トキハナと新婚の定時ダッシュとの連載記事「回避せよ!ブチ切れウェディング」今回は6記事目ということで、私自身が入籍ではなく事実婚を選択したので、この機会をお借りして「事実婚って実際どうなの?メリットと不便なこと」をお話ししていきます。
トキハナでは、個別で元プランナーのカウンセラーさんが、お客様に合わせた式場の提案や第三者として無料で見積もりや結婚式準備の相談に乗ってくれます♪
事実婚や同性婚、国際結婚などで不安を抱えている方は、理解のある式場さんの紹介が可能だったり、様々な結婚式の対応が可能なので、結婚式を検討している方はぜひトキハナへお気軽に相談してくださいね!
定時ダッシュちゃん
(X:@teiji_oriental)
X(旧Twitter)フォロワー6万人超えの恋愛・お仕事系ツイッタラー。マッチングアプリ芸人です👼 “東京で働く20代オンナ”のあれこれを発信。
①事実婚で生活してみて、実際にどう?
Xとインスタで「事実婚にしました!」という発表をしまして予想以上に多くの反響を頂きました。
反響というのは「良いね!色んな選択肢があって良いよ」だったり「私も選べるなら事実婚にしたかった、そういう考えもあったのか」や「それって内縁の妻ってことだよね?結婚じゃなくて騙されてるんじゃない?」「ただの同棲でしょ?」など様々な声。
1番驚いたのは、絶対にありえない!と反応する女性の数の多さに驚き、更に「事実婚なんて考えが全くなかった…!そんな選択肢があるのか」というのも私としてはビックリでした(なぜか男性は事実婚の話に関して、サイレントなのです笑)
決して私は事実婚を広めたいとかオススメしたい、という訳ではないのですが、現在の婚姻制度は過去の男女の役割(夫が仕事をして妻は家事育児、働いても家計のサポートとして)だけに適応するためのシステムに過ぎず、基本的に女性が苗字の変更を迫られたり、離婚時も収入が高いのは夫である、という想定でしか婚姻制度が作られていない。
私はそんな婚姻制度に適応しない人であり、日本は諸外国より遅れていると感じているので「入籍をしない=事実婚にする」の選択となっているのです。
そんな理由で選択した事実婚生活、実際生活してみてどうなの?という話なのですが「特に大きく不便なことはなく、結婚にまつわる面倒ごとがむしろ減っている」訳で、やはり重要だと思うのは書類上の手続き云々よりも『二人でどう他者と関わりながら生活していくか?』だと思うのです!
出展:ロサンジェルス バルコニー テラスレストラン&ムーンバー
どちらかと言うと、事実婚か入籍かよりも、結婚式をしたか?してないか?の方が、実感値としては違うのかな〜と思っており、私たちはウェディングフォトとオリジナルのブライダルパーティーを開催したいなと計画中、現在も進行しています♪
②どんな人が「事実婚」を選択しているのか?
ではここで「どんな人が事実婚を選択しているのか?」をお話をしていきます!
私の周りでは意外と多い事実婚。身近なのだと、パートナーのどちらかが経営者だったり、両方が経営者だったり、法人を持っている方の場合は事実婚を選択することが多いですね。
そもそも事実婚のイメージとして、一昔前の「内縁の妻」と呼ばれる、お金のある男性が「結婚はできないけど、内縁の妻としてなら良いよ」みたいな状態が世間一般では強いのですが、現代の20〜30代の事実婚は自営側が離婚にまつわるトラブル時に会社も巻き込まれてしまうのがリスク、という考えが根底にあったりします。
女性側が自営の場合だと「お金も家事育児にもリソース取られるのに、女性が苗字を変えるべき圧力を感じる」「入籍によって離婚時の財産分与でも大きく仕事に影響を受けるリスクがある」と思われるケースがあるそう。
(相対的に相手の方がフローでの収入が大きかったり、同じく自営であれば相殺されますが、、!そんな相手男性は女性が望めば同じ気持ちの場合が多いので、事実婚を選択しているのでしょう)
また自営業者だけでなく、ビジネスネームが重要で仕事をしている人(論文の発表がある方や社会的地位の高い仕事をしているor目指している、士業系、海外出張が多くある方や海外との仕事がある方など)同士の結婚である場合、結婚でどちらかが苗字を変える時、大体女性が苗字を変えるのですが、仕事上で不利になったり面倒なことに直面する事態もあるのです。
一見「仕事で支障をきたす、離婚のことを考えて入籍しないってどうなの?」と思われたり、冷たい印象を受けるのかもしれませんが、今は3組が1組は離婚する時代。
「私たちは離婚しないはず」と多くの人が思った結果、この数字なので、むしろ離婚というリスクをチラつかせながら関係性を努力して築いたり、本当に無理であれば、離婚して新しい人生を歩む、その選択肢を取りやすくする道として、事実婚を選ぶ人がいても自然であり、本人たちの自由で良いのでは〜?!と思うのです!
(もちろん入籍制度は便利だったり、女性が守られる場合も多いので、メリットがあるパターンの方は活用するに越したことはない!)
③意外と不便なこととは?
最後に「意外と不便なこと」をこちらの記事で初めて、書いてみようかなと!
事実婚状態で指輪もつけて夫婦のように生活をしていても、不動産の手続きや何か二人の名前を記入する状態となるシーンで、対応してくださる相手の方が「カップル?!ご夫婦?!」という雰囲気になるのは、少し疲れるなと思うことは、たま〜にありますね…!
とは言いつつ、苗字が同じことで夫婦関係を確認する文化が日本では一般的であり、受け手の方は何にも悪くないのですが、意図的に「妻が〜」や「夫が〜」と発言することで、伝える必要があったり、ちょっと疲れます笑
対外的に「夫婦である」と伝えるために「苗字を同一にする」というのは非常に便利なんだなと感じました。
この利便性を取るか!事実婚での利便性を取るか!どちらも両方取ることは現代ではまだ難しいのですが、少なくとも女性の社会活躍を推さないといけない状況である日本であるならば、婚姻制度や他の付随する制度もアップデートしたり、色んなパターンを予測する制度に変えていってほしい、と強く思いますね!!
(ちなみに相続問題の時の税金関係では、現時点では入籍していた方が便利なので、この点はデメリットとなります。相続を考える年になった時、日本がまだ変わってなかったら、リスク面を考えて、私も入籍するかもしれません、、)
だからこそ事実婚カップルは、意外にも何かしら結婚式だったり、ブライダルフォトなどを行って対外的に「夫婦ですよ〜!」と明言する機会を作っている気もします^^
出展:ベネ(BENE)
ただまだまだ事実婚の認知度だったりケースは少ないので、式場によっては上手く対応してくれない可能性や新郎優先の風土絶対の式場もあるかも?!
そんな内情が気になる!という方はぜひトキハナへご相談を♪
掲載式場はトキハナが独自で選び抜いた、お客様想いの会場のみで、個別事情に合わせた式場を提案してくれたり、コッソリ式場ごとの雰囲気やリアルなクチコミを「こんな感じですよ〜」と教えてくれるかも?!
これは強い!私も今後トキハナの方にゴリゴリ相談しながらブライダル準備を進めていく予定です♪
それでは今回はここまで!またお会いしましょう〜!
■トキハナ社長 安藤正樹からのコメント
定時ダッシュさん、今回もありがとうございました!
「事実婚」は私の周りにも意外に多くいるんだなという実感があり選択肢として認知が広がってきているように思いますし、トキハナでも事実婚に関する情報発信など認知が広まるような取り組みをしていければと考えています。
そして、定時ダッシュさんも感じられたように、そもそも「結婚」というのは事実婚か入籍かではなく、おふたりがどのような関わり合いの中で生活をしていくかが最も大切なことだと思っています。
その中で、古い慣習に縛られて、今のスタイルや状況に違和感があるものは、自由に変更していくべきだとも感じます。
トキハナでは、多様な価値観や状況に応じてあらゆる選択ができるよう、おふたりをサポートしています。
最近では、性別の違いによる結婚式の慣習をとき放てるよう「ジェンダーフリーウェディング」などの提案も進めました。
式場探しはもちろん、結婚式をするか悩んでいる・これまでの結婚式のスタイルとは違うものにしたいなど、あらゆるお悩みにLINEで元プランナーが個別サポートしていますので、ぜひ利用してみてください!