理想の夫婦の形は”風船と木”|愛に溢れた女性起業家の卒花にインタビュー

「キャリアと結婚どちらも両立できるの?」「仕事は続けたいけど、結婚も諦めたくない…」と考えている人も多いのではないでしょうか。
ひと昔前までは、結婚したら家庭に入る女性が一般的でした。しかし、昨今では結婚とキャリアの両方を掴み取る人も少なくありません。
今回は、大学4年生で起業し現在もCCOとして会社を経営する卒花の村田あつみさんにインタビュー!第一線で働きながら、結婚をしようと思った経緯や結婚式を挙げた理由など、詳しくお話を伺いました。
キャリアと結婚の両立を叶えたい方、ぜひ最後までご覧ください。
(取材・文/岡田真希)

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1.村田あつみさんのプロフィール

大学在学中は、ベンチャー企業で学生デザイナーとして働き、株式会社ラブグラフを設立。その後、株式会社リクルートホールディングスに新卒入社後、独立し自身の会社にフルコミットしている。

起業のきっかけは、学生時代に様々なサイトのWEBデザインをする中で、日々の仕事が単純作業のようになってしまっていたことに気付いたことが発端。
「誰かを喜ばせることができる」そして、「自分が心から共感できる」サービスを作りたいという思いで、現在のLovegraphというサービスを作った。

社名にもあるように、“愛をストレートに伝えたい”という思いが現在の会社を立ち上げる原動力となったそう。

2.村田あつみさんの結婚について

小さい頃から結婚に対してポジティブなイメージを持っていた村田さん。
職場で出会った旦那様と結婚に至るまでの過程はある種運命的。

村田さんならではの結婚観について、詳しく紐解きます!

2-1.結婚相手との出会いはLovegraph

岡田
今の旦那様と出会ったきっかけを教えてください

村田さん
夫は元Lovegrapher(Lovegraphの中で撮影が認められているカメラマン)だったので、出会いのきっかけはLovegraphです。

5年前に夫がLovegraphに入ってきてくれたんですけど、私は本社スタッフ、夫はLovegrapherとして撮影に加えて関西のエリアマネージャーや、カメラマン研修のチーフトレーナーとしても活躍してくれていました。

会社の社員総会では、年間優秀賞に選ばれ、表彰されていたこともあり、夫の存在は知っていました。
私から見て、当時約500人いたLovegrapherの中でも、特に頑張っている方だなという印象でした。

しかし、ある種お互いプロ意識を持った同じ会社の仲間という認識だったため、本社スタッフとLovegrapherという関係性は変わらず、夫は転職をきっかけにそのままLovegraphを卒業してしまいました。
卒業される際に、これまでの活動に対する感謝も込めてお手紙とギフトを贈り、いつか食事とかも行きたいですね、というような言葉も交わしていました。

そこで関係は一度終わったのですが、偶然にもインスタグラムのダイレクトメッセージでやり取りがあり、彼が卒業して数か月後、偶然お互いの予定が合いご飯に行くことになりました。

ランチに行ったのですが、夫がもう会社のスタッフではないこともあり、Lovegrapherの頃の思いに加え、プライベートな話や結婚観についても話すことができました。
そこで、私たちの年が1つしか変わらないことや、お互い東京に住んでいて、恋人がいないことなどいろいろなことを知っていく中で、互いに興味を持っていきました。

その後メッセージを重ねる中で、夫から告白してくれて、お付き合いすることになりました。

2-2.風船と木のような関係が理想の夫婦の形

岡田
今の旦那様と結婚を決めた理由を教えてください

村田さん
結婚したいという思いはずっとありましたが、ずっとできなかったというのが本音です。
女の子あるあるだと思うんですけど、若い頃は自分に合う人が分かりませんでした。

私たち夫婦は、私たちの関係を公園に生えている木とそこに繋がっている風船に例えています

私は起業家で、常に上昇志向、成長意欲をもち、新しい人とどんどん出会って、どんどん目標を達成したいと思っている風船タイプです。

若い頃には、同じ経営者などキラキラした風船タイプの方に惹かれていました。
しかし、風船と風船だと、地に足がついていなくて、2人とも好きな方向に飛んで行ってしまうので、一緒に居れないことが多かった。

そのような恋愛をしていく中でふと、私には木のような人が必要なんじゃないかと考えたんです。イメージは、常にそこにいてどしんと構えている人です。

Lovegraphで働き、沢山のカップルを見る中で、チャレンジする側とサポートする側で一緒になっているカップルは上手くいっていることが多いと気付きました。
そのようなカップルの形がひとつの模範解答だと気付いてから、私もサポートしてくれる方を探すようになりました。

私は上を見てどんどん新しい景色を見ようとする風船だけれども、私がどこかに飛んでいかないように、その手を離さずに握っておいてくれる人が必要でした

それが今の夫です。
夫は着実に物事を前に進めることができる人で、すごく安定した穏やかな人です。だから、起業家として常にチャレンジしたいと思っている私を支えてくれるので、こういう人と結婚したらずっと一緒にいられそうだなと思いました。

2-3.結婚という縛りがあるからこそ、チャレンジできる舞台が整った

岡田
結婚したことでご自身に何か変化はありましたか

村田さん
2つあります。

1つ目は、より仕事に対するチャレンジがしやすくなったということです。

当初は結婚したらチャレンジすることが難しくなると思っていたのですが、むしろ夫と結婚してからは、仕事以外のことが安定しているので、さらにチャレンジできるようになりました。

私はクリエイター気質で、深夜まで仕事して、気が付いたら夜遅くなってお風呂に入るのも面倒くさくなってしまうタイプなんです。

食事1つ取っても、1人の時はウィダーやウーバーイーツで食事を済ませてしまうぐらい、ちゃんとした食事がとれていませんでした。
当たり前の生活リズムを送ることが苦手で、結果的に体調を崩して仕事を休むこともあったのですが、今では夫がご飯を作ってくれています。

さらに、家の中で私が仕事に集中できるように夫が掃除や洗濯の面でも生活リズムを作ってくれているので、よりチャレンジできる環境が出来上がりました。
若い頃は生活リズムを人に合わせることが難しかったかも知れませんが、今は生活リズムが整った生活の重要性を身に染みて感じているので、夫に生活リズムを合わせることへの抵抗感はあまりないです。

制限があるほどパフォーマンスが上がると思うので、結婚という枠組みがあるからこそ仕事のパフォーマンスが上がっていると実感しています。

2点目に、気持ちの面で周りから浮き沈みが少なくなったと言われるようになりました。

1人の時はどこかずっと不安で、仕事が大変な時期はこのまま一生1人かも、私のことなんて誰もわかってくれないと気分が沈んでしまうこともありました。
今は夫がいるので、帰ったら絶対に味方でいてくれる人がいるという安心感があるので、心が安定しています。

3.村田あつみさんの結婚式について

近年では、結婚式を挙げないカップルも増えてきましたが、村田さん夫婦は結婚式を挙げる選択をしました。

結婚式を挙げた理由や、結婚式を挙げる際に大事にしたこだわりなど、詳しくお話を伺いました!

3-1.「愛」を結婚式のテーマに

岡田
なぜ結婚式を挙げようと思ったのですか?

村田さん
結婚式のテーマにも繋がりますが、皆に愛を伝えたかったからです。

結婚式には、これからこの2人で歩んでいきますという宣言と、これまで出会った人たちに愛を伝えるという目的があると思っていて、これからの未来ももちろん大切ですが、これまでの人生の締めくくりとして、結婚式はドラマでいうところのシーズン1の最終回を作る気持ちで結婚式を行いました。

愛を可視化するという一連の流れが1つの形となって一生残せることが私にとっての結婚式の意義でした。

3-2.他とは違うストーリー性のある結婚式へのこだわり

岡田
結婚式・披露宴でこだわったポイントはありますか?

村田さん
ストーリー性のある結婚式にすることにこだわりました。

友達の結婚式に色々参列してきたからこそ、私は独自性のある結婚式にしたいと考えていて、おとぎ話のような結婚式にしようとコンセプトを決めました。

以前に見たSEKAI NO OWARIのTarkusというライブの演出はストーリー性があって大好きだったので、それを参考に結婚式の演出を考えました。

ここでも、制限がある中で演出を決めたかったので、自分達がワクワクするような式場を夫と見て決めました。

参列者にカメラマン仲間がたくさん来てくれることも見越して、光が綺麗に入ることや、全天候対応型であることを重視し、また、私たちが30代ということもあり、大人っぽい式が挙げられること等の条件を軸に式場は決めました。

結婚式の中身もすごくこだわりました。
時の移り変わりを楽しんで欲しいので、式は夕方からのスタートにしました。

東京タワーが見える会場だったため、始まる時には青空にそびえたつ東京タワーを、帰る時には夜空に赤く光る東京タワーを、というように時の流れをふんだんに感じてもらえるようにしました。

また、自分自身でもLovegraphを合計7回体験し、当日は写真展のようにパネルを準備し、展示しました。

私たちの愛の形を見てもらうということはもちろん、撮影してくださったLovegraphrさんへの愛や感謝も込めました。

参列してくれた友達全員分を紹介した分厚い本も作りました。

友達同士で繋がってほしいという思いもあったので、席次表にも友達の情報を書いて、私たち夫婦から友達への愛も伝えられる形にしました

オープニングムービーからエンディングに移るまでも物語調にしました。

エンドロールでは参列してくれた友達全員分の名前も載せました。
この結婚式のタイトルが「GRAPH」なんですが、エンディングで参列者からの愛を受け取って「LOVEGRAPH」になるような締めくくりで終わりました。

そこで涙してくれた方もいたと聞き、嬉しかったです。

4.まとめ

今回は、キャリアと結婚の両立を叶えた村田あつみさんにインタビューしました。

取材を通じて、村田さん独自の結婚観や参列者への愛を伝えることにフォーカスした結婚式など、新鮮な驚きを覚えました。それと同時に、細部にまでご自身のこだわりが宿る村田さんの姿勢が強く印象に残っています。

キャリアと結婚を両立したいなら、まずは絶対に譲れない条件とその他の条件での取捨選択が大切なのかもしれません。ぜひこの機会に、キャリアと結婚についての考え方を深めてみてください。


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