結婚式で楽器の生演奏があると、会場がとても盛り上がりますよね。プロによる生演奏はもちろん、新郎新婦二人で演奏するのも素敵ですし、親子や友人同士でのセッションなど、楽器ができる人がいる場合はぜひ演奏をお願いしたいもの。
今回は、結婚式での楽器の生演奏はできるのか、また使用できる楽器や会場の設備、注意点についてご紹介します。
(文:marco)
目次
1. 結婚式での楽器の生演奏、どうやって取り入れる?
結婚式の生演奏でよく使われる楽器はピアノ。ピアノの生演奏は、会場を華やかで上品な空間に演出し、感動的なシーンをより盛り上げてくれます。
出典:ヒルトン東京お台場
また、ほとんどの会場にピアノが用意されているため、生演奏を気軽に取り入れることができるのです。そんな結婚式の生演奏ですが、大きく分けて次の2つのパターンにわけられます。
結婚式のBGMとして生演奏を取り入れる
結婚式のBGMは、新郎新婦が選曲したプレイリストを元に音響スタッフがCDを流します。このBGMをCDではなく生演奏にすると、会場の雰囲気がぐっと格調高く落ち着いたムードになります。
結婚式の生演奏はプロに頼むのが良いでしょう。同じ曲でもシーンに合わせてテンポやボリュームをアレンジするなど、プロならではの演奏がきっとゲストの印象に残りますよ。
生演奏に使用する楽器は、ピアノソロのほか、バイオリンやチェロ、フルートなどの管弦楽器など、依頼する会社によってさまざまあります。
結婚式の演出や余興で生演奏を行う
プロに生演奏を依頼するだけではなく、演出や余興として新郎新婦が自ら演奏したり、家族や友人に生演奏をお願いすることもあります。
楽器は演奏者が得意な楽器を使うことになるので、ピアノ以外に、ギターやキーボード、ボーカルを入れてバンド形式にしてもOK。
また、サプライズで新郎から新婦へ生演奏をプレゼントしたり、フラッシュモブと生演奏を組み合わせれば、会場がさらに盛り上がりそうですね!
2. 結婚式で生演奏できる楽器、できない楽器
希望の楽器が生演奏で使用できる・できないの判断は、その結婚式場のほかのお客様に迷惑がかからないかどうかによります。
出典:Los Angeles balcony Terrace Restaurant & Moon Bar
例えば、ドラムや和太鼓などの打楽器系は音が響くため、会場によっては音が漏れるのを理由にNGの場合も。その点、キーボードなどのデジタル楽器は、音量調整ができるため対応可能な会場も多いでしょう。前述の通り、ピアノやバイオリン・チェロなどの管楽器も生演奏向きです。
✔生演奏できる楽器:ピアノ、バイオリンやチェロなどの管楽器、デジタル楽器
✔生演奏できない楽器:ドラムや和太鼓の打楽器、トランペットなど音漏れしやすい管楽器
また、楽器の演奏がOKでも、持ち込みの対応は会場によって異なります。
持ち込み可能な会場は比較的多いですが、機材はスペースを取りやすく普段取り扱わないものなので、破損などのリスクを避けるため、楽器の搬入は当日になるケースも。
会場に常設されているものを使えるのか、レンタル料がいるのか、外部からの持ち込みは可能なのかなどの確認をしておきましょう。
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3. ゲストにお願いするなら早めにスタートして
依頼する相手がプロでも参列ゲストでも、演奏をお願いするのはできるだけ早い方が◎。特にゲストに生演奏を頼む場合は、事前の打ち合わせや練習をする時間が必要です。
出典:エルダンジュナゴヤ
また、新郎新婦が二人で演奏する場合や、新郎新婦がゲストと一緒に演奏する場合は、結婚式の打ち合わせや準備で忙しくなる前までに練習をスタートしておきたいもの。少なくとも結婚式の3〜4カ月前には始めましょう。
4. 披露宴会場でのリハーサルはマスト!
新郎新婦やゲストが生演奏をするのであれば、事前に一度、会場でリハーサルをしておきたいもの。とくに広くて天井の高い会場では音の響き方も普段と変わるため、音量や音の響き方をチェックするためにも、実際に披露宴を行う会場でリハーサルをするのがベストです。
出典:The Opera
また、本番で使う機材の動作確認や立ち位置など、細かなポイントまでチェックしておくと安心ですよ。
5. まとめ|結婚式の生演奏は会場選びが重要なポイント
楽器の生演奏は結婚式会場に一体感が生まれ、二人の結婚式をより印象深くしてくれる素敵な演出です。
だからこそ、二人の生演奏へのこだわりとゲスト満足の両方を叶えるために、会場選びが重要なポイントになります。
会場を決める前に、生演奏に関する“できる・できない”をきちんと確認しておきましょう。トキハナでは、ピアノが使用できるなど生演奏対応の会場をご紹介することができます。手間なく会場を探したい人は、トキハナのオンラインプランナーにご相談くださいね。