ウエディングドレスにはチュールやシルク、オーガンジー、レースなど様々な素材が使われています。
その中でも、ふんわりとしたシルエットや透け感のあるデザイン、ナチュラルな雰囲気を演出してくれるなど、チュール素材を使用したドレスはとても人気が高いウエディングドレスですよね！
そこで、今回は「チュール素材」を使用したウエディングドレスの特徴を解説し、トキハナが厳選しておすすめするチュールドレスをお届けします！
(文：立澤なつき）
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目次
1.“チュール素材”のウエディングドレスの特徴
出典:Nuance
ウエディングドレスでよく使用される素材・生地には、チュールやシルク、オーガンジー、レース、タフタなどがたくさんの種類があります。
その中でもとても人気のあるドレスが、チュール素材を使用したウエディングドレス。
「チュール」とは、細かい網目状に糸を織ったメッシュ生地のことで生地に透け感がある素材です。
▶︎透け感＆軽やかさ
チュールはメッシュ生地になっているのでとても軽く、透ける素材なので何重に重ねても軽やかに見せてくれます。
出典:Wedding Coordinate Salon M･AI･M
生地をたっぷりと重ねたウエディングドレスらしいボリュームのあるふんわりシルエットもチュールドレスに多いシルエット。
透け感を活かして色味が異なるチュールを重ねた奥行きのある「くすみカラー」や「グラデーションカラー」を作れるのもチュールドレスの特徴です。
出典:innocently
▶︎チュールの種類
チュール素材には、大きく「ソフトチュール」と「ハードチュール」の2種類があります。
ソフトチュールは細かい網目で薄手の柔らかな生地で、すっきりとした細身のシルエットと好相性。
繊細で優しげな雰囲気を演出してくれるソフトチュールは、装飾やベールに使用されることも多い素材です。
ハードチュールは網目が大きく、ハリと硬さのある厚手の生地なので、ボリュームのあるプリンセスラインにぴったりです。
メリハリのあるシルエットを作るので、ゴージャスな印象になるのもハードチュールの特徴。
パニエやヘッドアクセサリーなどに使用されることも多いです。
そんな特徴のあるチュール素材を使用したウエディングドレスで、トキハナがおすすめするチュールドレスをご紹介します！
2.【チュールのドレス】フレンチスリーブ×ボタニカル刺繍のAラインドレス
出典:tagless
ボタニカル模様の刺繍やビジューをデザインしたフレンチスリーブのAラインチュールドレス。
透明感のあるソフトチュールをたっぷりと重ね、クリーンな雰囲気にふんわりとしたシルエットが軽やかでナチュラルなムードを演出。
上半身はシアー素材で仕立てたフレンチスリーブで、肩を覆いながらもデコルテをしっかりと見せることで華奢さを印象付けます。
胸元にはボタニカルモチーフの刺繍を施したビーディングレースを使用し、顔まわりを華やかに見せます。
ウエストの切り替えラインより少し低めの位置までビーディングレースをあしらっているので、ウエストのくびれを強調し、スタイルアップ効果も◎。
美しいシンプルなAラインのシルエットを作るチュールスカートに、繊細ながら華やかな胸元のデザインがアクセントをプラスしてメリハリのある着こなしを叶えます。
軽やかなチュールドレスはガーデンウエディングやレストランウエディングなど、ロケーションにもぴったりの1着です。
ノースリーブチュールドレス／154,000円（税込）
＊ドレスショップ：tagless（タグレス）
3.【チュールのドレス】ANNE BARGEのフラワー刺繍×ビーディングドレス
NY発のドレスブランドANNE BARGE（アン・バルジ）のフラワー刺繍とビーディングが美しいチュールドレス「ANYA」。
洗練されたシルエットに光沢のある素材とビジューがきらめく珠玉のドレスは、時代の先端をいく世界に二つとしてない存在です。
ハートカップビスチェに花柄の刺繍とビーディングをほどこしたディテールがとてもロマンチックなムードを醸します。
軽やかな印象のスカートはチュール素材を使用し、フレアシルエットの上にフィッシュテールのスカートを重ね合わせたデザイン。
ヘムライン（裾）にはホースヘアーをあしらい、フィッシュテールのランダムな動きを印象付けます。
スカートの細部にあしらわれたフラワー刺繍は、裾に向かって流れるように配しているのですっきりと仕上げています。
フェミニンなディテールが詰まったデザインですが、シンプルなシルエットが大人っぽさをプラスします。
チュール素材のプリンセスラインと動きのあるフィッシュテール、ビーディングが華やかな着こなしを演出します。
ANYA／308,000円（税込）
＊ドレスショップ：PRINCESS GARDEN YOKOHAMA（プリンセスガーデンヨコハマ）
4.【チュールのドレス】シアー素材を重ねたエンパイアラインドレス
柔らかなソフトチュールを幾重にも重ね、絶妙なバランスで組み合わせたエンパイアラインのドレス。
スカートはソフトチュールに60倍ものギャザーを寄せ、16枚のパターンを組み合わせて仕立てられています。
ソフトチュールにシルクオーガンジー、レースと数種の生地を贅沢に使用し、バスト下のハイウエスト位置からふんわりと広がります。
アシンメトリーにフリルが覗く新鮮な印象で、360度表情を変えるデザインはどの角度から見ても美しい見事なデザインです。
身頃はしなやかな曲線を描くハートカップのビスチェ。
バランスよく組み合わせたレースの上に繊細なビーディングが施されたデザインは、デコルテを美しく見せ、繊細な輝きが顔周りを華やかに演出します。
レースやフリル、ビーディングと甘さのある素材使いですが、あえてノーパニエの着こなしが大人っぽく着こなせるポイント。
いつか見た映画のワンシーンの様にと願いを込めて作られたドレスは、まさに映画の主人公のような1着です。
Cli’O mariage／305,800円（税込）
＊ドレスショップ：Cli’O mariage（クリオマリアージュ）
5.【チュールのドレス】キャミソール×チュールスカートのセパレートドレス
出典:Seul
キャミソールにチュールのフレアスカートを組み合わせたカジュアルスタイルのセパレートタイプドレス。
バレリーナのようなチュールスカートは、ソフトチュールをたっぷりと重ねてビッグボリュームのシルエットを演出します。
カジュアルな印象になるセパレートドレスだからこそ、スカート丈はしっかりと残し、ドレッシーさをプラスします。
上半身のキャミソールは、トレンドのスパゲティストラップにVネックをデザインしたシンプルなスタイル。
シルエットはあえてボディラインを強調せず、ふわりとゆるいシルエットがラフな着こなしに見せてくれます。
華奢なディテールのスパゲティストラップにラインを拾わないシルエットが、肩の力を抜いた余裕を感じさせる魅力に。
レディライクなムードあるチュールスカートにカジュアルなキャミソールに組み合わせたシンプルなドレスですが、シルエットやディテール使いがありそうでない１着に仕上がっています。
フォトウエディングやカジュアルなパーティにも嬉しいドレスです。
Separately camisole dress／264,000円（税込）
＊ドレスショップ：Seul（スゥル）
6.まとめ｜ウエディングドレスの人気素材“チュールドレス”を要チェック！
ウエディングドレスでよく使用される「チュール素材」の特徴を解説し、トキハナがおすすめするチュールのウエディングドレスをご紹介しました。
チュール素材は、なんといっても軽くて薄い生地なのでたっぷりと重ねても軽やかに見せてくれるのが特徴。
柔らかく繊細なソフトチュール、ハリのあるハードチュールとそれぞれの特性を活かしたシルエットやデザインが豊富にあるのもチュールドレスの魅力です。
ウエディングドレス選びで欠かせない素材の特性を意識してみると、イメージにぴったりなドレスを探しやすくなります。
ぜひこちらの記事を参考にチュールドレスを選んでみてくださいね！
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