結婚式場を決めたら戻れない!契約前に考えるべき唯一のことは「持ち込みできる・できないのメリット・デメリット」

ゲストハウス、ホテル、レストラン…結婚式場選びは選択肢が多く迷うところですが、あなたがいいなと思って候補に挙げているその式場、持ち込みOKですか?
結婚式の持ち込みって何?と思った方にも、聞いたことはあるけどそれって今必要?と思った方にも、伝えたいことがあります。
それは、持ち込みについては結婚式場を決める前に知っておくべきということ。
この記事では結婚式場と契約した後で後悔しないために、持ち込みOK・NGのアイテムや持ち込み禁止の理由、アンケート調査でわかった卒花さんの持ち込み事情、そして持ち込みのメリットとデメリットを詳しく解説します。 (文:安藤 正樹)

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1.そもそも結婚式の「持ち込み」とは?

持ち込みとは一般的に、イベントなどの会場に準備されたもの以外を自分で用意して持ち込むことを指します。結婚式も、新郎新婦がドレスやブーケなどを自分で用意して結婚式場に持ち込むことを「持ち込み」と言います。

例えば、結婚式当日、受付まわりに飾るウエルカムボードやフォトフレームなどの装飾は、全般的に持ち込みOKです。
また、ウエディングパーティ後のお見送り時に新郎新婦がゲスト一人ひとりに手渡すプチギフトや、新郎新婦のプロフィールムービーなどを手作りする場合も持ち込みOKなので、DIY・手作りアイテムはほぼ持ち込みできます。

一方、ウエディングドレスやブーケ、ヘア・メイクアーティストやフォトグラファー、ビデオグラファーは結婚式場ごとに提携ショップが決まっているため、多くの式場は持ち込みを禁止したり、高額な持ち込み料を設定しています。

持ち込み料は式場ごとに異なり、ドレス1着あたり5〜10万円、ブーケ1点あたり3,000〜5,000円などと幅があります。

2.結婚式の持ち込み制限について卒花さん648名に聞きました

大人の事情はともかくとして、持ち込みについて結婚式を終えた卒花さんはどう感じたのでしょうか?

トキハナでは卒花さん648名に、結婚式の持ち込み制限についてアンケート調査を実施しました。

2-1.「持ち込みたかった」が70%

結婚式の持ち込み制限についてのアンケート調査では、「持ち込めなかった」が51%、「持ち込めた」が19%で、
「持ち込みたいものがあった」と答えた方が全体の70%にのぼることがわかりました。

2-2.「自由にドレスが選べなかった」が51%

このアンケート調査で注目するべきなのは、「持ち込めなかった」方が51%と半数を超えたこと。

InstagramやピンタレストなどSNSのおかげで花嫁さんのドレスの知識はものすごく増え、気になるドレスショップに足を運んで何十着もドレスを試着したという卒花さんも少なくありません。

けれど実際には、結婚式場が提携しているドレスショップからしかドレスを選ぶことができず、提携外のドレスを持ち込むと高額な持ち込み料がかかることがわかり、結婚式費用が跳ね上がるのを恐れて好きなドレスをあきらめた卒花さんが多かったのです。

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2-3.契約後では遅い?!結婚式場との持ち込み交渉

全体の51%、卒花さんの2人に1人があきらめてしまったドレス選び。
「持ち込みしたい!」と結婚式場に交渉したりしなかったの?と思いますよね。

はっきり言います、結婚式場と契約後に持ち込みの交渉をすることはほぼムリです

持ち込み制限をしていることや、ドレス1着にかかる持ち込み料のルールは、結婚式場ごとにきちんと設けられています。
ですがそのルールは、新郎新婦が申込書にサインをする前に確認しておかなければ、式場側からはとくに説明されることはありません。

なぜなら結婚式場にとって持ち込みはイレギュラー案件だから。
そのため、契約後にドレスの持ち込みの相談を担当プランナーさんにしたところで、「契約書にサインされていますのでちょっと難しいですね…」と断られてしまうんです。

こういった悲しいことにならないように、持ち込みについては結婚式場を決める前に知っておくべきです。

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3.結婚式の持ち込み、3つのメリット

結婚式の持ち込みのメリットは大きく次の3つです。

3-1.好きなドレスやヘアメイク、フォトグラファーが選べる

Instagramで見つけたドレス、プレ花嫁さんの間で人気のヘアメイクさん、フォトグラファーなど、最近は作品を見て気に入った人にお願いしたい、というカップルが増えてきています。

とくにドレスは花嫁にとって絶対に妥協したくないポイント!

好きなドレスが着られるのが持ち込みの最大のメリットと言っても良いでしょう。

一方、持ち込み禁止の結婚式場を選んでしまうと、ドレスは式場提携のドレスショップの限られたラインナップからしか選ぶことができません。ヘアメイクやフォトグラファーは選択肢がほぼないと言ってもいいでしょう。

3-2.仲介手数料を削減できておトク!

結婚式のアイテムが高い理由は、仲介手数料が上乗せされた結婚式場の提携ショップで選ぶから。

ドレスやヘアメイク、フォトグラファーを外部のショップと直接契約して持ち込むと仲介手数料がかからないので、大幅なコスト削減が期待できます。

3-3.今いくら?結婚式費用がいつでも把握できる

多くの場合、最初に見積もりを出したらその次は最終見積もりです。その間にさまざまなアイテムが具体的になっていきますが、その都度見積もりは出ません。
そのため最初の見積もりから100万円高くなった…!という事態が起きかねないのです。

見積もりを頻繁に出せない理由は、結婚式で扱うアイテムの数が多く提供する会社も違う為、変更するたびに見積もりを出していたら、プランナーさんの仕事が煩雑になってしまいます。

とはいえ、自分たちの結婚式費用が今いくらになっているのかわからないまま進んでいくのは不安です。

ところが持ち込む場合は、自分自身で一つひとつの金額を把握できます。
「これを選んだら結婚式費用がいくらになるか?」とチェックしながら準備が進められるという、費用が明確になる安心があります。

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4.結婚式の持ち込み、3つのデメリット

結婚式の持ち込み、デメリットは大きく次の3つです。

4-1.打ち合わせや情報共有などの手間がかかる

靴やバッグを買うのとは違い、結婚式のアイテムを購入すると結婚式当日に向けてさまざまな打ち合わせが必要になります。

ドレスショップから式場への搬入・搬出の手配。着付けやブライズルームの手配。
会場装飾のスタッフのダンドリ。フローリストと式場スタッフの情報共有。
カメラマンを持ち込むと、場合によっては事前にロケハンをする必要があることも。

こういったすべての打ち合わせと、式場スタッフとの情報共有などを新郎新婦がおこなうことになるので、面倒だな…と感じた方にとってはデメリットだと言えるでしょう。

4-2.トラブル時の対応を全部自分でしなければならない

頼んでいたドレスと違うものが届いた、ブーケの内容が違う、など、結婚式当日は思わぬアクシデントが起こることがあります。

それが結婚式場の提携ショップで選んだアイテムならトラブル対応を式場がやってくれますが、持ち込んだアイテムの場合、ドレスショップやフラワーショップに自分で掛け合って対応しなくてはいけません。

不測の事態に自分で対処したくない、という方にとって持ち込みはデメリットになるでしょう。

4-3.高額な持ち込み料がかかる

結婚式の持ち込み、なんといっても最大のデメリットは持ち込み料です。

ドレスの持ち込みOKとしている結婚式場の中には、持ち込み料としてドレス1着につき10万円の持ち込み料を設定している会場も多くあります。

その場合、ドレス2着とタキシード1着で持ち込み料は合計30万円。持ち込み料だけでドレスをもう1着レンタルできるほど高額です。

5.まとめ|持ち込むつもりがなくても持ち込みOKな会場を選んでおくと安心

ウエディングドレスやブーケ、カメラマンなどの結婚式場への持ち込みについて、結婚式場を決める前にぜひ考えておきたいことをご紹介しました。

卒花さんの70%が「持ち込みたかった」けれど、そのうちの51%が「自由にドレスが選べなかった」と回答したアンケート調査からもわかるように、結婚式場と契約する前に持ち込めるかどうかを知っておくことが、自由にドレスを選ぶための大前提だと言えます。

持ち込みのメリットは、

①好きなドレスやヘアメイク、フォトグラファーが選べる
②仲介手数料を削減できておトク!
③今いくら?結婚式費用がいつでも把握できる

持ち込みのデメリットは、

①打ち合わせや情報共有などの手間がかかる
②トラブル時の対応を全部自分でしなければならない
③高額な持ち込み料がかかる

持ち込みにもメリットとデメリットがそれぞれありますが、「正直、今の段階で持ち込みたいかどうかなんてわからない…」という方もいるでしょう。

そういう場合は、持ち込みOKの結婚式場を選んでおくことをおすすめします。

なぜなら、持ち込みOKの結婚式場を選んでおけば結果的に持ち込まなかったとしても大丈夫ですが、持ち込みNGの結婚式場を選んでしまうともう後には戻れないからです。

“結婚式の持ち込み”

これを頭の片隅に置いて、お二人にとって最高の結婚式場を見つけてくださいね。


トキハナでは、すべてのカップルに心から満足できる結婚式を挙げてほしいから、新郎新婦の不安をトキハナてるように、心をこめて式場選びをサポートしています。

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安藤 正樹(Twitter:@antimo
ブライダル業界歴11年。メディア執筆多数。

全国の式場と多くの接点をもち、ブライダル業界を牽引しているひとり。業界向けに役立つYoutubeも開設している。

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