます。
会場のキャパシティぎりぎりの人数になる際は、スクリーンの高さにも注目してみましょう。高い位置にあれば、他の人の頭が被ることなく、ムービーを見ることができます。
その他、スクリーンが近すぎる席がないかというのもポイント。収納するタイプのスクリーンを用意している会場だと、上映のたびにスクリーンを上げ下げすることになります。席によっては椅子の移動が必要になるかもしれないので、会場スタッフに確認しておきましょう。
4. まとめ|ムービーにこだわるなら、人数と空間のバランスを考慮して
結婚式でムービーにこだわりたい場合は、結婚式場を見学するときから、ムービーの上映設備の状況を確認しておくことが大切です。招待したい人数と、会場のサイズのバランスを考慮して選びましょう。
トキハナではムービーの上映設備が整っている結婚式場や、招待人数に最適な会場サイズなどの情報をお伝えすることができます。気軽にオンラインプランナーに相談してくださいね。