【“正しい”ウエディングドレスの選び方とは？】体型コンプレックスを乗り越えて最高の結婚式を！

ウエディングドレスは、選ぶデザインで印象が変わってきます。
さらにそれだけではなく、体型の悩みをカバーすることにも活用できるのです。
今回は、気になる【身長】【スタイル】【部位別】のお悩みを解決するウエディングドレスのデザインをご紹介します。
（文：ameri）

1. ウエディングドレスはデザインを正しく選んで体型コンプレックスを魅力にする！

ウエディングドレスはデザインやサイズによって印象が変わります。

出典:ザ・プリンス パークタワー東京

王道の“Aライン”は上品、華やかな“プリンセスライン”は可愛いらしく、“マーメイドライン”はセクシーでエレガント、“エンパイアライン”はフェミニンなイメージを作るのが特徴。

自分の気になる体型の悩みを解決するのにも、ウエディングドレスのデザインを活用することができると知っているだけで、ドレス選びはぐんと楽しみが増すはず！

早速、体型のお悩み別におすすめのウエディングドレスの選び方をご紹介します。

2. 【身長】のお悩みへのアプローチ方法

◉身長が「低い」

身長が低くて悩んでいる花嫁さんには、国内ブランドのウエディングドレスがおすすめ。
日本人に合わせて作られているドレスなので、身体にフィットしやすいはずです。

低身長さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の3点です。

胸元にデザインがあるウエディングドレスは目線を上にあげるため、スタイルよく見せてくれるでしょう。

また、シルエットとしては、“Aライン”や“エンパイアライン”のウエディングドレスといったハイウエストのドレスを選ぶことで、脚足長効果をゲットできます。

例えば、フェミニンな印象を作る“エンパイアライン”は、胸下に切り替えがあるため足を長く見せることが可能に。ストレートなデザインが縦のラインを強調してくれるので、すらりと美しく仕上がりますよ。

【エンパイアラインのドレス】

出典: Maria et Mariee

▶【ウエディングドレスの種類】エンパイアラインのドレスって？

「どうしても、身長を高く見せたい！」という方へ、“ハイヒール”を履くことで全体的にスラッとした印象に仕上がりますが無理はせず、足に負担が少ないものを選んで。

▶ウエディングドレスだけじゃない！結婚式に必要な小物の種類って知ってる？

また、低身長さんの愛らしさを武器にする方法もあります。おすすめは、低身長さんだからこそ着こなせる、“ショート丈のドレス”です。

低身長さんなら露出度が高くなりすぎないというメリットがあるので、大胆に脚を見せてもキュートな印象を与えます。お色直しのドレスにいかがでしょうか。

出典: preparage

低身長さんにおすすめドレス

◉身長が「高い」

高身長の花嫁さんにはインポートのウエディングドレスがおすすめ。海外の女性向けのドレスなので、高身長さんには似合いやすい作りです。

高身長さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の3点です。

身長が高いことを隠したい花嫁さんにとっては意外かもしれませんが、高身長さんの強みが最も活きるのは、“マーメイドライン”や“スレンダーライン”のドレス。

身長が高いからこそ、美しい縦ラインのシルエットが浮かび上がります。
あえてハイヒールを選ぶ高身長の花嫁さんもいるくらいですよ♡

【マーメイドラインのドレス】

出典: Felice Vita×Bellissima

▶【マーメイド×ウエディングドレス人気TOP10】

ウエストが高すぎると余計に身長の高さが目立ってしまったり、ハリがある素材で作られたボリューミーなドレスだと縦にも横にも大きいシルエットになってしまったりするので、気を付けてくださいね。

「どうしても、身長を低く見せたい！」という方へ、高い身長を強調したくないのであれば、身長以外の部分に視線を誘導する“Aライン”や“プリンセスライン”がおすすめですが、ボリュームが大きすぎないデザイン・素材を意識して選びましょう。

【プリンセスラインのドレス】

出典: Yumi Katsura

高身長さんにおすすめドレス

3.【スタイル】のお悩みへのアプローチ方法

◉スタイルが「華奢」

華奢な花嫁さんだからこそ似合う形・シルエットは、女性らしいボディラインを叶える“Aライン”や“プリンセスライン”のウエディングドレスです♡

華奢なデコルテや引き締まったウエストと、ボリュームのあるスカートによって、メリハリのあるスタイルに仕上げてくれます。

反対に、“エンパイアライン”や“スレンダーライン”のウエディングドレスを着ると、貧相な印象になりますので、注意。

トレンドのハイネックやロングスリーブ、スカート部分の素材がチュールやオーガンジーでふんわりしているものなど、デザイン性のあるドレスはバランスよく着こなすことができますよ♪

【ふんわりとしたプリンセスラインのドレス】

出典: PRINCESS GARDEN YOKOHAMA

▶大柄で華奢な花嫁さんの魅力を生かす！貧相にならないドレス特集

◉スタイルが「ぽっちゃり」

ぽっちゃりの花嫁さんだからこそ似合う形・シルエットは、バランスをすっきりと整えてくれる“Aライン”のウエディングドレス♡

ふくらみのあるスカートが上半身を華奢に、自然に広がるスカートのAシルエットが縦にすっきりと見せてくれます。
Aラインはくびれを綺麗に作るので、脚長効果があるだけでなく、お腹周りも気にならなくなります！

注意したいのが、ハイウエストになりすぎないデザインを選ぶこと。
ウエストの切り替え位置が高いと上半身のボリュームが強調されるので、ジャストウエストで着こなしましょう！

また、ウエディングドレスは膨張させる効果を持つ白色です。
無理に隠そうとすると、その部分が強調されますので、気を付けてくださいね。

露出度の高いビスチェを敬遠しがちですが、デコルテをしっかり見せることで顔周りがすっきりとした印象になりますよ♡

【Aラインのドレス】

出典: Felice Vita×Bellissima

ぽっちゃりさんにおすすめドレス

▶ぽっちゃりさんがスッキリ見えるウエディングドレス特集

4.【部位別】のお悩みへのアプローチ方法

◉顔の大きさ

顔の大きさが気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の通りです。

ネックラインについて、“デコルテ”が大きく開いているものを選びましょう。
デコルテを思いきり見せると、顔から鎖骨が見えるデコルテまで一直線に繋がるので、顔が小さく、そして首は長く見えます。

首回りが詰まっているネックラインだと、目線が顔周りで止まってしまうため、顔の大きさが目立ちます。
デコルテ周りのマッサージをし、美しいデコルテを見せる準備をしましょう。

【Vネックのネックライン】

出典: Felice Vita×Bellissima

▶似合う・似合わないの境界線って！？ウエディングドレスのネックライン8種まとめ

◉肩

「いかり肩」または、「なで肩」で悩んでいる花嫁さんへ。

＜いかり肩＞
まずは、いかり肩が気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識する２つのポイントです。

いかり肩の花嫁さんが、肩を出すデザインのウエディングドレスを着たら、余計に肩が大きく見えるのではないかと不安に思っているかも。
しかし、肩の幅がある分、縦ラインを意識して“ビスチェ”タイプなどのウエディングドレスを選ぶと、いかり肩を魅力に変えることができますよ。

「どうしても、いかり肩を隠したい！」という花嫁さんは、できるだけ横のボリュームが少ない肩や袖のデザインのウエディングドレスを選んでくださいね。“パフスリーブ”や、“オフショルダー”はNG！

【ビスチェ】

出典: PRINCESS GARDEN YOKOHAMA

＜なで肩＞
なで肩が気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで押さえる２つのポイントです。

肩回りがのっぺりとした印象は、ドレスの肩回りのデザインを意識することで、華やかなイメージに大変身します。

ボリュームが少ないシンプルなデザインを選ぶと、なで肩を強調してしまうので気を付けてくださいね。

【袖があるウエディングドレス】

出典: PRINCESS GARDEN YOKOHAMA

◉二の腕

ウエディングドレスを選ぶ際に気にしている女性が多い部位が、「二の腕」。
二の腕が気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の3点です。

二の腕が気になるからと、隠すためにオフショルダータイプのウエディングドレスを選ぶ方がいますが、実は逆効果。

むしろビスチェタイプで二の腕を出した方が、綺麗なデコルテから腕にかけてのラインが出るのでスッキリ見せることができますよ。

【ビスチェタイプのドレス】

出典: Bride & Groom

とはいえ、二の腕を出すことに抵抗感がある花嫁さんも多いと思います。そんな花嫁さんは、二の腕の太さをカバーするパフスリーブやフレアスリーブといった立体的なスリーブデザインのウエディングドレスを選びましょう。

ここで注意点ですが、袖付きのウエディングドレスを選ぶ際には、5分丈か7分丈を選びましょう！10分丈の袖よりも、腕の中で最も細い手首に視線を誘導できる5分丈か7分丈の袖の方が腕が細く長く見える効果があるからです♡

【5分丈のパフスリーブ】

出典: PRINCESS GARDEN YOKOHAMA

二の腕に悩む方におすすめドレス

◉バスト

＜バストが「小さい」＞
バストが小さいことが気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の3点です。

お悩みの上半身を活かせば、ネックラインの装飾がゴージャスなものや首元までレースが覆っているタイプのウエディングドレスを、誰よりも美しく着こなせます。

また、“プリンセスライン”のウエディングドレスであれば、人々の目線をスカート部分に集めることができるため、バストを気にすることが無くなります♡

ブライダルインナーは、しっかりとバストにボリュームを集めるものを選びましょう。
パッド入りのものを使用したり、ヌーブラとあわせてブライダルインナーを着用したりする花嫁さんもいますので、ショップの方に相談してみましょう♪

【ネックラインがゴージャスなドレス】

出典: Felice Vita×Bellissima

バスト小さい方におすすめドレス
＜バストが「大きい」＞
バストが大きいことが気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の2点です。

バストが大きい花嫁さんは、深すぎる“Vネック”や“ハートカット”のネックラインを選ぶと、胸元のセクシーさがより強調されるので注意です。
おすすめは、谷間をカバーできるタイプのウエディングドレスです。

【胸元を適度にカバーするドレス】

出典: みんなのドレス

バストが大きい方におすすめドレス
また、バストが大きいと、太って見えるというお悩みを良く聞きますが、正しいブライダルインナーを着用することが大切です。

バストが大きい花嫁さんは、しっかりと引き締めてくれる“セパレートタイプ”のブライダルインナーで、シルエットにメリハリを出すのがおすすめです♡

◉ウエスト

「ウエスト」が気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の2点です。

まず、ウエストに切り替えがあることで、ウエストをキュッと引き締めて見せます。

例えば、“プリンセスライン”などスカート部分にボリュームのあるウエディングドレスを選ぶと、上半身と下半身のメリハリがつき、ウエスト部分がくびれているように見えます。

【ウエスト部分のくびれが強調されるドレス】

出典: Felice Vita×Bellissima

さらに、“ブライダルインナー”にもこだわりましょう。

正しい“ブライダルインナー”を着ることで、バストの位置を持ち上げたりヒップラインを引き上げたりできるので、綺麗なボディラインを見せることができます。

ウエストに悩んでいる方は、無理がない範囲で、綺麗なくびれを作るブライダルインナーを選びましょう♪

<◉ヒップ

「ヒップ」が気になる花嫁さんがウエディングドレスの選びで意識するポイントは、以下の3つです。

体のラインが出るウエディングドレスといえば“マーメイドライン”のウエディングドレスですが、これは体にメリハリがあった方が似合うのです。

ウエディングドレスの中に着るブライダルインナーがしっかり体を補正してくれるので、自然と綺麗な体のラインを作ってくれますよ。

もちろん、ブライダルエステや減量で体を絞るなどの努力は、ウエディングドレスを着こなすために必要ですが、少しの工夫でも印象は大きく変わります。

【マーメイドラインのドレス】

出典: Remind Dress Salon

▶【ウエディングドレスの種類】マーメイドラインのドレスって？
マーメイドラインのドレス一覧

また、「どうしても、お尻を隠したい！」という花嫁さんには、“Aライン”や“プリンセスライン”のウエディングドレスがおすすめ。

特に、お尻の部分に大きなリボンやコサージュがついているドレスであれば、後ろ姿が美しいだけでなく、お尻の大きさといったお悩みをカバーできます。

【リボンがついているドレス】

出典: Felice Vita×Bellissima

また、“ヒップパニエ”というものをドレスの下に着ると、シンデレラのようにお尻が上がって可愛くなります。
ドレスのヒップの部分の膨らみ具合が調節することができるので、担当者やショップの方に相談してみてくださいね♪

5.まとめ｜「これでいい」ではなく「これがいい！」と思えるウエディングドレスを着よう

ウエディングドレスを選ぶ時には、まずはドレスショップのスタイリストさんに自分の悩みを正直に打ち明けてみましょう。

何百人何千人と花嫁さんを見てきたプロが、あなたの悩みをカバーしてくれるウエディングドレスを提案してくれるはずですよ。

また、スタイリストさんがおすすめしてくれたウエディングドレスは、素直に試着してみましょう。

イメージを膨らませることは大事です。ですが、先入観を持ちすぎてアドバイスを聞き入れられなかったことが原因となり、本当に似合うウエディングドレスに出会う機会を失うことは避けたいですよね。

選択肢を狭めることなく、「これでいい」ではなく「これがいい！」と思えるものを是非見つけ出してください！

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