ウエディングドレスの種類別！ブーケの相性とおすすめブーケを紹介♡

運命のウエディングドレスに出逢ったら、続いては、大切なブーケ選びに進みましょう。
「ウエディングドレスとブーケの相性が分からない。」といったお悩みがある方へ、この記事では、代表的なドレスラインごとに相性の良いブーケを次の流れでご紹介します♪
・ブーケの特徴
・ブーケが似合う理由
・おすすめのブーケ
この記事を読んで、ウエディングドレスと相性が良いブーケを見つけてくださいね♡
（文：桑田千寛）

1. 【Aライン】ドレスに似合うウエディングブーケ

“Aライン”ドレスは、ウエディングドレスの王道的存在。数多くのスタイルのドレスがある中で、卒ハナさんやプレハナさんからの評価も高いです。

ウエスト位置が高く、裾に向けてふんわりと広がるラインが上品な印象を与えます。「エレガントな雰囲気が好き」な方や、「シンプルだけど可愛らしい印象も欲しい」という方、様々な要望に応えてくれるのがこの“Aライン”ドレスです。

出典: Blanchen Neige

そんな“Aライン”ドレスに合うブーケは様々ありますが、中でも「オーバルブーケ」と「キャスケードブーケ」の二種類がおすすめです。

1-1 オーバルブーケ

出典: floluxe

◎オーバルブーケの特徴
オーバルブーケとは、楕円の形をしたブーケです。他のスタイルのブーケより、エレガントさと柔らかさを兼ね揃えた特徴があります。ふんわりとした楕円形のフォルムは、女性らしく優しい印象となります。

◎オーバルブーケがAラインドレスに似合う理由
オーバルブーケは形が丸く広がっていてボリュームがありますが、大人っぽさも兼ね備えているため、“Aライン”ドレスのふんわり感や柔らかさとの相性がぴったりです♡

◎おすすめブーケ

出典: Sloboda desing Works

■Sloboda desing Worksのオーバルブーケ

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1-2 キャスケードブーケ

出典: floluxe

◎キャスケードブーケの特徴
「キャスケード」とは、「小さな滝」という意味を持ちます。流れる滝をイメージして、縦のラインを強調したすっきりとした印象です。使用するお花を工夫することで、ブーケ全体のボリュームも変わってきます。
また、キャスケードブーケに似ている形で、ティアドロップブーケというものもあります。涙のしずくを逆さまにしたような形をしており、写真にあるキャスケーブーケよりも長さが短く、シャープな印象があります。

◎キャスケードブーケがAラインドレスに似合う理由　
キャスケ―ドブーケの、滝のように流れる長い縦のラインが、“Aライン”ドレスの自然な裾の広がりと非常に相性が良いため、バランスがよく華やかに仕上がります！

◎おすすめのブーケ

出典: SPOONBILL / HERBE DE CAMPAGNE

■SPOONBILL / HERBE DE CAMPAGNEのキャスケードブーケ

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▶【Aラインドレス×ブーケ】なりたい花嫁イメージ別＊おすすめブーケ特集

2. 【プリンセスライン】ドレスに似合うウエディングブーケ

Aラインよりもスカート部分がふんわりした“プリンセスライン”ドレスは、結婚式という一生に一度の晴れ舞台で、まさしくお姫様になれるウエディングドレス。

スカート部分にボリュームがあるため、下半身をカバーしたいという方にオススメのスタイルです。「裾が広がりすぎないようにしたい」という方はレースやチュールなどの素材を使用したドレスを選ぶと、程よいボリューム感を演出してくれます。

出典: Fairy Bridal

他に比べてボリューミーなラインが多い“プリンセスライン”ドレスには、丸みが可愛らしくまとまりのある「ラウンドブーケ」がぴったりです。

2-1 ラウンドブーケ

出典:ombres douces

◎ラウンドブーケの特徴

ドームのような見た目で、ころんとした可愛らしい形をしています。小ぶりなお花を丸くまとめ、ボリューム感を調節することができます。まとまりの良さが特徴のため、ブーケトスにも適していますよ♡

◎ラウンドブーケがプリンセスラインドレスに似合う理由

可愛らしいスタイルが特徴の“プリンセスライン”ドレスには、最もキュートなラウンドブーケがぴったりです。

◎おすすめのブーケ

出典:ombres douces

■ombres doucesのラウンドブーケ

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3. 【エンパイアライン】ドレスに似合うウエディングブーケ

ナチュラルウェディングやラスティックウェディングが似合う“エンパイアライン”ドレス。バストラインのすぐ下で切り替えたスカートが、裾までスマートに流れて軽やかな印象を与えるのが、このウエディングドレスです。

出典: Bride & Groom

特別感を演出してくれる“エンパイアライン”ドレスだからこそ、ブーケにもこだわりたいですよね。そんな方は、「クレッセントブーケ」を要チェック。

3-1 クレッセントブーケ

◎クレッセントブーケの特徴

「クレッセント」とは、フランス語で三日月という意味があります。他の花嫁たちと差をつけられる、個性的なブーケです。使用するお花によって、優雅なイメージにもなりますし、大胆で華やかなイメージにもなります。

◎クレッセントブーケがエンパイアラインドレスに似合う理由

クレッセントブーケは、左右非対称で個性的な印象をもつため、シンプルな“エンパイアライン”ドレスの美しさがさらに引き立てられます。

4. 【マーメイドライン】ドレスに似合うウエディングブーケ

“マーメイドライン”ドレスは、人魚の尾ひれのように膝下から広がるフレアが特徴的なウエディングドレス。優美で女性らしいシルエットに、列席のゲストもきっと息を呑むはず。

出典: Beacon Dress

スレンダーで女性的な魅力を持つ“マーメイドライン”ドレスには、圧倒的存在感のある「クラッチブーケ」がオススメ。

4-1 クラッチブーケ

出典: SPOONBILL / HERBE DE CAMPAGNE

◎クラッチブーケの特徴

クラッチブーケの大きな特徴は、長くて綺麗な茎をもつ葉物やお花をざっくりとまとめたナチュラルさです。ラウンドブーケのようなまとまりはないですが、より自然体な結婚式を求める方にぴったりのブーケです♡

◎クラッチブーケがマーメイドラインドレスに似合う理由

クレッセントブーケは、ブーケの茎が見えているナチュラルなデザインであるため、飾りすぎずスラッとした“マーメイドライン”ドレスとの相性が非常に良いです。

◎おすすめのブーケ

出典: Hanaya Fukutaro Wedding

■Hanaya Fukutaro Weddingのクラッチブーケ

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▶【パーソナルカラー診断】イエベ・ブルベ別！自分に似合う“白”ウエディングドレスの選び方

5.【和装】に似合うウエディングブーケ

白無垢、色打掛、本振袖など日本の伝統衣装“和装”でもブーケを持つ花嫁が増えました。

ウエディングドレスで持つブーケと大きく違う点は、花の種類。ピンポンマムやダリア、あじさい、胡蝶蘭、南天の実など、和の雰囲気が良く似合う花材を使います。また、花以外に組紐やタッセル、水引、かんざし、つまみ細工などの和素材でアレンジすると“和装”の花嫁によく似合います。

出典: Felice Vita×Bellissima

“和装”におすすめのブーケは、手毬のような「ボールブーケ」。

5-1 ボールブーケ

◎ボールブーケの特徴

手まりのような形をした丸いブーケで、写真のように紐やリボンなどを持ち手としてぶら下げて持ちます。
一般的に、ボールブーケは生花ではなく、造花で作られていますので、大切な衣装が汚れる心配がありません。

◎ボールブーケが和装に似合う理由

ころんとした丸みが生み出す優しさや可愛らしさが、“和装”の落ち着いた雰囲気とマッチします。着物の柄と合わせながら、ブーケに使用するお花も和の雰囲気にするとバランスが取れます。
白無垢では、ウエディングドレスと同様に「白」を基調としたブーケにして、ポイントに赤や緑の花、金銀の水引を組み合わせると素敵です。色打掛や本振袖になると、１着の中に様々な色合いの花々や模様が描かれているので、「着物に入っている色」をベースに花をチョイスすると合わせやすいです。

◎おすすめのブーケ

■tinotinoのボールブーケ

ボールブーケの一覧はこちら
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6. まとめ｜衣装に似合うブーケを、好きな花や色で自分らしくアレンジして

代表的なウエディングドレスと和装に似合う、おすすめのブーケをご紹介しました。選んだ衣装に似合うブーケの種類がわかったら、好きな花や色をピックアップして、あなたらしくアレンジしてみてくださいね！

実際にブーケや花材を選ぶ際には、どんな衣装を着るのかだけでなく、ふたりの結婚式のテーマや式場のイメージも併せてフローリストへ伝えましょう。イメージ共有をすることで理想のブーケが手に入りますよ。