コロナウィルスの影響により多くの方が泣く泣く結婚式を諦めてしまう中、オンライン結婚式が注目されています。
そんな新郎新婦のためにトキハナでは、「オンラインだからこそ叶う、とっておきのウエディング」をコンセプトとした、オンラインウェディングサービス【 Vウエディング】を立ち上げ、5月24日に初のオンライン結婚式を行いました。
この記事では、Vウエディングがプロデュースするオンライン結婚式の特徴と内容、当日の様子を詳しくご紹介していきます。(トキハナ編集部)
目次
1.オンライン結婚式とは
オンライン結婚式とは、インターネット上で参加できる結婚式のこと。密を避けた環境で結婚式ができるとコロナ禍以降、注目を集めています。
・実際の結婚式をLIVEで流すスタイル
・自宅で結婚式を行いZoom等のツールで配信するスタイル
・バーチャルスタジオを活用してデジタルならではの要素を取り入れたスタイル
など、多様なパターンが生まれつつあり、今後多様なサービスの誕生が見込まれます。
1-1.呼びたい人を自由に呼べて、参加も自由
従来の結婚式の場合、テーブルのグループ分けの兼ね合いで招待客を厳選せざるを得ないこともありますが、オンラインでは人数の制限がありません。
足腰が悪く移動が難しい年配層、海外に住んでいる友人、学生時代の恩師など実際の結婚式では呼べなかったであろう人たちも気兼ねなく招待することができるのです。
さらに新郎新婦も打ち合わせは最短1ヵ月間。招待状の準備など手間のかかることもないので、とても楽なのです。
また参加する側も好きな時間に観て、途中で退席することも可能。
服装に気を遣ったり、特に女性は朝早くから美容室へ行き、身支度をする必要もありません。
1-2.コストを抑えられる
オフラインで結婚式を挙げるとなると必要となるのがお金。
平均総額が380万円程となりそれなりの予算が必要となるのですが、オンラインの場合だと料理・装飾やサービス料などがかかりません。
そのため20~100万円程に抑えることができます。
高額な費用がネックで結婚式を諦めかけていた新郎新婦にも、オンライン結婚式は手が伸ばしやすい存在になると言えます。
さらにゲストもご祝儀を包む必要が無くなり、新札を用意し忘れた…というあるあるの事態を回避することもできるようになります。
因みに、参加費として入場料を自由に設定することができます。目安は、ゲスト一人あたり1000円~3000円程度が推奨されていますが、
新郎新婦はお返しとしてお食事やプレゼントを贈るなどオプションも豊富なので、金額の設定やお返しなど自由にカスタマイズできることも魅力となります。
1-3.今までにない結婚式にできる
結婚式でよくあるケーキ入刀やスピーチ。列席経験が豊富な方ほど飽きてしまったという声をよく聞きます。
かといって、オリジナリティを追求した結婚式にするのもちょっと大変そうと悩まれる方もいらっしゃいます。
オンライン結婚式では、そういった演出を省きオリジナルなコンテンツを組み込んでいくので、今までにない結婚式を実現することもできます。
2. オンライン結婚式の可能性はこんなにも!
ここまでオンライン結婚式は、泣く泣く結婚式を諦めてしまった方からの注目が高まっているとお伝えしましたが、他にも幅広く可能性があります。
2-1. LIVE配信型結婚式
新郎新婦のみ、または親族だけで結婚式を挙げる方に、ご友人へ向けてZoomで参加いただき配信するスタイル。
その時の感動を共有できるためオフラインの結婚式に参加しているような感覚を味わえます。
2-2. LIVE配信型アフターパーティ
家族婚もしくはオフラインでの二次会を控えられた方に、アフターパーティとして衣裳はそのままにオンライン二次会を開催。
Vウエディングの特性を活かし、エンタメ性を高めたコンテンツにすることが可能です。
2-3.自宅結婚式
結婚式をキャンセルされた新郎新婦に、Zoom飲み会の延長をイメージして自宅への料理配送とオフラインキットがセットとなり、ゲスト参加型で楽しめるスタイルとなります。
2-4.0次会
結婚式に呼ばない・呼べないゲストを結婚式の前祝(後祝)として0次会を開催。タイミングは、前撮りや結婚式のヘアメイクリハーサルの同日を想定しているので、手軽で綺麗にドレスアップした姿で開催できます。
2-5. 結婚記者会見
結婚式後に余韻を残す、結婚式を振り返るという意味合いで、当日の撮って出しエンドロールをみながら、結婚式に呼べなかった・かつ感謝を伝えたい方と余韻を共有します。
2-6.記念パーティ
結婚をしたけど結婚式をしない「なし婚層」が結婚式をする、周年記念を迎えた夫婦が改めて周りの方へ感謝を伝える場、お子さまが生まれたタイミングでお披露目の場として利用するなど、数々のニーズにこたえることができるのです。
3.Vウエディングがプロデュースするオンライン結婚式の全貌
最近では各社オンライン結婚式を提案していますが、VウエディングではCGを用いて様々な演出を施し、従来の結婚式では実現できないようなものを届けています。
撮影場所は、新宿にあるバーチャルスタジオ。
背景はクロマキーなので通常の結婚式感を感じることは少し難しいかもしれませんが、バーチャル背景で気軽に行くことのできない海外の風景や、二人の想いでの場所にすることができ、二人はもちろん観ているゲストたちもワクワクすることでしょう。
ゲストは動画プラットフォームからその配信を視聴します。
歓談の時間ではZoomを繋いで新郎新婦とゲストが対面してお祝いの言葉を伝えたり、視聴している友人通しでZoomを繋ぎ「Zoom飲み」をしながら楽しむこともできたりと、オンライン結婚式ならではの楽しみ方があります。
そのほか、動画プラットオームでは投げ銭があり、花びらのアイコンをフラワーシャワーの代わり投げることができたり、芸能人にサプライズで登場してもらったりと今までにない面白いコンテンツをたくさん用意しています。
▼Vウエディングご紹介ムービー
4. Vウエディング第一回目 冨田夫妻のオンラインウエディングをご紹介
2020/5/24(日)にVウエディングとしては初のオンラインウエディングとなる 富田竜介さん・香菜子さんの結婚式をバーチャルスタジオで開催しました(#富田夫妻オンライン結婚式)。
ふたりは今年5月にハワイで結婚式を行う予定でしたが、コロナウィルスの影響で渡航が難しくなり諦めかけていたところ、オンライン結婚式の話が浮上。
急遽企画し、準備期間は何と3週間!
しかし実際にふたりがやったことは、結婚式の内容の希望を伝えることと衣裳合わせのたった2つだけ。
打ち合わせ回数は、オフライン1回とオンラインが2回の計3回で、所要時間もそれぞれ約1時間。
ふたりもびっくりする程サクサクと進んでいきました。
オンライン結婚式当日、スタートの4時間前には現場入りしていた新郎新婦は、初の試みに緊張しながらもファーストミートを楽しむなどリラックスしたひとときを過ごしていました。
メディアからの注目度も高く、本番前後で数社のインタビューにも答えていました。
17時にスタートしたオンライン結婚式の最初は挙式。
CGでガーデンウエディングの風景を映し、誓いのキスでは花吹雪が舞い、華やかなシーンとなりました。
牧師を務めてくださったのは俳優の佐藤弘樹さん、司会を務めてくださったのはラジオDJやナレーターとして活躍中のDJ TAROさん。
このように著名人に出演してもらえるのも、Vウエディングならではです。
続いてパーティへ。
このシーンの背景はなんと月面!
新郎の憧れがここで叶いました。
新郎からのウエルカムスピーチの後には主賓が星のアニメーションで登場し、お祝いの言葉が送られました。
そしてここでもサプライズが!!
何とデヴィ夫人が特別ゲストとしてご登場!
新郎新婦へ温かな言葉を送ってくださいました。
その後はケーキ入刀とファーストバイト。
ここではゲストがスクリーンショットでふたりの姿を収める絶好のチャンスとなります。
中盤に差し掛かり、従来の結婚式だとここで新郎新婦のお色直しが行われますが、今回は場面転換をお色直しとし、月面からリゾートの風景に。
ここからはゲストとの歓談タイムとなり、グループごとにZoomを繋ぎ、友人との会話を楽しみました。
いよいよクライマックスのところで背景は宮殿の映像に変わり、新郎新婦からの〆の挨拶。
約2時間のオンライン結婚式が幕を閉じました。
視聴者はなんと160名程。一般の結婚式では考えられない数字です。
ふたりは結婚式を終え、「終わってみれば二人のためではなく、今まで生きてこれた感謝を伝える場」と感じたそう。
そんな素晴らしい場をこのコロナウィルスで諦めかけている方には、ぜひオンライン結婚式をおすすめします。
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