ウエディングドレスといっても様々な種類があります。ざっくりとイメージはできても、細かい種類までは知らない人が多いのではないでしょうか。
今回は基本的なスタイルを6種類ご紹介。ウエディングドレスの基本を知った上で、トキハナで納得のいくドレス選びをしてくださいね。
(文:ameri)
目次
ウエディングドレスの種類と選び方って?
①ウエディングドレスの種類
ウエディングドレスの種類は以下の6種類です。
・【Aライン】
・【プリンセスライン】
・【マーメイドライン】
・【エンパイアライン】
・【スレンダーライン】
・【ミニ丈・ミモレ丈】
スカートがふわっと広がるドレスは、Aライン、プリンセスライン、ミモレ丈・ミニ丈。
すっきりと着こなせるドレスは、マーメイドライン、エンパイアライン、スレンダーラインです。
この記事では、ウエディングドレスの基本6種類を
◉どんな人におすすめ?
◉結婚式場のイメージは?
◉おすすめのドレスは?
という3つの観点で説明しています。
出典: KIYOMIZU京都東山
②ウエディングドレスの選び方
ウエディングドレスを選ぶときのポイントは以下の3点です。
- ドレスを選ぶときのポイント
-
理想の花嫁のイメージ
まず、一番大切なのは、理想とする花嫁のイメージです。
シンプル・カジュアル・フェミニン・モード・クラシカル・エレガントなど…、
ウエディングドレスを選ぶときには、ご自身が理想とするイメージをなんとなく決めておくと、ドレス選びがスムーズです。
また、ご自身の骨格やパーソナルカラーの理解も非常に大切です。
ご自身のことを理解し、似合うもの・似合わないものが明確に分かると、目指している理想の花嫁を最高のカタチで実現できますよ。
さらに、体型コンプレックスと向き合うことも重要です。
無理にコンプレックスを隠そうとして、余計に目立ってしまった…なんてことも。
正しい知識を学んで、最高のウエディングドレスを着ましょう。
ウエディングドレスは種類が多くて、迷ってしまいますよね。
ドレスを選ぶときのポイントをしっかりと押さえ、賢いドレス選びをしましょう♪
1. 【Aライン】永遠の王道!
ウエディングドレスといえばこれ!というほど多くの花嫁の憧れを集めている、ウエディングドレスの定番“Aライン”。
ウエスト部分が高い位置にあり、スカート部分が裾にかけてふんわりしているシルエットが、アルファベットのAのように見えることからこう呼ばれています。
シンプルで上品な印象を与えられることから、トレンドに左右されないウエディングドレスの王道スタイル。
◉どんな人におすすめ?
“Aライン”のウエディングドレスをおすすめしたい花嫁さんは以下の通りです。
- “Aライン”はこんな人におすすめ
-
年齢や身長・体型に左右されることがなく、誰でも似合う。
多くの花嫁さんから選ばれ続ける“Aライン”のドレスは、着る人を選びません♪
迷ったら、まずは“Aライン”のドレスを試着・検討してみましょう。
特に、下半身にコンプレックスがある方は、“Aライン”のふわっとしたラインででカバーすることができるので安心です。
◉結婚式場のイメージは?
出典: アンフェリシオン
“Aライン”のドレスは、レストランやチャペルなど様々な会場とマッチします♪
ドレスの素材や上半身のデザイン、トレーンの長さなどが違うだけで、同じのドレスでも雰囲気が大きく変わります。
ビスチェタイプを選べば、デコルテから腕にかけてのラインを綺麗に見せてくれる効果が期待できます。
オフショルダーならより可憐に、レースにこだわればより上品に。
“Aライン”のドレスはシンプルで合わせやすいからこそ、ウエディング小物で個性を演出しましょう。
▶︎【編集部オススメ!】Aラインのドレスが似合う 結婚式場4選(東京)
◉おすすめのドレスは?
《Felice Vita×Bellissima》が扱っている“Aライン”です。
ミカドシルクのパールのような艶感が、上品な印象のコンパクトなAラインドレス。
スタイリッシュなフロントスタイルと、デコラティブなバックスタイルのギャップが着る人のセンスの良さをうかがわせます。
2. 【プリンセスライン】まるでお姫様!
出典:Fairy Bridal
続いてご紹介するのは、Aラインよりもスカート部分がふんわりしているウエディングドレス。“プリンセスライン”と言います。
まるでお姫様のように、可愛らしく華やかな印象を作ることができることが特徴で、シンプルなラインからボリューミーなスタイルまで色々な種類があります。
よりゴージャスに見せたい場合は、ボリューム感やハリのある素材を選ぶことをおすすめします。
一方で、控えめな雰囲気をイメージしている方には、レース素材やチュール素材などを使用した”プリンセスライン”を選ぶこともできます。
◉どんな人におすすめ?
“プリンセスライン”のウエディングドレスをおすすめしたい花嫁さんは以下の通りです。
- “プリンセスライン”はこんな人におすすめ
-
細身である。
骨格ウエーブである。
下半身にコンプレックスがある。
ウエストのしぼりと大きなボリューム感のあるスカート部分によって、メリハリが生まれるのが“プリンセスライン”であるため、特に細身の花嫁さんは綺麗に着こなすことができます。
また、全体的に華奢で柔らかくふんわりとした体型をお持ちの骨格ウエーブさんは、“プリンセスライン”が大得意。
上半身に厚みがある方やメリハリのある体型の方は、着こなすのが難しいシルエットなのです。
“プリンセスライン”であれば、ふんわりシルエットと体型が馴染むだけでなく、下半身もカバーすることもできますよ♪
▶︎【骨格タイプ別】骨格ウェーブさんに似合うウエディングドレスの選び方とおすすめドレス6選!
◉結婚式場のイメージは?
出典: 東京會舘
“プリンセスライン”のドレスは、全体にボリュームがあるからこそ、大きな結婚式場でも花嫁の存在感を圧倒的に演出します。
対して、少人数で行う小規模の結婚式やカジュアルなガーデンウエディングなどは避けた方が◎。
“プリンセスライン”のドレスはボリューム感が強いため、他のドレスに比べてたくさん動き回るのは難しいです。
結婚式場の雰囲気とウエディングドレスのイメージがちぐはぐにならないように、注意が必要です。
▶︎【編集部オススメ!】プリンセスラインのドレスが似合う結婚式場(東京・横浜)
◉おすすめのドレスは?
《PRINCESS GARDEN YOKOHAMA》が扱っている“プリンセスライン”。
ボリューミーなバックフリルから流れる総レースロングトレーンが圧巻です。
フロントはシンプルなビックラインのスカートに、繊細なビジューレース身頃が映えるドレスです。
3. 【マーメイドライン】人魚のような曲線美!
出典: Yumi Katsura
“マーメイドライン”は、人魚のようにタイトなスタイルが特徴のウエディングドレスです。上半身はピタッとした体のラインが出る仕様に、膝上あたりから裾に向かって人魚の尾びれのようにドレスが広がる仕様になっています。
女性らしい丸みを帯びたスタイルを魅力的に見せるにはもってこいのスタイル。エレガントなイメージを作りたい花嫁さんにぜひチャレンジしてほしいウエディングドレスです。
下半身のデザインにボリュームがあることで、上半身をより華奢に見せることが可能。体のラインが出るから……と敬遠せずに、一度試着してみてはいかがでしょうか。
◉どんな人におすすめ?
“マーメイドライン”のウエディングドレスをおすすめしたい花嫁さんは以下の通りです。
- “マーメイドライン”はこんな人におすすめ
-
メリハリのある体型である。
きれい系の花嫁に憧れている。
“マーメイドライン”のウエディングドレスはボディラインを捉えるため、体型にメリハリのある花嫁さんには特におすすめ。
ヒップが気になるから……と避ける方も多いですが、メリハリがあるからこそ着こなせるのが“マーメイドライン”なので、挑戦してみてはいかがでしょうか?
“マーメイドライン”の中にも、比較的ボディラインを強調しないシルエットもあるため、工夫して選んでみましょう。
また、全体的にエレガントな雰囲気に仕上がることから、きれい系を目指している花嫁さんにおすすめです。
▶︎【マーメイドライン】のウエディングドレスが似合う人って?骨格タイプ別のドレスの選び方も解説!
◉結婚式場のイメージは?
出典: ヒルトン東京お台場
“マーメイドライン”のドレスは、様々な結婚式場の雰囲気やテーマとマッチしますので、安心してください。
“マーメイドライン”のドレスのデザインや素材を工夫すれば、ホテルやガーデン、リゾートまで様々な会場と合わせられます♡
スタイリストの方とじっくり相談しながら決めてくださいね。
▶︎【編集部オススメ!】マーメイドラインのドレスが似合う結婚式場4選(東京・横浜)
◉おすすめのドレスは?
《Remind Dress Salon》が扱っている“マーメイドライン”。
光沢とハリ感が特徴のミカドシルクの生地でできており、バックスタイルの大きな立体的なリボンが特徴です。
ヒップ部分がリボンでカバーされているので、バックスタイルに自信がない方でも綺麗に着こなしていただけます。
4. 【エンパイアライン】フェミニンな雰囲気!
ウエディングドレスの多くは、ウエストのラインに切り替えがきています。
対して“エンパイアライン”は、バスト下のラインに切り替えがきているウエディングドレスであるため、足を長く見せる効果があります。
身長が高い花嫁さんが着るとよりスレンダーで綺麗な雰囲気に、身長が低めの花嫁さんが着ると、縦のラインを強調してくれるのでいつもよりもスラっと背を高く見せることができますよ。
◉どんな人におすすめ?
“エンパイアライン”のウエディングドレスをおすすめしたい花嫁さんは以下の通りです。
- “エンパイアライン”はこんな人におすすめ
-
バストが小さめである。
理想のイメージはナチュラル。
マタニティウエディングである。
“エンパイアライン”の大きな特徴として、バスト直下に切り替えがあります。
したがって、バストがあまり大きくない花嫁さんの方が、上半身の厚みを強調しすぎることなく、上手く着こなすことができます。
また、上から下にすとんと落ちる、締め付けが少ないドレスであるため、自然体で着ることができます。
カジュアルさやナチュラルさを演出するには、最適のシルエット。
締め付けが少ないということで、マタニティドレスとしても大変人気があります♪
◉結婚式場のイメージは?
出典: HOTEL EMANON
レストランやガーデンウエディングなど、ナチュラルな雰囲気との相性が非常に良いです。
“エンパイアライン”のドレスは締め付けが少なく動きやすいため、ゲストとの会話も思う存分楽しむことができます。
ゲストと距離が近く、格式ばらない結婚式もいいですよね♪
▶︎ウエディングドレス【エンパイアライン】の3つの魅力と着こなし方を解説♡
◉おすすめのドレスは?
出典: Maria et Mariee
《Maria et Mariee》が扱っている“エンパイアライン”のドレスです。
日本製の繊細なレースを使用した、透け感がとても美しいドレスです。
スタンドカラーのブラウスがクラシカルな雰囲気を演出します。
5.【スレンダーライン】スタイリッシュな縦ライン!
出典: silta dress
シンプルで大人っぽく、スタイリッシュに着こなしたいなら“スレンダーライン”がおすすめ。別名“ペンシルライン”とも言い、細身で身体に程よくフィットするシルエットのドレスです。
シルエットがシンプルなだけに、選ぶ素材によってスタイリッシュな雰囲気に自分らしさをプラスできるのも“スレンダーライン”の特徴です。
光沢のあるサテンは上品なイメージに。透明感のあるシフォンやオーガンジーなら優美でフェミニンなイメージに。レースなら長袖デザインとも好相性で品よく着こなせます。
また、Aラインやプリンセスラインのようにスカートにボリュームがあるデザインではないため、裾さばきが楽で動きやすいのも嬉しいポイント。レストランウエディングなどで、テーブルとテーブルの間のスペースに余裕がない場合、“スレンダーライン”のドレスは重宝します。
◉どんな人におすすめ?
“スレンダーライン”のウエディングドレスをおすすめしたい花嫁さんは以下の通りです。
- “スレンダーライン”はこんな人におすすめ
-
身長が高い。
スレンダーな体型である。
美しい縦ラインが強調される“スレンダーライン”。
横幅へのふんわり感も少なくシンプルなシルエットであるからこそ、高身長でスレンダーな花嫁さんの魅力を引き出すにはぴったりです。
また、マーメイドラインほどボディラインを強調しないという特徴もありますので、挑戦しやすいですね。
▶︎ウエディングドレス【スレンダーライン】の特徴って?似合う人は?スレンダーラインの基本を解説!
◉結婚式場のイメージは?
出典: MEDI
レストランやガーデンウエディング、リゾートなど、ナチュラルな雰囲気との相性が抜群。
例えば、緑あふれるガーデンやリゾート地での挙式などはいかがでしょうか?
ウエルカムパーティや屋外演出などで動き回ることが多くても、動きやすく小回りがきく“スレンダーライン”のドレスであれば心配いりません♪
◉おすすめのドレスは?
出典:Beacon Dress
《Beacon Dress》が扱っている“スレンダーライン”。
HOLLY GOWNは、サーキュラースリーブが揺れる様がスタイリッシュな一着。
バックスリットがエッジが効いたデザインとなり、モードでモダンな印象を演出してくれます。
6. 【ミニ丈・ミモレ丈】カジュアルな印象を作る!
出典:preparage
“ミニ丈”のドレスは、ドレスの裾が膝上ぐらいまでと短いため、ぐっとカジュアルな雰囲気になります。挙式や披露宴には不向きですが、会費制の1.5次会や二次会にはぴったり!
ミニ丈のポイントはスカートのデザインです。フリルたっぷりのふんわりスカートなら可愛いイメージに、ハリ感のあるチュールで立体的にデザインされたスカートなら清楚な雰囲気に。スカートにボリュームがあるため、脚がほっそり見えるのも嬉しいですよね。
また、デザインによってクラシカルな雰囲気にも。例えばシンプルなデザインのミモレ丈ドレスに、顔まわりをふわりと覆ってくれるショートベールの一種である“バードケージベール”を合わせると、上品な雰囲気を作ることができますよ。
◉どんな人におすすめ?
“ミニ丈・ミモレ丈”のウエディングドレスをおすすめしたい花嫁さんは、以下の通りです。
- ”ミニ丈・ミモレ丈”はこんな人におすすめ
-
身長が低めである。
可愛らしいイメージが理想。
身長が低めの方であれば、“ミニ丈・ミモレ丈”のドレスを着ても露出度が高くなりすぎず、非常に可愛らしい雰囲気に仕上げることができますよ。
「ミニドレスはちょっと…。でもカジュアルにしたい」という人は、ドレスの裾が膝下からふくらはぎの間ぐらいの“ミモレ丈”をチェック。
裾が長いドレスとは違った、個性的なデザインが特徴的です。ぜひ検討してみてくださいね。
◉結婚式場のイメージは?
“ミニ丈・ミモレ丈”のウエディングドレスは、ロングドレスと比べて軽やかな印象を作ることができます。
裾が床につかないので、移動が多いパーティや屋外での前撮りなどにおすすめのスタイルです。
また、カジュアルな雰囲気のアウトドアウエディングや、緑いっぱいのガーデンウエディングに特に似合います。
◉おすすめのドレスは?
出典: preparage
《preparage》が扱っているミニ丈・ミモレ丈”のドレスです。
シルクオーガンジーのブラウスがふんわりと可愛らしいです。
お袖には細い糸を使用した刺繍を施しています。合わせたサテンのドレスはハリ感があり、モードな印象の構築的なシルエットを演出します。
7. まとめ|たくさんあるドレスのデザイン。試着に迷ったらまずこの6種類から
基本的なスタイルと言っても、チョイスするウエディングドレスの種類によって、全く異なる印象を作り出すことができます。あなたはどんなスタイルがお好みですか?
今回は、ほとんどのドレスショップで取り扱いされている、基本的なドレスを6種類ご紹介しました。ウエディングドレスは、実際にたくさん試着してみることが大切です。
どれから試着しようかなと迷ったら、まずは今回ご紹介した基本の6種類から。そこから自分に似合うスタイルを知り、次に着てみたいデザインを見つけ…徐々に自分らしい着こなしが叶うウエディングドレスに巡り合ってくださいね!
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