「泣きながらバージンロードを一緒に歩くのが、パパの夢」 —— “やらなくてもいいかも”から“今しかない”へ。 小学生からの幼馴染夫婦が、今、結婚式を決めたわけ

出産やコロナ禍を経て、「もう式はしなくてもいいかも」と思っていたふたりが、なぜいま結婚式を挙げると決めたのか。
その理由は、お父さまがこぼした“ある一言”にありました。
人生のほとんどを共にしてきた澪さんと祐紀さん。
結婚式のきっかけから、情報の多さに迷った式場探し、そして「納得できる選び方」にたどり着くまで——。

トキハナ編集部では、今回このおふたりに長期密着取材を実施。
第一弾では、「なぜ結婚式をやろうと思ったのか?」を起点に、これから式場を探す方にも役立つリアルな選び方のヒントをお届けします。 (文・渡辺優子)

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小学校から、ずっとそばにいたふたり

出会いは、小学校三年生でした。
気づけば、もう25年以上の付き合いになります。

そう話してくださった新婦・澪さんの隣で、新郎・祐紀さんもうなずいていました。

おふたりは、地元の小学校で出会いました。
クラスは違ったそうですが、気づけばいつも同じグループで遊ぶようになっていたのだそうです。

特別に意識していたわけじゃなくて、自然と、気づいたら隣にいるような関係でした。

友達として過ごしていた時間が長かったからこそ、お互いを特別に飾ったり、無理に近づこうとしたりすることもなかった、と澪さんは笑います。

恋人になったのはずっと後。

でも、子どもの頃から、当たり前のように“そこにいる”存在だった。
それが、ふたりの絆の土台になっていました。

「泣きながらバージンロードを一緒に歩くのがパパの夢」

結婚式を挙げることを決めたのは、2023年の年末のことでした。

おふたりには5歳と1歳のお子様がいらっしゃいます。
澪さんが第一子を妊娠中。
すぐには結婚式をする予定はないと話していたときのこと。

酔っていたお父さまから、ふとこんな言葉がこぼれました。

全然しなくてもいいんだよ。いまはそういう時代だし。

でも、パパは澪とバージンロードを歩くのが夢なんだ。

泣くのを我慢して歩くお父さんも多いけど、
パパは号泣しながら歩きたいんだ。

と話していたお父さま。

「扉が開く前に“育ててくれてありがとう”って言われて……もうそれで入場から号泣して歩きたいんだよ(笑)」と、笑いながら語っていたその姿が印象的だったと澪さんは振り返ります。

その言葉を聞いたとき、澪さんは「これは本音なんだ」と強く感じたそうです。

その後、お一人目の出産が落ち着いたタイミングで結婚式をしようと考えていた矢先にパンデミックが。
ご家族の体調を考慮した結果、結婚式は一度断念されました。

その後も出産や引っ越しが続き、次第に結婚式の優先順位は下がっていきました。

そして月日が経ち、お父さまの体調が少しずつ変化し始めたころ——

「このままだと酸素ボンベを使いながらじゃないと歩けなくなるかもしれない」と医師から伝えられます。

正直、それまでは“もう結婚式はしなくてもいいかもしれない”って思っていました。

でもそのとき、“あ、今しかないんだ”って気づいたんです。

親って、ずっとそばにいると思い込んでしまうけど、そうじゃない。
“いま叶えなかったら、もう叶えられないかもしれない”って……一気に現実が押し寄せてきて、涙が止まらなくなりました。

そしてふたりの心にある想いがはっきりと芽生えました。

『パパは昔からカッコつけたがりなところがある。
パパがカッコよく歩けるうちに、叶えてあげたい。』

そしてふたりは、言葉を交わすまでもなく、「今、やろう」と決意を固めました。

式場探しで迷子に。ゼクシィを開いたら、情報の洪水だった

結婚式を挙げると決めたものの、すぐに式場探しの壁にぶつかりました。

まずゼクシィを買って開いたんですけど……
ページをめくればめくるほど、わからなくなりました。

どこも素敵で、情報もたくさん載っているのに、だんだん全部が同じに見えてきちゃって。

何が違うのか、どう選べばいいのか。
気づけば、澪さんも祐紀さんも、情報に押し流されて立ちすくんでいました。

これまで多くの結婚式に参列されてきたというふたり。結婚式についてイメージはついていたものの、自分に合うものは何かがわからなかったといいます。

たくさん選択肢があるのに、むしろ選べない。
そんな“情報の洪水”みたいな感覚でした。

——こんな選択肢がある、こんな形ができる、こんな方法がある。

では、その中から自分たちは何を選ぶ?と考えたかったのに、ネットや紙面だけではわからない。
見学に行こうにも「即決の壁」があり、納得するまで考えられない。

そんなモヤモヤが募っていったそうです。

口コミを頼りに。「悪い評価」から探した理由

そんな中で、澪さんが頼ったのが「口コミ」でした。

私は、悪い評価から先に見るタイプなんです(笑)
いいことだけ並んでいる口コミより、本音が書かれているほうが信用できる気がして……

例えば、“ここはこういうところが合わなかった”っていうリアルな声を見ると、
自分にとって許容できるかどうかが想像できるんですよね。

冷静に、慎重に。
ふたりは、良いことだけではなく、あえて“悪い声”にも目を通しながら、本当に自分たちに合う場所を探していきました。

「トキハナ」に出会ったときの、安心感

そうしてたどり着いたのが、「トキハナ」でした。

これまで見ていた会場が、トキハナに掲載されていなかったことも興味を持ったきっかけの一つ。
それまで、式場探しに対してどこか「身構える」ような気持ちがあった澪さん。

トキハナなら即決や圧迫がなく、きちんと見極められるのではと感じたとのこと。

そうは言っても、実は澪さん、最初は少し警戒していたと話してくれました。

私、ほんとに疑り深いタイプで(笑)。
最初は、“トキハナってなんなんだろう…”って、正直ちょっと半信半疑だったんです。

サービスの仕組みや口コミだけでは、まだ“安心して任せられる”とは思えなかったそう。

でも、トキハナのオンライン相談会を経て、担当の渡辺とメッセージをやりとりして、何気ない質問を重ねていくうちに、少しずつその疑いが晴れていったそうです。

無理に急がされることもなくて。
私たちのペースで、“いまどうしたいか”を聞いてくれたのが嬉しかったです。

焦らせない、押し付けない。
“ふたりらしい選び方”を一緒に考えてくれる存在

この人は、結婚式を本当にいい一日にしたいって思ってる人なんだな、って思えたんです。

今まで何度もされてきたであろう、結末のわかる質問にも、ひとつひとつ丁寧に答えてくれて。
わからないことをそのままにしなくていいんだって思えたのが、すごく大きかったです。

最後は、“この人と、この人がいるトキハナだったら信頼できる”って自然に思えました。

その言葉を聞いたとき、心から嬉しくて、同時に静かに背筋が伸びるような気持ちになったのを、今でもよく覚えています。


【後編へ続く】
次回の後編では、式場見学をたった一日で決めた理由、細やかにチェックしていたポイント、そして「トキハナ」と一緒に進める中で見えてきた本音をお届けします。

▼後編こちら

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