現代の結婚にまつわるスタイルは様々で、それぞれに物語があるからこそ、ふたりの価値観を大切に考えて選択することに周囲の人々も理解してくれています。
それに合わせて結婚式のスタイルも多様化し、子供と一緒に迎えるファミリー婚も珍しくなくなってきました。
例えばツワリのひどい時期や、大きなお腹で母子共に負担が大きい時期に急ぎ早に結婚式を行うよりも、出産後の落ち着いた時期にゆっくり考えたいと、1~3年後、長い方で10年目の記念日に結婚式を挙げられるご夫妻も。
ファミリー婚を行う多くの新郎新婦は、夫婦や家族の在り方を大切に考える中で、自分たちにとってベストなタイミングを選んでいます。
子供連れで再婚する夫婦も同じく、子供の年齢や成長過程に合わせてより良い関係性を結べる時期を選び、親子で迎える結婚式だからこそ感じられる想いや叶えられるスタイルで、生涯の宝物となる1日を迎えています。(文:桑田千寛)
目次
1. 結婚式のテーマは「親子で伝える感謝のカタチ」
今回ご紹介するプランニング事例は、初婚の新郎と女の子を連れて再婚する新婦のケース。新郎と先に仲良くなった新婦のお子さんが、ふたりの仲を急速に縮めたキューピッド!
再婚だからと結婚式を挙げることに戸惑いのあった新婦でしたが、家族としての絆を深めたい新郎に背中をおしてもらい決意しました。
ふたりが大切に考えたことは、お子さんに“自分も主役のひとり”としてゲストからの祝福を共有し絆を再認識してもらうこと。そして、互いの両親に新しい出発を快く応援してもらうために感謝と誠意を伝えることでした。
「新郎新婦+子供」「新郎新婦+両親」「両親+子供」それぞれのつながりを確かなものとするプランニングが叶ってはじめて、“親子”として新たなスタートが出来る。
そのような想いが「親子で伝える感謝のカタチ」という結婚式のテーマに込められています。
出典:南青山ル・アンジェ教会
2.このプランニング事例のポイント
親子で迎える結婚式では、お子さんにスポットライトを当てる機会を。
まず挙式では、ふたりの仲を近づけたキューピッドにふさわしく、お子さんにリングガールの大役をつとめてもらいました。リングピローは、母親の新婦と一緒に手作りしたもの。ひと針ごとに幸せを願った準備期間にも、親子の絆は深まったはず。
パーティーでは、誕生月の祖父母を祝う演出シーンで、お子さんがケーキプレゼンターとして登場!
お父さん、お母さんの晴れ舞台をお手伝い出来たことの喜びが笑顔に表れ、その可愛らしい姿にゲストもほっこり。会場全体が優しい幸福感に満たされます。
そしてクライマックスシーンでは、親子それぞれの想いをお手紙につづって届けます。お子さんから新郎へ、新婦から両家の両親へ。
このように新郎新婦だけでなく、子供の役割を随所に取り入れて“3人の想い”を届けるプランニングで一体感を演出し、親子の決意を祝福してもらいました。
また、おもてなしの中心となる料理でも、新しいスタートに寄せる想いの強さを表現するため“本格フレンチ”をセレクト。日頃は味わえない、素材を生かした繊細な料理が目に鮮やかで、舌の肥えた大人のゲストを魅了。
もちろん、子供のゲストにもスペシャルなコースを!年代に合わせた内容・味付けで調理し、特別な日にふさわしい盛り付けで、楽しい、美味しい、幸せ!な1日を印象付けます。
▼この結婚式のプランニング事例のポイント
①子連れ結婚式だからこその温かみある挙式
②両家の両親へ感謝を伝えて親子3人で出発
③アットホームだけど、料理は本格フレンチ
出典:南青山ル・アンジェ教会
3. このプランニングが叶う結婚式場のチェックポイント
子供を持つ親の立場でもある新郎新婦は「自分たちふたりのため」「子供のため」「両親やゲストのため」などと広い視野で物事を選択出来るぶん、想いの伝え方、共有の仕方にはこだわりたいですよね。
ファミリー婚を自分たちらしいスタイルで行うために、結婚式場選びのポイントをおさらいしましょう。
出典:南青山ル・アンジェ教会
Point①家族の事情に合わせたプランニングをしてくれる?
結婚式では、お互いのゲストと深い関係性を築くための心遣いが欠かせません。どんなカップルにも事情はあるものですが、ファミリー婚を行う新郎新婦は特に、家族のデリケートな面を理解してもらいたいですよね。
その上で、挙式スタイルやパーティー演出の提案を受けられれば安心して進められるというもの。
会場見学の際には、ファミリー婚の事例紹介をしてもらうなどして、相談しやすい環境が整っているかをチェックしてみましょう。
出典:南青山ル・アンジェ教会
Point②本格的な料理で幅広い年齢のゲストをもてなせる?
入籍してから何年も経った夫婦や、子供連れで再婚する新郎新婦の中には、“今さら感”や“二回目だから”と気にして、なるべく派手にしないようにとカジュアルなレストランを選ぶ方も。予算の都合がある方もいるでしょう。
おすすめの方法としては、自分たちにかける衣装などの費用を抑え、ゲストにかける料理やギフトなどのおもてなしに費用に充てること。
本格的なフレンチやイタリアンなど特別感を味わえるおもてなしなら、ふたりの人生のターニングポイントを見守り、応援してくれているゲストに“これからもよろしく”の感謝と誠意が伝わるでしょう。
料理メニューには、大人・子供それぞれのコース内容で嗜好に合った調理をしてもらえるかチェックしてみましょう。
出典:南青山ル・アンジェ教会
トキハナおすすめの会場
このプランニングを叶えるおすすめの会場は、「南青山ル・アンジェ教会」。
表参道駅から徒歩3分という青山の閑静な住宅街にありながら、緑に囲まれた清々しい佇まいの独立型の教会です。挙式前に、専属の牧師によるカウンセリングを行ってくれるのも、ファミリー婚を希望する新郎新婦にとって嬉しいポイント。
結婚式にあたってふたりで乗り越えてきたことや、未来の希望などに親身に寄り添い、想いを分かち合ってくれます。
料理を振る舞ってくれるのは、言わずと知れた料理の鉄人・坂井シェフ!すぐ隣にあるフレンチレストラン「ラ・ロシェル南青山」で披露宴を行うことができます。南仏の素材を生かした繊細で本格的なフレンチの逸品が、特別な日に華を添えてくれます。
▼この会場についての詳しい記事はこちら
いま再び注目が集まる教会挙式。新郎新婦と家族、ゲストのつながりを大切にする教会も
出典:南青山ル・アンジェ教会
4. まとめ|ファミリー婚の醍醐味とは
ファミリー婚のプランニング事例より、想いの伝え方や楽しみ方をお伝えしてきました。でも、その醍醐味は結婚式当日だけではなく、結婚式後にも感じられますよ!
子供と一緒に特別な1日を過ごしたことは、何より子供にとってかけがえのない想い出となります。両親が愛し合っている姿が記憶されること、自分が愛されている存在であること、周囲に祝福されていること、そのすべてが子供の成長を健やかに伸ばしてくれます。
そして、折にふれて結婚式の想い出話を持ちだしては家族で幸せの余韻に浸り、より一層、絆を深めていくことに。お子さんが大人になった自分を思い描くとき、ふたりが築いた家族のカタチを理想としてくれたら、嬉しいですね!
自分たちのタイミングやスタイルで、親子の絆を深める素敵な結婚式が実現しますように♪
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出典:南青山ル・アンジェ教会