結婚式で新郎や新婦が入場するとき、美しいBGMや拍手で入場するのも素敵ですが、 何といっても生歌が流れる中の入場は印象深いものとなります。 その美しい歌声を披露してくれる方には、聖歌隊やゴスペルシンガ―がいます。結婚式での生歌演出とはどのようなものなのでしょうか。 ここでは、聖歌隊とゴスペルシンガ―について、ご紹介させていただきます。
そもそも聖歌隊とは
聖歌隊とはそもそも教会で行われる日曜学校などで、神聖なミサ曲を歌うために結成された合唱団です。昔の欧米では教会で結婚式を挙げるのが一般的であり、聖歌隊の讃美歌で新郎新婦が祝福されていました。日本における結婚式場の聖歌隊もその流れを引き継ぎ、新郎新婦を祝福する讃美歌を歌い、結婚式を美しい歌声で演出してくれます。人数は3人前後で歌うことが多いようです。
ゴスペルシンガ―とは
プロのゴスペルシンガ―を結婚式に呼ぶことができます。
ゴスペルの曲は、結婚式に合う曲が多いので、ゴスペルシンガ―を呼ぶのも人気の演出のひとつ。
披露宴で呼ぶことが多いようですが、挙式に呼ぶことが出来る会場もあるそう。
生のピアノ演奏とともに奏でるハーモニーに、ゲストもうっとりすること間違いなしです。
美しい歌声が生で聞ける
結婚式における聖歌隊やゴスペルシンガ―の魅力は、何といってもその美しい歌声にあります。
聖歌隊の方が全員れっきとしたクリスチャンと言うことはあまりないのですが、歌唱力においては実力があり、
式場における聖歌隊の多くは音楽大学の声楽家出身であり、ゴスペルシンガ―も、プロの方がほとんど。
新郎新婦をはじめ、多くのゲストがうっとりするような美しい歌声で結婚式をサポートしてくれます。
人気の曲は
式場の中には、新郎新婦が好きな曲をアレンジして聖歌隊が歌ってくれることもあるそう。
聖歌隊が歌う人気・定番の曲は、
「結婚行進曲」
「讃美歌312番(いつくしみ深き)」
「讃美歌430番(妹背をちぎる)」
「讃美歌429番(愛の御神よ)」
など。
このあたりは定番で、誰もが一度は結婚式で耳にしたことがあるであろう曲ですよね。
ゴスペルでは、
「アヴェ・マリア」
「アメイジンググレイス」
この2曲は定番中の定番。ゲストもうっとりすること間違いなし。
それから、知名度はそこまで高くありませんが、
「I Found Love」
という曲も、「愛を見つけた」という曲名通り、こちらも結婚式にぴったりの曲で、
ゴスペルシンガ―の生歌で会場中が感動に包まれること間違いなしの一曲です。
どんな曲を歌ってくれるのか、
おふたりの希望の曲は歌ってくれるのか、事前に会場に確認しておきましょう。
金額はどれくらいかかるの?
聖歌隊は、予め結婚式の演出の中に含まれているものと、オプションで選べるものがあります。
予め結婚式に含まれている場合はその式場で何度も歌っている聖歌隊の方が多いので、安心して歌声を聴くことができそうです。
オプションの場合は念のためどのような曲を歌うのか、聖歌隊としての経験がある方なのか確認しておくと良いでしょう。
人数や使用する楽器にもよりますが、3~5万円程度が聖歌隊をお願いする費用となりそうです。
ゴスペルシンガ―は、会場によって歌ってもらえる会場、難しい会場があります。
事前に歌ってもらえるかどうか、会場に確認しておきましょう。
ゴスペルシンガ―を呼ぶ場合には、歌ってもらう曲数などによって金額が変わりますが、
10~15万円程度がゴスペルシンガ―にお願いする費用となりそうです。
まとめ
いかがでしたか?式場に響き渡る美しい生の歌声は、素晴らしい結婚式を印象付ける最高の演出です。
歌われる曲も結婚式に相応しい門出を祝う曲が多いので、新郎新婦にとってはこれからの新婚生活を応援してくれるような幸せな気持ちにもなります。
自分たちのためだけに誰かが歌ってくれるという経験はなかなかないので、結婚式における生歌の演出は特におすすめです。