結婚式で見かけることのある可愛らしいテディベア。これはお客様を歓迎するためだけのカワイイぬいぐるみではありません。実は新郎新婦の出生体重の重さがある「ウェイトベア」と呼ばれるものが多いのです。
「ウェイトベア」とは何か
ウェイトベアとは、お祝いする人の出生体重と同じ重さのあるクマのぬいぐるみを言います。子供が生まれたときの出産祝いなどにプレゼントされることもありますが、結婚する新郎新婦のカップルが自分の両親へのプレゼントとして用意することも多いです。
カップルのウェイトベアは見た目も可愛らしく、多くの結婚式で飾られています。
クマのぬいぐるみだけではなく、いろいろなキャラクターのものもあり、「ウェイトドール」と呼ばれています。
お客様を迎えるためのインテリアにも十分
結婚式で見かけるウェイトベアは、新郎と新婦のそれぞれの出生体重を持ったカップルのクマです。ウェルカムボードの横に置かれていることも多く、見た目も華やかなため結婚式にはピッタリです。
何しろ新郎新婦の出生体重を持ったクマと言うことで、多くの参列者の方が持ち上げたり抱きかかえたりすることが多いのです。そのためウェイトベアの存在が場を和ませたり、話題作りのきっかけになったりします。
両親への感謝を込めて作られている
そもそもウェイトベアは新郎新婦を育ててくれた両親への感謝をこめて作られています。多くの結婚式では新郎新婦から両親へ手紙と花束を添えて送ることがありますが、花束はいずれ枯れてしまいます。
その点ウェイトベアはずっと保存ができ、子供が生まれたときの体重を思い出すことができます。こんなに軽かった子供が今ではこんなに立派になって…と、もらった親も感激する方が多いようです。
体重やメッセージの刺繡をいれることも可能
ウェイトベアは、出生体重と同じ重さを楽しむ他にもメッセージなどを添えることもできます。多くの場合オプションになるようですが、クマの足の裏に出生体重や生年月日を刺繍したり、感謝のメッセージを洋服に添えたりすることもできます。中にはクマのぬいぐるみだけではなく、自分好みの動物のぬいぐるみに変更することも可能です。
子供が生まれたらぜひウェイトベアを
結婚式で多く用いられているウェイトベアですが、両親にとってはあげた自分たちのウェイトベアで孫を抱っこする予行練習にもなりそうです。自分たちに子供ができたらぜひあらたにウェイトベアを作ってあげましょう。自分たちの体重とはどのくらい重みが違うのか比べるのも楽しいですし、親子で記念となるウェイトベアが家にあるのも素敵です。
おわりに
ウェイトベアは大切に保管することにより、ずっと手元に置いておくことのできる大切な宝物となるでしょう。自分が生まれたときの体重を感じることにより、精神的な支えにもなってくれそうです。見た目も可愛らしく華やかさもあるウェイトベアを、ぜひ結婚式で活用してみてください。