披露宴の準備を進める中で、意外と迷ってしまうのがゲストがどの席に座るかを決める「席次」のこと。ゲストの顔ぶれを想像しながら「あの子はこの席にした方が話しやすいかな」「このテーブルは盛り上がるかな」などギリギリまで悩んでしまう人も少なくありません。 席次を決めるにあたっては、まずテーブルレイアウトを考えることから始まりますが、実はこのレイアウトがきちんと考えられているかどうかが、ゲストの居心地に大きく影響します。 今回は、「アルカンシエル横浜」の方に、結婚式でゲストが満足するテーブルレイアウトについてお話を伺ってきました。(取材:トキハナ編集部/文:marco)
目次
1. テーブルレイアウトにはどんな種類がある?
一般的に、披露宴で多くみられるのは丸いテーブルを均等に並べた、「ちらし型」と呼ばれるレイアウト。会社関係、友人、親族など、ゲストのグループごとに席を用意するため、ゲスト同士の会話がしやすく、また円になっているのでお互いに顔を合わせやすくなります。どの席からも新郎新婦が見えやすく、人数の増減にも対応しやすいのが特徴です。
最近増えているのは、メインテーブルに対して長テーブルを垂直に配置する「くし型」と呼ばれるテーブルレイアウト。晩餐会スタイルとも呼ばれ、海外のおしゃれな結婚式のようになると花嫁の注目度が高いスタイルです。メインテーブルに背を向けるゲストが少ないため、新郎新婦からゲストが見渡しやすいのが特徴。落ち着いた雰囲気にもなります。
また、少人数の会食に適しているのは横長のテーブルを使ったオーバル型。新郎新婦も同じテーブルにつくため会話もしやすく、ゲスト間でも話が盛り上がります。アットホームでカジュアルなパーティーにぴったりのレイアウトです。
2. ゲストに気を遣わせない!新郎新婦がつくる自由なテーブルレイアウト
テーブルレイアウトはゲストの人数や顔ぶれによって、配置を変えられるのが理想ですが、通常は披露宴会場のスケールにあわせて収容人数が決まっていることが多く、使用できるテーブルやレイアウトの仕方までは選べないところがほとんど。「気に入った会場があったけど、長テーブルが使えない会場だった」など、新郎新婦の望むセッティングができないことも珍しくはありません。
こういった会場が多い中、「アルカンシエル横浜 luxe mariage 」のすごいところは、新郎新婦の希望にあわせてテーブルレイアウトを自由に動かせるところ。丸テーブルのみ、長テーブルのみ、あるいは丸テーブルと長テーブル両方を使ったレイアウトが、複数あるどの披露宴会場でも対応できるのです。ゲストテーブルだけでなく、最近人気が高まっているメインテーブルをなくした新郎新婦席のソファアレンジを取り入れることも可能です。
そして何よりも、テーブルレイアウトが選べることは、参加するゲストの居心地のよさを格段にアップしてくれます。テーブルが選べない場合は、本来同じテーブルにしてあげたいゲスト同士が離れてしまったり、人数調整のためよく知らない人と同席になったりと、ゲストもそれなりに気を遣うことが多いもの。ですが、レイアウトが選べることでそういった心配がなくなり、結婚式を心から楽しむことができるのです。テーブルレイアウトまで柔軟に変えられることで、本当の意味での貸し切りパーティーが実現するのではないでしょうか。
3. テーブルレイアウトにはゆとりも必要!安定したサービスをゲストに届けられる
テーブルレイアウトを考える際に気を付けておきたいことは、配置の仕方以外にもあります。例えば、参列した結婚式の披露宴で、会場の大きさに対してテーブルが多すぎてしまい、ちょっとした移動に気を遣ったという経験はありませんか?新郎新婦にしてみても、レイアウトがあまりにも詰められていると、ドレスの裾をさばきながらテーブルラウンドをするのは一苦労。
「アルカンシエル横浜 luxe mariage 」の披露宴会場は全部で3タイプありますが、どの会場もゲストに負担がかからないよう収容人数にゆとりをもっています。会場内の造りの部分でも、明るい自然光が入る吹き抜けの天井や緑のあるインナーテラスがあり、空間に奥行きがあるのも特徴。会場にゆとりがあることで、動線が確保され動きがとりやすく、ゲストへのサービスの安定にもつながっているのです。
4. まとめ|テーブルレイアウトは楽しい時間を過ごすためのベース
テーブルレイアウトに気を配ることは、料理や会場装飾などと違い、見た目では伝わりづらくおもてなしとしては印象が薄いかもしれません。しかし、ゲストに楽しい時間を過ごしてもらうためのベースとなる部分。結婚式場を見学する際には、会場の雰囲気や料理の味を確かめるだけでなく、会場のレイアウトや招待人数に柔軟に対応してもらえるか、といったところもぜひチェックしてみてください。忙しい中参列してくれるゲストのためにも、ベストのレイアウトで結婚式に臨んでくださいね。