結婚式ではもはや定番となってきた「プロフィールムービー」。上映したほうが良いかな、となんとなく思っている人も多いのではないでしょうか。 また、恥ずかしいから自分たちは上映したくないけど、プランナーや友人に勧められて検討している…という人もいるかもしれませんね。 決めるのはふたりですが、もしも迷っているなら、プロフィールムービーを上映するメリットについて知っておきませんか? ここでは、そもそもプロフィールムービーをどんな目的で上映するか、用意のコツはあるかなど紹介していきます。 (文:えりか)
目次
1. 結婚式のプロフィールムービーとは?
結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦の人柄や歩んできた人生をゲストに紹介するものです。それぞれの誕生から成長してきた過程、そしてふたりの出会いなどの馴れ初めを、写真や動画を使ってムービーにします。
プロフィールムービーの構成は、新郎の生い立ちから始まって新婦の生い立ちへと続き、締めくくりとしてふたりの馴れ初めを紹介する、というものが多いです。各パートは1分~1分半程度の長さにして、全体では3分~5分のムービーにすると良いでしょう。BGM1曲分くらいが目安になります。
出典:トキハナ | シネマチック
2. 結婚式のプロフィールムービー、必ず上映するべき?
プロフィールムービーは結婚式の定番となっていますが、上映するのか迷っているという人もいるでしょう。もちろん、プロフィールムービーは必ず上映しなくてはいけないものではありません。
しかし、新郎新婦をより詳しく知ることができる演出の1つなので、楽しみにしているゲストが多いのも事実です。
結婚式では、新郎のゲストは新婦のことを、新婦のゲストは新郎のことを詳しく知らない…ということが多いと思います。改めて、パートナーがどんな人なのかをゲストに紹介する機会となるのです。
また、自分では見慣れた幼少期の写真も、ゲストにとっては新鮮なもの。幼い頃からお世話になった親族には、「こんなに成長したんだな」と感じてもらえるものです。
結婚式に出席してくれたゲストとは、その後も家族ぐるみの付き合いになることも。共通点を見つけるきっかけにもなるので、上映することを検討してみてはいかがでしょうか?
3. 結婚式のプロフィールムービー、どんな構成にする?
結婚式のプロフィールムービーは、主に写真のみのスライドショー形式が多いのですが、最近は動画を混ぜて構成するムービーも増えています。
写真のみのプロフィールムービーに比べて構成にメリハリが出るので、動画があればぜひ使ってみましょう。動画は、プロフィールムービーのために改めて撮影をしてもいいですし、生まれたときや幼少期のビデオが残っている人はそれを使ってもいいですね。
カメラ屋さんや電気屋さんでは昔のテープタイプのビデオフォーマットを、DVDなど最近の形式に焼き直してくれるサービスもあります。両親が撮ってくれていたビデオを使いたい、という場合は利用してみるのもおすすめです。
4. 難しい?自分で作る結婚式のプロフィールムービー
結婚式のプロフィールムービーはスライドショーの形式であれば、比較的自作しやすいでしょう。
ムービー会社に依頼をすると3万円~5万円程度の費用が必要になることがほとんど。構成にこだわったり、新たにムービーを撮影してもらったりすると7万円~10万円、もしくはそれ以上の予算が必要になります。
費用の高さに驚くかもしれませんが、プロが制作するのでクオリティは安心できます。パソコンやスマホで、無料のソフトやアプリを使用して作れば費用を節約できることも。
家電量販店などで売られている結婚式用の映像編集ソフトは1万円台からあるうえ、プロフィールムービー用のものが多いので、そちらを使って自作することを検討してみるのもいいかもしれません。
5. まとめ|プロフィールムービーを作る前に知っておきたいこと
結婚式で、なぜプロフィールムービーを上映するのかわかっていれば、ゲストに感謝の気持ちが伝わるムービーにすることができるのではないでしょうか。
ムービーに使う写真を選ぶ際も、結婚式に参列してくれるゲストが一緒に映っているものをチョイスするなど工夫をすれば、より楽しんでもらえそうですね。BGMも、アップテンポなものにするか、ローテンポなものにするかでムービー自体の雰囲気が変わってきます。
ふたりがゲストに見てもらいたいプロフィールムービーはどんなものか、一度相談して、検討してみてくださいね。