プレ花嫁のみなさん、式場選びは順調でしょうか? 結婚式場の雰囲気は結婚式の雰囲気を大きく左右する部分なので、妥協せず慎重に選びたいところ。でも、すぐにピンと来る会場に出会えるかというと、そんなことはありません。「何件か見学してるけど、いまいちピンと来るものがない」「どこも同じように見えるんだよね」などと苦戦している人もいるのでは? そこで今回は、銀座エリア最大の商業施設として2017年4月にオープンしたGINZA SIXの最上階にある結婚式場「THE GRAND GINZA(以降、ザ・グラン銀座)」をご紹介。「普通の結婚式は嫌」「自分たちらしくこだわりたい」というカップルが数多く訪れる人気の式場は、いったいどんなところなのでしょうか? 会場の種類と雰囲気、サービス内容まで詳しくお伝えしていきます。(取材:トキハナ 編集部/文:Mia)
目次
1. 銀座ウェディング
「銀座」と聞いて、あなたはどんなものを思い浮かべますか? おしゃれなブティックやブランド店が立ち並ぶおしゃれな街? 1本路地に入ると老舗料理店がそこここに軒を連ねるグルメタウン? 夜の香りが漂う大人の街? 何を思い浮かべるかは人それぞれですが、確かなことがひとつあります。
それは、銀座という街があらゆる顔と魅力を持ちながら、世代を超えて多くの人に愛され続けているということ。そして、その特別な街・銀座で結婚式を挙げたいというカップルが後を絶たないということです。特に「ラグジュアリーな雰囲気を大切にしたい」「華やかななかにもオリジナリティが光る演出をしたい」という人にとっては、これ以上ぴったりな場所はないと言ってもいいかもしれません。
出典: THE GRAND GINZA
センスがよくて、豪華でおしゃれ。でも自分たちらしさがしっかりと表現されている……。今回ご紹介する『ザ・グラン銀座』は、そんな“銀座ウェディング”を実現できる結婚式場です。3つあるバンケットルームの装飾や造り、その使い方に至るまで、詳しく見ていきましょう。
2. THE GRAND VIP(ザ・グランVIP)
まずは「ザ・グランVIP」というバンケットルームから。収容人数が6〜42名という少人数ウェディング専用のバンケットルームです。
家族や親族中心の少人数ウェディングは、会場が広すぎるとサミシイ披露宴になってしまったりするので、会場選びには特に気をつけたいところですが、「ザ・グランVIP」はまさに少人数向き。新郎新婦とゲストとの距離感も、ゲスト同士の距離感もほどよい近さなので、両家の絆を深める場として最適です。
そんな「ザ・グランVIP」を彩る屏風絵と襖絵は、京都を代表する着物デザイナー・斉藤上太郎氏の作品。屏風絵には、古くより日本画に好んで描かれることの多い日本の鳥・トキが描かれています。また、トキと一緒に描かれている地球には、斉藤上太郎氏と『ザ・グラン銀座』の熱い想いが込められているそう。
他にも、すべての椅子に西陣織の生地を採用したり、有名な茶人・木村宗慎氏が監修されたお茶室がバンケットルームに隣接していたりと、細部に至るまで和モダンでラグジュアリーな気品が溢れています。
3. THE GRAND 47(ザ・グラン47)
次にご紹介するのは「ザ・グラン47(フォーティーセブン)」というバンケットルーム。収容人数は最大110名なので、大人数のパーティでもゆったりと利用することができます。「ザ・グラン47」は、一面ガラス張りの、光がたくさん差し込む本当に素敵な空間。チャペルの隣にあるので、挙式の前後の移動も簡単ですし、受付まわりにウェルカムグッズを飾ってプライベート感を演出することもできます。
『ザ・グラン銀座』は、全体として直線美を追求したデザイン様式「アールデコ」を基調としているのですが、「ザ・グラン47」のバンケットルームだけは、さらに時代を遡った「アールヌーボー」という様式を取りいれたデザインに。そのため、他のバンケットルームに比べて少しだけ柔らかく、かつエレガントな印象を受けました。
メインテーブルの後ろの壁は、なんと、石を極限までスライスして作ったというスタイリッシュな石壁!こういったディティールへのこだわりを聞くとテンション上がりますよね。しかも、新郎新婦のメインテーブルはよく写真を撮られるスポットでもあるので、実は大事なポイント。真っ白な壁もいいけれど、石でできた壁なんて個性的でおしゃれですよね。
床は絨毯ではなくウッド調で統一されており(ローズウッドという稀少性の高い素材を使用)、自然光を受けると本当に美しく輝きます。ここに佇む花嫁のウェディングドレスの美しさを、いっそう引き立ててくれることでしょう。
また、会場内に設置されたシャンデリアは108個のランプで構成されていて、「煩悩を取り払う」という意味と、その上で「永遠(トワ)の誓いを結ぶ」という2つの意味が込められているのだそうです。
「フォーティーセブン」という会場名のとおり、「ザ・グラン 47」のレストラン営業時には、日本全国47都道府県の名産を堪能することができます。期間ごとに決まったエリアの名産、銘品、日本一となったものや、宮内庁御用達などを食材として使用。1年を通して日本全国の美味しいものを提供しています。また、4は四季、7は1週間を意味し、いつでもお客様をお迎えする姿勢を表現しているのだとか。
グラスやシルバー類は、高級レストランで利用されている高価なもの。結婚式場では、多くの場合、宴会用の割れにくい頑丈なものを使っていたりするものですが、『ザ・グラン銀座』では“おもてなし”を大切にしているため、晴れの日の食事にふさわしいカトラリーを用意しています。美味しい料理がより一層美味しくなりそうですね。
ゲストへのもてなしの心は、椅子にも表れています。それは、長時間でも快適に過ごしてもらいたいという想いから生まれた、完全オーダーメイドの代物。背もたれ部分が少し丸みを帯びているため、座る人の背中に心地よくフィットしてくれる快適性とデザイン性を兼ね備えています。
4. THE GRAND GALLERY(ザ・グラン ギャラリー)
最後は「ザ・グラン ギャラリー」というバンケットルーム。まさしく、アールデコ調を前面に意識した造りになっている空間です。直線のデザインというと少し堅苦しい、ともすると冷ややかな印象を受けてしまいそうですが、このバンケットルームは不思議と温かみと柔らかな雰囲気にあふれています。
部屋の形状は、正方形を採用。実はこの形、結婚式場では全国的に見ても珍しいそうですが、ゲストとの距離感が近くもなく遠くもなく、ちょうどいい感じで配置することができるというメリットがあったりします。
最大約142名の収容が可能で、気になるメインテーブルの後ろは「市松模様」。部屋全体はグレー×グレージュに、少しピンクっぽいニュアンスカラーで構成された空間になっています。備え付けのアートフラワーは取り外し可能で、スタイリッシュな雰囲気にすることも可能。可愛らしい雰囲気が好きならそのまま、もっとクールな感じにしたい場合は取り外して……といったようにアレンジし、さらにテーブルクロスやナフキンのカラーを好みに合わせてトータルコーディネートできるのも、このバンケットルームの楽しみの一つです。
水墨画をイメージしたデザインの絨毯や、レースがあしらわれた天井のほか、壁にはすべて紙で作られているというアート作品がずらり。「ギャラリー」という名前のとおり、まるでアートミュージアムのような雰囲気のバンケットルームになっています。
5. まとめ|人とかぶらない、個性的かつラグジュアリーな結婚式にしたいなら
銀座という特別な街で挙げる特別なウェディングに憧れる女性は少なくありません。むしろ海外ウェディングやナイトウェディングなどスタイルが多様化し、ウェディングに対する自由度が高まっている昨今では、「人とは違ったセンスのいい結婚式にしたい」「とびきりおしゃれで豪華にしたい」「ただ豪華なだけじゃなくて自分たちらしさもしっかり出したい」といった想いを持つ花嫁が増えています。
だからこそ銀座にはラグジュアリーな結婚式場が増えてきているのですが、『ザ・グラン銀座』のそれは群を抜いており、ラグジュアリーなだけではない“特別感”があります。
それは、「洋と和」、「伝統と革新」。ザ・グラン銀座のバンケットルームはどのタイプもこの4つのキーワードの融合、掛け合わせになっていて、好みや希望に合わせてセレクトすることが可能です。しかも場所は憧れの銀座……!
「普通の結婚式は嫌」「自分たちらしくこだわりたい」という数多くのカップルたちに支持されるのも頷けますね。