ウェディングにおいて最も重要なこと。それは事前の打合せや当日の進行などを一手に引き受けてくれる“担当プランナーとの連携”だと言っても過言ではないでしょう。実際に結婚式を終えた“卒花さん”の中には「大した提案がなかった」「サービスが行き届いていない」「進行の仕方が悪く最後まで安心できなかった」といった不満を口にする人も。残念なことですが、幸せな新郎新婦が結婚式後にこうした悲しい思いをすることがあるのも事実です。誰だって、せっかくの晴れ舞台でこんなふうに後悔したくはないですよね。でもどうしたら……? そこで今回は、銀座エリア最大の商業施設として知られる“GINZA SIX”の最上階にある「THE GRAND GINZA(以降、ザ・グラン銀座)」をご紹介。“スタッフ力”に定評がある人気ウェディングサロンには、いったいどんな秘密が隠されているのでしょうか?(取材:トキハナ 編集部/文:Mia)
目次
1. 「スタイルブック」でイメージを具体化&共有
自分たちはどんな結婚式がしたいのか。最初からイメージをしっかりと持てている人はそう多くありません。仮に新婦の理想がはっきりしていたとしても、それが新郎と共有できているかというと、そうではない場合がほとんどです。
ふたりのイメージや希望を具体化し実現するためのお手伝いをするのは、サロンの大事な役割のひとつ。ここを疎かにしていると、新郎新婦にとっては“提案力がないサロン”“サービスが行き届いていないサロン”ということになります。
そのためザ・グラン銀座では“スタイルブック”と呼ばれる冊子を用意しています。これはいわば迷える新郎新婦の道標となるもの。打合せスペースに常設しておいて、自由に見ることができます。そしてプランナーが挨拶から接客に入ったタイミングで「どれがお好きでしたか?」といった具合にお伺いする、というスタイルをとっているそうです。
ビジュアルで見せられると「こういうのはちょっと違うな」「あ、これいいかも」といったふうに少しずつイメージが絞られてくるもの。スタイルブックという新郎新婦にとっての“ヒント”を用意しておくことで、自分たちの希望をよりイメージしやすくなったり、お互いの考えや方向性を共有することができ、プランナーとの話もスムーズに進めることができるのです。
2. 「3つのスタイル」から選ぶだけなのに「自分たちらしい」ウェディングが見つかる
先のスタイルブックは“Aスタイル”“Cスタイル”“Sスタイル”という3つの異なるスタイル別にそれぞれ用意されており、新郎新婦はカタログを眺めるようにしてそこから好きなものを選べるようになっています。本人たちもイメージが湧きやすいですし、担当プランナーもここから新郎新婦のイメージにより近いものを提案することができます。各スタイルの具体的な内容は次の通り。
Aスタイル:アクティブ、アドバンス、アーティスティック、アグレッシブ。
Cスタイル:クラシカル、クリア、クール、カラフル、コーディネーション。
Sスタイル:シンプル、スマート、シャープ、サティスファイ、セレクト、センス。
それぞれ雑誌に当てはめて捉えるとイメージを掴みやすいそうで、Aスタイルは「VOGUE(ヴォーグ)」「GINZA(ギンザ)」系、Cスタイルは「CLASSY(クラッシー)」系、そしてSスタイルは「Oggi(オッジ)」系……といったイメージ。スタイルは単体で選ぶこともできますし、“SCスタイル”などのようにMIXしてもOK。自分たちの好みに合わせて自由にカスタマイズすることが可能です。
3. 専属スタッフの細やかなサービスに大満足!
ふたりの好みのスタイルが決まったら、そのスタイルが好きなプランナーが対応するように調整するなど、とにかく新郎新婦の希望、想いにハマるものをしっかりと提案できるようにしている、というのもザ・グラン銀座ならではの大きな魅力です。
こうした細やかな行き届いた接客・サービスができるのは、常時、数多くの社員が控えているから。そう、ザ・グラン銀座は他のサロンに比べて社員数が圧倒的に多いのです。しかもどこかと掛け持ちで働いているというのではなく、あくまでザ・グラン銀座専属のスタッフだけで対応するというかたちをとっています。例えば週末、人手が足らなくて急遽他から呼ばれてきたというような“間に合わせのスタッフ”が対応することもありません。常時、銀座の街やザ・グラン銀座という場所を知り尽くしたスタッフが、丁寧に対応してくれるというわけです。
これはレストランでサービスしているスタッフにも当てはまることで、料理のプレゼンテーションも必ずするようにしているといいます。何かよくわからないお料理が急に出てきてメニュー名だけ見る、というのではなくて、この料理がどういったものなのかをしっかりと説明する……。こうしたサービスが可能なのは、やはりずっとザ・グラン銀座にいる専属のスタッフだからこそできることですよね。
もちろん苦手な食材、アレルギーのある食材がある場合や、「一口サイズにカットしたい」などの希望がある場合の対応もばっちり。すべてにおいて細やかな対応をしてもらえるので、心から安心してお任せすることができます。
4. まとめ|ポイントは「信頼関係を築けそうかどうか?」
サロン選びは結婚式の要です。ホームページが立派だから、検索でトップにあったから……といった理由だけで決めてしまうのはあまりおすすめできません。サロン選びにおいて大切なのは、ずばり“相性”。実際に足を運び、会場をその目で見て、プランナーの方と話をしてみる、あるいは疑問をぶつけてみる……。そうすることで、事前リサーチではわからないことが見えてきます。
こうしたことを繰り返していくと、“自分はどんなウェディングをしたかったのか”がわかってきます。訪れたサロンや式場との相性はさることながら、自分でも気がつかなかった“ウェディングに対する素直な気持ち”や“本当の理想”がはっきりとわかるようになるのです。結婚式、とくに自分たちらしさを追求するオリジナルウェディングにおいて、自分の理想に気がつくことこそ一番の近道であり、本質でもあります。自分たちにとってのウェディングとは? 何が必要なものなのか? 事前リサーチで得た情報だけを鵜呑みにするのではなく、直接見て聞いて話すことで、自分たちにとっての“しっくりとくるところ“を見つけたいものです。
今回ご紹介したザ・グラン銀座は、まさに新郎新婦の気持ちを何よりも大事にしてくれるサロンです。会場自体も洗練されていて素晴らしいのですが、それ以上にふたりの気持ちに寄り添った柔軟なサービス、プランを提供し、全面的にサポートしてくれます。もし、まだ「ここだ!」というところに出会っていないなら、一度、相性を確かめに訪れてみてもいいかもしれません。