「“ふたりらしい結婚式”って、具体的にどうすればいいんだろう？」
「私たちのやりたいことを、本当に理解してくれる式場ってあるのかな？」
結婚式のスタイルが多様化する中で、自分たちの価値観を大切にしたいと願うカップルが増えています。その想いは、今や新郎新婦だけでなく、結婚式場側にも大きな変化を促しています。
トキハナは、2025年に実施した計12回の調査結果をもとに、2026年の結婚式のトレンドを【結婚式の大変革時代】と予測しました！
これまでは新郎新婦（主催者）側が中心となって進めてきた“自分たちらしさ”の追求が、2026年はいよいよ結婚式場側も本格的にアップデートを進め、業界全体で新しい結婚式の形を創り上げていく、まさに“大変革”の年になると考えられます。
この記事では、トキハナが予測する2026年の結婚式の具体的なトレンドと、その変化をリードする式場の声、そしてこれからの時代におふたりが後悔しない結婚式を挙げるためのヒントを、詳しくご紹介します。
（文：トキハナ編集部）
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目次
2026年は【結婚式の大変革時代】へ！主催者と式場の“両輪”で進むアップデート
トキハナでは、これまでも「パーソナライズ婚」や「脱・主役婚」といった、カップルの価値観の変化を捉えたトレンドを発信してきました。
2026年、その流れはさらに加速し、いよいよ業界全体を巻き込む大きな“うねり”となると予測。
実際に、トキハナが発信した「LGBTQ+対応マニュアル」や「令和型ウェディングパーティ」には約200もの式場から賛同が寄せられるなど、式場側も新しい価値観を受け入れる動きを広げています。
これは、新郎新婦だけでなく、結婚式を提供する“式場側”も、新しい価値観へと大きくアップデートを始めている証拠。
主催者と提供者の“両輪”が揃って動き出すことこそが、2026年を【結婚式の大変革時代】と呼ぶ最大の理由です。
では、結婚式は、具体的にどのように変わっていくのでしょうか？注目の5つのキーワードで見ていきましょう。
トレンド1：単価は上昇、“こだわり重視”の結婚式へ
結婚式市場全体は縮小傾向にあるものの、1組あたりの平均単価は前年の373.3万円から395.8万円*へと増加しています。
*大手3社IR情報よりトキハナが分析/出典： 株式会社ノバレーゼ、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ、アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 2025年 IR資料
これは、かつてのように「定番演出」が半ば義務化されていた時代から、おふたりが“本当にやりたいこと”を取捨選択し、こだわる部分に費用をかけるスタイルが浸透してきたことの表れです。
出典:シングスアオヤマオーガニックガーデン（THINGS Aoyama Organic Garden. dth）
過去のトキハナの調査でも、52.0%が慣習的な演出を「取り入れたくない」と回答しており、「みんなと同じ」ではなく「自分たちらしい」ことへの投資を惜しまない傾向が強まっています。
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トレンド2：スタイルは“披露宴”から“ウエディングパーティ”へ
結婚式のスタイルも、新郎新婦をお披露目する儀式的な「披露宴」から、ゲストと自然体で楽しむ「ウエディングパーティ」へと大きくシフトしています。
過去の調査では、定番とされる「父と歩くバージンロード」の実施率は約5割、「花嫁の手紙」は約4割に留まるなど、儀式的な演出よりも“ゲストと一緒に過ごす時間”を重視する傾向が鮮明になりました。
お色直しをせず歓談時間を増やすなど、よりフラットで自由なパーティ形式が2026年の主流となるでしょう。
トレンド3：ゲストが主役！「参加型演出」が新たな定番に
結婚式の中心が「新郎新婦が注目されること」から「ゲストとの時間を共有すること」へと移り、ゲストが積極的に参加できる演出が人気を集めています。
出典:アニヴェルセル 大阪
過去の調査では、「主役は自分たちではない」「ゲストが主役」と考えるカップルが32.7%にのぼり、実際に「ゲストと一緒に楽しめる演出を取り入れた」カップルは52.0%と過半数を超えています。
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トレンド4：ご祝儀・招待状もアップデート！結婚式のDXが本格進化
結婚式のDX（デジタルトランスフォーメーション）も、2026年にはさらに本格化。
例えば、以下のような事例は今後さらに進んでいくと予想されます。
■ご祝儀のキャッシュレス化
過去の調査で約6割が賛成したキャッシュレスご祝儀は、「受付の負担軽減」や「現金の管理不要」といったメリットから、導入するカップル・対応する式場がさらに増えるでしょう。
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■Web招待状のコミュニケーションツール化
すでに約7割が利用しているWeb招待状。
2026年は、単なる出欠確認ツールから、ふたりのプロフィールムービーやメッセージを掲載し、結婚式当日への期待感を高めるコミュニケーションツールへと進化します。
「トキハナWeb招待状」のように、ゲストが“ふたりを知ったうえで参加できる”仕組みが、より重要になっていきます。
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トレンド5：“提案力の高い式場”が選ばれる時代に
「自分たちらしい結婚式をしたい」という想いが強まるほど、重要になるのが式場側の「提案力」です。
ただ施設を貸すだけでなく、おふたりの想いを深く理解し、期待を超えるアイデアや最適なスタイルを提案してくれる式場が、これからは本当に支持される時代になります。
以下では、先陣を切って、新しい結婚式の形をカップルと共に創り出している式場を一部ご紹介します。
■アニヴェルセル 大阪
出典:アニヴェルセル 大阪
「形式よりも体験価値が問われる」とし、挙式前に家族と過ごす「ファミリーミート」や、ゲストに直接感謝を伝える「ワンモアチアーズ」など、心地よい“ふたりらしさ”を提案。
■IWAI OMOTESANDO
出典:イワイ オモテサンドウ（IWAI OMOTESANDO）
「ゲスト中心の結婚式」を掲げ、慣習やルールに囚われず「目の前のお客さまが何をお求めなのか」に真摯に向き合う姿勢を貫く。
■THINGS Aoyama Organic Garden. dth
出典:シングスアオヤマオーガニックガーデン（THINGS Aoyama Organic Garden. dth）
華やかさや主役感だけでなく、「心が動く」「伝わる」体験を重視。過度に作り込まず、自然体で自分たちらしさが伝わる時間を届ける。
■アールベルアンジェ名古屋
出典:アールベルアンジェ名古屋
「会場の規程そのものを変える」革新的な取り組み。
持ち込み料完全無料やペット同伴可など、多様な希望を受け入れる体制を整備。
これらの式場に共通するのは、カップルの価値観に寄り添い、新しい結婚式の形を共に創り出そうという強い意志。
これからの式場選びでは、こうした「想い」や「姿勢」にも注目してみることが、最高のパートナー会場を見つける鍵となりそうです。
まとめ：最高の結婚式は、「ふたりらしさ」を理解してくれるパートナーと創る
2026年、【結婚式の大変革時代】。
それは、画一的な“正解”がなくなり、おふたりと、おふたりの想いを理解してくれる式場とが、一緒になって最高の結婚式を創り上げる時代の幕開けです。
トキハナのブランドマネージャー神田裕子も、カップルのニーズはすでに“自由で温度のある体験”へと動いていると言います。この変化に柔軟に対応し、主体的に変革できる式場こそが、これからの時代に選ばれるパートナーとなるでしょう。
トキハナは、こうした価値観の変化に寄り添い、カップルの声と業界の現場をつなぐ立場として、式場とともに新しいスタンダードを創っていきます。
形式ではなく価値観に寄り添うこと。
誰もが“自分たちらしい選択”を当たり前にできること。
その実現こそが、この大変革時代を前向きに進める鍵になると考えています。
この記事が、おふたりにとって最高のパートナーとなる式場を見つけるための一助となれば幸いです。
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