席札は、ゲストひとりずつの名前を書いたペーパーアイテムで、結婚披露宴の席を示すためにゲストテーブル上に置かれます。
また、ゲストに席を案内する以外の役割やトータルコーディネート効果も。
今回は、席札の役割や手作りアイデアをご紹介します。
結婚式の席札とは?
結婚式の席札とは、結婚式に招待したゲストがどのテーブルのどの位置に座るかを確認するものです。
席次表が全体像を表すものであるのに対し、席札はゲスト一人ひとりをお迎えするという役目があります。ゲストは席札で座る位置が確認できますので、用意することで混乱なくゲストをお迎えできます。
席札の正しい書き方
席札には一定のルールがあります。
特に、敬称についての表記は間違いがないように用意することがポイントです。
ゲストには名前のあとに必ず「様」をつけます。ただし、新郎新婦の家族にはつけません。
10歳未満など小さいお子さんがゲストの場合は、「くん」や「ちゃん」を付けるのが一般的です。
プロに依頼する場合も新郎新婦自ら確認した方がよいでしょう。
席札の裏側の使い方
席札は表にゲストなどの名前を書くことになりますので、裏側は何も書かれていなくても問題ありません。
しかし、裏側をあえて有効活用する方法もあります。新郎新婦からのメッセージなどを裏面に記載しておくと、おもてなし度がぐっとあがるでしょう。
表面はきっちり印刷した文字で名前を記載し、裏面は手書きで手作り感を演出する方法もあります。
手作りする方法と外注する方法がある
席札は、プロに外注して作ってもらうこともできますが、基本的には紙製ですので、自作することも比較的簡単にできます。
最近では、ゲストへのおもてなしの一環として手作りする人も多くいます。自作することによって、個性的でゲストに喜んでもらえる席札を作ることができるでしょう。最低限、敬称などのルールを守れば、自由に制作できます。
オシャレな席札のDIYアイデア8選
♠席札ロゼット
ゲストの名前が入ったブローチタイプの席札。結婚式中に身に付けてもらうと、写真にも写り込んでオシャレなパーティに。男女別やテーブル別にカラー分けをすればテーブルコーディネートの一部としても楽しめます。
♠ドライフラワーをアレンジ
小さなドライフラワーのブートニアに名前タグを結びつけたり、コルクに取りつけて席札スタンドとして使っても素敵。ゲストによって花の種類を変えても可愛い!
♠シーリングスタンプをON!
シンプルに印刷した席札に、シーリングスタンプを押すだけでおしゃれ度がアップ!好きなカラーのシーリングワックスとスタンプのデザインで楽しんで。
♠プチギフトに飾るアイデア
ひとくちサイズのチョコレートやマカロン、カップケーキなどのお菓子に、ネームカードを付けて旗を立てるようにさすと、ちょっとしたプチギフトにも。
♠和のウェディングをおしゃれに
折り紙の鶴にネームカードを取り付けて使うアイデア。和柄に限らずドット柄や花柄など好きなデザイン&カラーの折り紙を使えば、おしゃれで可愛らしいコーディネートに。
♠トーションフラワーに取りつけるアイデア
口元をふくナフキンに添えたトーションフラワーに、さりげなく席札を添えて。
♠タグ風の席札にタッセルを装飾
クラフト紙やコットンペーパーなどにシンプルに印刷したネームカードに、ハトメパンチとタッセルで装飾しただけでも洗練された雰囲気に。
♠スターフィッシュ(ひとで)のシェルを使った席札
海や夏をテーマにしたウェディングにぴったり!テーマカラーのリボンやパールビーズなどで装飾すると素敵ですよ。
結婚式のペーパーアイテムをお揃いにすると効果的
個性的な席札といっても、なかなかイメージがわかないという人は、結婚式関連のペーパーアイテムをトータルコーディネートするとよいでしょう。
結婚式の招待状と席次表、そして席札のデザインやカラーを統一すると一気にオシャレに。新郎新婦のおもてなしの気持ちを表せる効果的な演出につながるはずです。
まとめ
席札は、結婚式に招待したゲストに対して新郎新婦が最初に行うおもてなしをする機会でもあります。
感謝の気持ちを込めてお迎えするつもりで心を込めて作ることができれば、新郎新婦の気持ちはゲストに伝わるはずです。