結婚式のムービーを作るときに、まず決めたいのがBGM。音楽の雰囲気や歌詞で、ムービーの雰囲気は大きく左右されますよね。 世の中には様々な曲があるので、結婚式のムービーにどの曲を使おうか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。 今回は、結婚式のムービーのBGMを選ぶポイントと、BGMを選ぶ際に抑えておきたい著作権について解説していきます。 (文:えりか)
目次
1. 結婚式のムービーに使うBGMの選び方
結婚式のムービーに使用するBGMは
・自分たちの好きな曲
・学生時代に流行っていた曲
・どの世代でも知っている名曲
・ウェディング用のコンピレーションアルバムから選ぶ
などから選ぶことをオススメします。
また、結婚式のムービーに使用するBGMは、選ぶ曲によって長さが決まるため、ムービーの上映時間にも影響が出ます。BGMを選ぶときは、まずは作るムービーの長さを確認することも大切です。
2. シーン別おすすめウエディングソングとコンピレーションアルバム
やはり人気の曲はラブソングです。特に、当日の様子を撮影・編集した“撮って出しエンドロールムービー”を披露宴のお開き時に上映するなら、BGMはバラードで作るのがおすすめ。
Mr.childrenの『365日』や、BLUEの『GIFT』は定番になっています。定番のBGMを使うことに抵抗がある方は、中島みゆきの『糸』はいかがでしょう。様々なアーティストにカバーされているので、好みのアレンジを選ぶことができます。
プロフィールムービーやサンクスムービーなら、感謝を伝える曲や明るい雰囲気の曲が合うでしょう。
大橋卓也の『ありがとう』は、シンプルに親への感謝を歌った曲なので、感謝の気持ちを伝えるムービーで使用するのがおすすめ。Carrie Underwoodの『Ever ever after』は、ディズニー映画『魔法にかけられて』の主題歌。明るく幸せな雰囲気の結婚式ソングとして人気です。
コンピレーションアルバムから選ぶなら、Q;indiviのアルバムが定番となっています。結婚式ソングをアレンジした曲が満載で、ムービーを作っているときも結婚式気分が高まること請け合いです。
中でもアルバム『Wedding Celebration』に収録されている楽曲『TheRose』は、多くの年代の人が知っている曲。エンドロールムービーなどに人気があります。
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『スウィート・ウエディング』は、邦楽の曲が豊富にそろったコンピレーションアルバム。
『Precious』(伊藤由奈)は、映画の主題歌として起用された曲なので知っている人も多いでしょう。
『君をさがしてた~The Wedding Song~』(CHEMISTRY)も、王道の結婚式ソングとして人気の一曲となっています。
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洋楽のウェディングソングから選ぶなら、『FOREVER WEDDING』もおすすめ。
BOYS TOWN GANGの『CAN`T TAKE MY EYES OFF YOU(君の瞳に恋してる)』は、数々のアーティストにカバーをされてきた名曲。誰もが一度は聞いたことのある曲ではないでしょうか。
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3. 結婚式のBGMは著作権に気をつけて
音楽には“著作権”があり、結婚式でその音楽を利用するには、作曲家への著作権料や実演奏するアーティストへの著作隣接料の支払いが必要となります。
用途や利用する楽曲の長さ、利用曲数によって料金は異なります。
結婚式会場がJASRAC(ジャスラック)などの著作権管理業者や、ISUM(アイサム)という音楽の複製利用代行を行う機関に加盟していれば違法性なく利用することができます。
著作権の対応方法は会場によって異なり、プランや見積もりの「音響使用料」に組み込まれている場合もあるので、新郎新婦が支払いをする必要があるかどうか必ず確認をしておきましょう。
出典: 代官山 鳳鳴館
ただし、以下の場合は注意が必要です。
自分たちで編集したオリジナルCDをBGMとして流す
プロフィールムービーやオープニングムービーを自作して持ち込む
結婚式の様子を録画してDVDに残す
このような場合は、別途手続きが必要な可能性もあるため、音楽を使う時は「著作権」を念頭に置き、必ずプランナーさんに相談するようにしましょう。
4. まとめ|ムービーの目的を考えて選ぶのがコツ
結婚式ではムービー以外にもたくさんのBGMが必要となります。まずはお互いの好きな曲や結婚式で使いたい曲をピックアップして、どのシーンに使うか決めていくとスムーズです。
結婚式のムービーに使用する曲は、ムービーの目的を考えて選べば意外と簡単に決まることも。納得のいくBGM選びをして、より盛り上がるムービーを作りましょう。