理想の花嫁になるためには、ドレスとブーケの”似合わせ”は外せないポイント。
でも「自分の選んだドレスにどんなブーケが合うのかわからない」「どれも可愛くて決められない」そんな花嫁が多いのも事実。
そこで今回は、ドレスのライン別でブーケとの似合わせ方をご紹介。中でも本記事では、プリンセスラインのドレスに似合うブーケを特集します。
なりたいイメージ別でドレスとブーケのコーディネート例を一緒に見ていきましょう。
(文:まゆ)
目次
1.ボリューム感がポイント!プリンセスラインのウエディングドレスに似合うブーケの選び方
プリンセスラインは、スカート部分がウエストからふんわりボリューミーに膨らんだシルエットを指します。
数あるドレスラインの中でもバツグンの存在感があるので、広々としたラグジュアリーな式場でも映える特徴が。デザインや素材感によって雰囲気は変わりますが、可愛らしい雰囲気を好む花嫁さんから人気の厚いドレスです。
そんなプリンセスラインとブーケの”似合わせ”ポイントは、以下の3つ。
ドレスとブーケの似合わせポイント①ドレスと花材の質感を合わせる
例えばシルクやサテンなどの重厚感あるドレスに、ふわふわの小花やドライフラワーのブーケだと、質感がかけ離れ過ぎてバランスが取れないことも。逆に、チュールなどの軽い質感のドレスに、大ぶりで花びらの分厚いユリのブーケ…などもしかり。
ドレスの質感に、花材の質感を合わせるのが似合わせのコツです。
ドレスとブーケの似合わせポイント②ドレスとブーケのボリュームを合わせる
数あるドレスラインの中でも、ひときわボリュームたっぷりのプリンセスライン。そのためブーケに存在感がないと、ドレス・ブーケ双方が映えないことも。ブーケにもしっかり存在感を持たせるのが似合わせポイントです。
ドレスとブーケの似合わせポイント③ドレスとブーケの形を合わせる
シルエットに大きな特徴があるドレスの場合、ブーケの形もドレスに寄せると失敗がありません。シルエットに丸みのあるプリンセスラインは、ブーケの形も丸みのあるものがフィットする傾向があります。
出典:floluxe
それでは、ここからはこの方法をもとにしたコーディネートの例を見ていきましょう!
2.【エレガントな正統派コーデ】
例えば、エレガントな正統派コーデを目指す花嫁さんにオススメのドレス例がこちら。
レースのロングスリーブなどのクラシカルなディテールに、サテンのリッチな素材感が正統派かつエレガントなドレスです。
オーガンジーの質感にも上品さが感じられ、王室のプリンセスさながらに高貴な花嫁になれることうけあいです。
こんなドレスに合わせるブーケは、次のようなポイントを押さえるとエレガントで正統派のコーディネートに!
●ドレスと同じく、花材の質感もマットに
●クラシカルでエレガントな雰囲気を持つ花材をチョイス
エレガントなプリンセスドレスに合うブーケをご紹介します。
2-1.エレガントなプリンセスドレス×王道のクラシカルローズブーケ
出典: rosarium
クラシカルな雰囲気漂う正統派ドレスには、同じく時代を越えて愛されるような、エターナルな魅力を持つブーケがぴったり。
例えばオススメなのが、剣咲きローズだけを丸く束ねたクラッチブーケ。クラシカルな雰囲気・ローズのマットな質感がドレスとリンクし、よりオーセンティックで上品な花嫁に。
ラウンドブーケ/27,500円(税込)
2-2.エレガントなプリンセスドレス×こなれ感ある王室風ブーケ
出典: rosarium
ちょっとこなれたエレガントを目指す人にオススメなのが、こちらのブーケ。ローズとセルリアというエレガントな花材2種類をメインフラワーにすることで、動きがありつつも上質感のあるブーケに仕上がっています。
セルリアは世界中を虜にしたイギリス王妃の結婚式のブーケにも使われた花材。王室のプリンセスにならって、高貴な花嫁を目指してみては?
クラッチブーケ/30,800(税込)
3.【ほどよくナチュラルな洗練コーデ】
可愛らしさが先行しがちなプリンセスラインも、デザイン次第では自然体のエフォートレスなスタイル作りが可能。ぴったりフィットしたチュールのロングスリーブと繊細なレース刺繍が、落ち着いた大人のナチュラル感を演出するドレスです。
こんなプリンセスラインのドレスとブーケの似合わせポイントはこちら。
●ドレスの繊細なディテールとリンクする、細かいスプレー咲き(*)タイプの花材を取り入れる
●形はドレスに合わせてふんわりと。かっちり作り込まず、ラフに束ねることでナチュラルに。
●淡い色目でナチュラル感をプラス。グリーンを取り入れるとさらにナチュラルに。
(*)1本の枝からいくつもの花が枝分かれして咲いている種類のこと
それでは、コーディネート例を見ていきましょう!
3-1.ナチュラルなプリンセスドレス×白グリーンの洗練ブーケ
例えばオススメしたいのが、こちらの白いライラックとスズランだけを束ねた洗練ブーケ。真っ白な小花が織りなすレースのような質感が、ドレスの質感とリンクします。
ふわふわとした輪郭も、プリンセスラインにベストマッチ。たっぷり効かせたグリーンが、ナチュラル感をさらにアップさせてくれています。
クラッチブーケ/38,500円(税込)
3-2.ナチュラルなプリンセスドレス×パープル基調のエアリーブーケ
フェミニンが好みなら、こんなナチュラルブーケもオススメ。スプレー咲きの花や動きのあるグリーンがエアリーなブーケは、ふんわりとしたプリンセスドレスにぴったり。パープル基調の淡い色目も、落ち着いたドレスの雰囲気とベストマッチ!
ナチュラル&エアリーブーケ/46,200円(税込)
4.【とびきり可愛いお姫様コーデ】
最後はプリンセスラインの醍醐味が詰まった、最高にキュートなこのドレス。ロマンチックなディテールがたっぷりです。
こんなかわいらしさ満点のドレスとブーケの似合わせポイントはこちら。
●チュールのふわふわ感・透明感にリンクする質感の花材をチョイス
●かわいらしさあふれる花材をふんだんに取り入れる
それでは、このドレスに似合うブーケ例を見ていきましょう!
4-1.キュートなプリンセスドレス×小花だけのボリュームラウンドブーケ
出典: rosarium
可愛らしいムードのふんわりドレスに合うのは、やはりふんわりとした丸みのあるブーケ。中でもボリューミーなラウンドブーケは、プリンセスラインのドレスに負けない存在感でお互いを引き立ててくれます。
歩くたびにドレスと一緒に揺れるふわふわの小花がとてもキュート!透明感あるカラーと軽やかさがチュールの素材感とリンクし、可憐な花嫁スタイルが完成するはず。
ラウンドブーケ/33,000円(税込)
4-2.キュートなプリンセスドレス×チュールリボンのチューリップブーケ
もう一つのオススメは、同じくロマンティックなムード漂うこちら。やわらかい花弁がぷっくりと膨らんだチューリップに、ふんわりとした小花のアクセントを効かせた女心くすぐられるブーケです。
小ぶりながら、ボリュームたっぷりのチュールリボンがドレスとのバランスを叶えています。淡いピンクベースのカラーもチュールの柔らかな素材感にベストマッチするはず!
出典:Tierra
クラッチブーケ/38,500円(税込)
5.まとめ|理想通りのブーケを狙うなら持ち込み可能な式場を選んで
今回は、プリンセスラインのウエディングドレスに合うブーケのコーディネート例をご紹介しました。
キュートなイメージが浮かびがちなプリンセスドレスですが、ナチュラル系やモード系など、今は多様なテイストのプリンセスドレスが出回っています。
そのため、「プリンセスドレス=キュートなブーケ」という従来の概念はもはや通用せず、1つ1つドレスの個性を見極めたブーケ合わせが大事になります。
そこで欠かせないのが、心から信頼できるフローリストの存在。自分の選んだドレスにぴったりのブーケを持ちたいなら、トレンド感度が高く、新しく柔軟な発想力を持ったフローリストにお任せするのがポイントです。
ただ、いざ打ち合わせが始まったところ、式場のフラワーショップのテイストが好みと違ってドレスとの似合わせに苦労した…なんて花嫁さんも少なくないのが現実。
そこで検討したいのが、ブーケの持ち込み。
最近はSNSでブーケ作品を紹介するショップも多く、好みのブーケを作ってくれそうなフローリストも見つけやすくなっているので、探してみるのをオススメします。
出典:mini et maxi
ただ、装花は多くの式場が「持ち込みNG」としているアイテムの一つ。万が一ブーケを持ち込む可能性を考えて、あらかじめ持ち込みが自由の式場に決めると安心です。
その点、トキハナは「持ち込み自由」な結婚式場の掲載数No.1(*)。
さらに、トキハナセレクトでドレスもブーケもオールジャンルの多様なアイテムを多数紹介しているので、イチからアイテムを探す手間もありません。
元ウエディングプランナーがプロ目線で見て「素敵」「これなら自信を持ってオススメできる!」と判断したアイテムばかりなので、必ずお気に入りが見つかるはず。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
(*)2020年11月現在・トキハナ調べ